きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」

2017年12月23日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)


美しかった。
精細な絵も美しいし、白一色も美しい。

ポンパドゥール夫人は珍しい鳥が好きだそうで、

彼女のためのセーブルには南方っぽい鳥が描かれていた。
取っ手が山羊の壺が見事だった。

紺色は焼きあがると枠からはみ出すから、
後塗りの金装飾で誤魔化したんだって。

一部のエリアは撮影可。
こういう美術展は、
贅を尽くした王侯貴族発注の作品を見るために行くので、
ラストに展示される現代の作品は
予算の桁が違いすぎることもあり
見ていてそんなに楽しくないことが多いけど、
草間彌生の作品は貴族用作品に負けないインパクトがあった。


伝統を守り伝えることは必要だとは思うけどね。

工房にはゲストアーティスト制度があるようで日本人も参加。
日本人らしい作品だね。
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「タカラヅカスペシャル2017 ジュテーム・レビュー -モン・パリ誕生90周年-」(中継)

2017年12月22日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)


第1部は組コーナーとトップコンビシャッフル。
組コーナーは笑いなしで粛々とメドレー。
衣装も色違いだけどデザインどの組も同じ。
娘1の衣装が無駄に豪華なヒラヒラがたくさんのミニスカに白ブーツで
「ダサい!」と思ったけど、
そういえばダーイシ演出と思い出し納得。
ダーイシはミニスカ好きだから。

シャッフルは
真風&ちゃぴでファントム
だいもん&ゆきでカメロマ
たまきち&きほでパリ空
みりお&まどかでアデューマルセイユ。

各組初演のパリorフランスにちなんだ作品なんだろうけど、
なぜ、パリ空!
よりによってパリ空!!

組コーナーでは
としちゃんがクリタカを歌ってて。
全ツにいなかったのにー。

咲ちゃんのマトカが聞けて満足。

第1部冒頭で、理事に娘1が一人ずつ絡むんだけど、
ちゃぴの膝折が凄かった。
ちゃぴとゆきちゃんは組んだことがあって
真彩ちゃんがこれからなのよね。

第2部は理事メインの階段黒燕尾服ダンス。
続いて客席と舞台の掛け合い。
レポーターの咲ちゃんが客席から1名選び、
お客さんの「どうしたらいいの私、生きていけない」に
だいもんトートが「死ねばいい」と返す。
だいもんはシシィも練習したとのこと。
たまきちが来年は自分がシシィ、と言いかけて止める。
幅がダメ!の圧を感じたらしい。
本公演、新公、代役稽古を含めると
たまきち以外はトート経験。
さらにみりおが3人ルキーニ!と言うと
だいもんが「自分はフランツ」と。
みりお「もう少し打ち合わせすれば良かったね」

みりおはゾフィーをやりたいと。
シシィが3人なら早起きしないと。
4時半から順々に起こしていく。

だいもんがやると言ったとき、たまきちがなにか言いたげだった。
真風の立候補は全員がブーイングしかけるが、
「後ろの方に立ちます、遠近法を使います」の言葉にみな納得。

そのあとはトップのソロ。
レビュー関連曲なのかな?
真風は「ザッツレビュー」、
だいもんは「夢人」、
たまきちは、わからないわ、
みりおは高嶺ゆきちゃんの「僕のこの愛~」。
理事が1曲。
娘1全員エトワールはモンパリ。


全体的に、最下級生でタカスペ2回のたまきちがいじられ役。
たまきちだけパリに行ったことがないのをいじられたり。
オチになるのがわかりつつ、どっしり受け止め
ちゃんと笑いに持って行く姿に頼もしさを感じました。

将来を示唆するアップの抜きは特になし。

ただ、あれだ、
いままではどうかよく覚えてないけど、
新専科は各組2番手と3番手の間なのがハッキリした。
マギーちゃんは、みやちゃんの下ということね。
月組は、たまみやれいこ、が確定。

指揮は佐々田先生です。
Love一郎です!!!


