私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

尖閣諸島沖での支那漁船衝突事件の捜査は終結していない

2011年01月21日 23時36分04秒 | 支那関連

尖閣映像流出:元海上保安官、起訴猶予に 中国人船長も

  沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突とビデオ映像流出事件で、東京、那覇両地検は21日、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で書類送検されていた第5管区海上保安本部の一色正春・元海上保安官(44)=退職=と、公務執行妨害容疑で逮捕、送検された後に釈放された中国人船長を、それぞれ不起訴処分(起訴猶予)としたと発表した。これにより一連の事件の捜査は終結した。

 昨年9月7日、尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突、翌8日に漁船の中国人船長が公務執行妨害容疑で逮捕されたが、那覇地検は勾留中の25日、日中関係への影響などを考慮して釈放した。

 11月には動画投稿サイト「ユーチューブ」に事故の映像が流出。警視庁は「自分が投稿した」と名乗り出た一色元保安官を12月22日、国家公務員法違反容疑で書類送検した。元保安官は同日、停職12カ月の懲戒処分を受けて退職していた。
毎日新聞 2011年1月21日 

(引用終了)


 昨年の9月に、沖縄・尖閣諸島沖で発生した海保巡視船と支那漁船の衝突事件で、当時、官房長官であった仙谷由人氏の支那に配慮し、譲歩することが国益に叶うとする弱腰な対応に、良識ある国民は呆れると同時に憤った訳であり、菅改造内閣で官房長官は辞任したものの、憲政史上最低の官房長官とあったことは間違いないであろう。  

 公務執行妨害容疑で逮捕、送検された支那人船長は、処分保留のままなぜか釈放され、それは那覇地検の判断によるものだと仙谷氏は述べていたが、良識ある国民は仙谷氏の政治的圧力によって釈放されられたと思っており、裁判にかけるべき容疑者を支那に配慮するために釈放させた仙谷氏の責任は極めて重大であり、議員辞職に値すると言っても過言ではない。  

 また仙谷氏が、支那漁船が巡視船に衝突する様子が記録されているビデオ映像を公開しなったことから、支那は世界に向けて日本側に責任があるかのように吹聴し、日本を貶めようとしたが、海上保安官であったsengoku38氏によって公開され、日本側に何ら非がないことが国民や世界の人々にも知れることとなり、支那の主張は全くの出鱈目で、上げた拳を下ろさざるを得なくなり、大恥をかくことになってしまった訳である。  

 ビデオ映像を勝手に公開したとして保安官は国家公務員法(守秘義務)違反容疑に問われ、書類送検され、停職処分を受けた後に依願退職しているが、仙谷氏が最初から公開する判断をしていれば、優秀な保安官が職を失う事もなかったと言えるし、であるから仙谷氏は官房長官を辞任しているとはいえ、sengoku38氏に謝罪したらどうかと言いたくなる。  

 報道によれば東京、那覇両地検は21日、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で書類送検されていたsengoku38氏と、公務執行妨害容疑で逮捕、送検された後に釈放された支那人船長を、それぞれ不起訴処分(起訴猶予)としたと発表したそうである。  

 海保職員であれば容易に入手できる程度の機密性のないビデオ映像を公開したとしても、国家公務員法(守秘義務)違反容疑として起訴するまでもないとして不起訴処分としたのは当然だが、支那人船長の場合はビデオや物証もあることから、起訴し裁判となれば間違いなく有罪になる可能性がありながら、既に支那に帰国しており日本にいないとの理由だけで不起訴処分したとなればまったく理解出来ない。  

 支那人船長が不起訴処分になったとは言え、未だに解決していない問題もあり、それは支那が被害を受けた海上保安庁巡視船の被害の賠償をしていないこととで、この件は官房長官であった仙谷氏は支那に賠償請求すると述べていたが、被害を受けた巡視船は修理が終わり現場に復帰している筈で、ならば、どの程度の損害で、金額も分かっているであろうから、仙谷氏は責任をもって支那に請求すべきであろう。

 また、ビデオの後半部分が未公開であるのも不可解で、支那人船長や船員が逮捕される場面を是非とも見たいとする国民も多い筈であり、支那人船長が不起訴処分になったことから、裁判用の証拠ではなくなり、秘密とは言えないからして、公開しても何ら支障はなく、支那を牽制するためにも公開が筋ではなかろうか。  

 さらに支那人船長が不起訴処分になったことは不服だとして、検察審査会の対象となることは確実であり、おそらく、起訴相当と議決されるであろうから、尖閣沖で何があったのか裁判の過程で国民は知ることとなる訳である。東京、那覇両地検とすれば、この事件の捜査は終結したと思っているかも知れないが、巡視船を故意に破壊しても何の処分も受けないとの前例を作ってはならず、支那が尖閣の領有を主張し続けている限り、同様な事件が再び起こるおそれがあり、であるから捜査は終結したとはとても言えないであろう。
(2011/01/21)