組コーナーではパロディは無かったけど
今年1年をまとめて聞けるのは楽しい。
このために、できるだけの演目を見ているのだ!
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「婚約者の友人」

2017年12月22日 | 映画
婚約者を第一次世界大戦で亡くしたドイツ人女性。
ある日婚約者の墓に花を手向ける男性の姿を見る。
彼は敵国のフランス人。
婚約者とはどんな関係だったのか。

キリッとしたヒロインが美しかった。
フランス人の男はやっぱり愛のために泣いた。

モノクロとカラーが混在。
たぶんカラーはヒロインの心が動いているとき。
恋の衝動があるとき。
フランス野郎はフランス映画によく出てくるタイプで
最終的にはムカつく。
が、彼の痛みは本物だし、
婚約者の要望も戦地ならでは、
でも真実だったんだろうな。

フランス野郎の優しさに救われた人も多いけど
傷ついた人もいる。
やるせないけど、メロドラマだけど
細やかな気持ちの流れを堪能した。

フランスの酒場で、
軍人を見た客がフランス国歌を歌いだす。
最後は全員で。
ヅカでよく見る場面だし、
元ネタはカサブランカなんだろうけど、
そうか、世界の皆さんもこの流れが好きなのか、と思った。

優柔不断なフランス野郎はどことなく未涼まっつ似。
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「人生はシネマティック!」

2017年12月22日 | 映画
国威発揚映画の脚本チームに加わったカスリンはコピーライター。
男性が徴兵され人手不足の新聞にピンチヒッターで制作したコラムが
軍の目に止まったのだ。
「信憑性&娯楽」をモットーに
ダンケルクで活躍した双子姉妹が主役の映画を作ろうとする。
軍はたんなる国威発揚ではなく、
女性の支持を得られるように、
(参戦を渋っている)アメリカ人に受けるように、
などの無理難題を言ってくる。


テンポ等いまいちピリッとしない部分はあるものの、
映画づくりの過程が見えて面白かった。
まず話の点(起承転結)を書き出し、肉付けをし、流れを作り、
それを元に脚本を作り、役者を集め、撮影へ。

費用は軍がもつとはいえ、口を出しまくり。
目的が目的だけに脚本家は従わざるを得ない。
その攻防も含め、映画って、映画づくりって素敵だな、と思った。

ビル・ナイのロートルぶりも、
アメリカ軍人の大根ぶりも、
すごく良かった。

今年はノーラン版の「ダンケルク」を見てたので、
この映画の中でどういう話を作りたいかもよくわかった。
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ

2017年12月20日 | 映画


主役はルークだった。
彼の物語を見ることができて幸せだった。
薄い水色の瞳は美しかった。
最後は麻原ショーコーだった。

3部作の真ん中、という時点で
若干ネタバレ気味。
ここで終わるはずがないよな~、とかとか。

懐かしい人(?)も出てきた。
オビワンへ頼むレイアの映像もあった。

ミレニアムファルコンは
いつものヒュンヒュン飛行があります。
2Dでも少し酔います。

パイロットが暴走しすぎ。
アダム・ドライバーの芝居は繊細。
チューイは私の物
新キャラのピヨピヨは賑やかしにもならないぐらい
出番はあんまりない。

「綺麗じゃない方のサモハン」は、
芝居自体はいいんだけど、
あの位置の役にあのビジュアルって
どこ狙いなんだろう。
謎すぎる。
多人種起用が目的にしても謎すぎる。
アメリカでは有名人なんだろうか。
エピソードはちょいタマルか。

ちょっとしか出番はなかったけど
ベニチオが実に魅力的だった!!

先の皇帝陛下に比べると、スノークはショボい。
ビジュアルからしてショボいけどさー!
まあ、レンはスノークぐらいがお似合いかな。
先の皇帝陛下はベイダー卿がひざまずくのが似合う方だった。


エンドロールの「姫」への言葉に涙。

In loving memory of our princess Carrie Fisher

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ゼリーのイエ(2回目)

2017年12月19日 | 美味しいもの
夏に注文したときは
説明書とは微妙に違うゼリーばかりだったし
他のゼリーも食べてみたかったので
季節を変えて再度ポチッとしました。

じゃじゃん!

相変わらず美しい。

1個目。
キャラメルゼリー。



中は甘めのキャラメルゼリー。
(余所で紅茶と書きましたが誤りでした)

2個目。
カルピスゼリー。



上部は葡萄ゼリー。

3個目。
メロンゼリー。



中はヨーグルトとクリームチーズをブレンドしたムース。

4個目。
ミルクゼリー。



中はチョコムース。

5個目。
ブルーハワイ。



中はヨーグルトムースに色とりどりの小粒ゼリー。

夏に取り寄せたときは全てゼリーの層でした。

前回はムース少なめゼリー多めなような気がします。
たまたまなのか、季節なのか。

6個目。
カフェオレゼリーかコーヒー牛乳ゼリー。
(説明書に無いゼリーなのでいまいち確信持てず)



中はミルクムースかな。

7個目。
ミックスゼリー。



カシスミルクメロンミルクの4層。
中のムースはヨーグルトかな。
説明書どおりに見えて、ムース入りでした。

8個目。
レモンゼリー。



はちみつレモンゼリーの中に
ヨーグルトムース、細かいゼリー。


どれも美味しかった!
今度は春ぐらいに頼んでみようかな。
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ベジャールの「くるみ割り人形」(2日目)

2017年12月17日 | バレエ・ダンス





今日は妙なブラボー隊はいない。
良かった~。

ずっとベジャールの話として見ていたけど、
黒燕尾服Sからキスされた母を見て、
彼女は、自分はもう死んでいて、
Mの魔法で息子の夢の中で
息子に会っているのを理解する、。
その姿に母を思い出してボロボロ泣いた。
母も私に会いたいと思ってくれているかな。


古典へのオマージュは、
バヤ以外に、
母に捧げる花は「ジゼル」
黒燕尾服Sなどのキスは「眠り」かな。
なんとなく。


木村さんはMの中でも
複数のキャラを演じ分けている。

政本さんの方がはっきりした演技で私の好み。


グラン・パ・ド・ドゥの男性ソロ、
昨日は総力戦で何名かで踊ったけど、
今日は秋元さんだけだった。
弾くんが不調?水香ちゃんが生彩を欠いたのはそのせい?

川島さんはスタイルがいいね。
踊りも波に乗って充実感たっぷり。


昨日が5階、今日が1階で見たためだと思うにしても、
政本さんの母が良かった。
自分に置き換えられた。
鏡越しの別れにも泣いた。

宮川くんは間近で見ると、ニャンよりチューだね。

本編カテコで、真ん中で何回も拍手を受ける木村さんは、
泣く、と、笑顔、が交互。
「ありがとう!」と生声で謝辞。


木村さん退団セレモニー。
幕が1度閉まり、開き、ベジャールの語りで使ったモニターに
木村さんの略歴(文字)、いままでの主な役(写真)が出る。
(バクティの写真が無かった。残念。)

飯田さんからの挨拶。15歳で入団、力弥は17歳、月に寄せるは19歳、
など、経歴紹介を経て、特別団員賞授与。

踊らないけど、舞台でまたお目にかかる、
と言っていたので、眠りの王様などでは出演するのかな。

木村さん退団挨拶から。
いまはいないけど、高岸直樹、首藤康之、後藤晴雄、
ライバルがいたから自分も成長できた。
けして仲は良くなかったけど。

バレエは一人では成立しない、舞台美術、衣装、照明、群舞など、
たくさんの人の力で作られる。
謝辞と、
後輩へはこれからも厳しくするよ!宣言。

十市くんについて、外人の中で誰よりも高く飛びたくさん回り
日本人として誇らしかった。
指導面でも目標にしている。

ライバルの名前には、男性陣の他に、
ユカリューシャ、吉岡さん、佐野さん、井脇さんの名前も。


私が見ていた東バはこれにて終了だけど
次が続くと信じています。


【配役等】
ビム:岡崎隼也
母:政本絵美
猫のフェリックス:宮川新大
M ...:木村和夫
妹のクロード、プチ・ファウスト:秋山 瑛
メフィスト:高橋慈生
光の天使:岸本秀雄、和田康佑
妖精:吉川留衣、三雲友里加
マジック・キューピー:飯田宗孝

スペイン 闘牛士:吉田 蓮、海田一成、樋口祐輝
中国 バトン:岸本夏未
アラブ:沖香菜子
ソ連:二瓶加奈子-井福俊太郎
フェリックスと仲間たち(フェリックス):宮川新大
パリ:奈良春夏-ブラウリオ・アルバレス
グラン・パ・ド・ドゥ:川島麻実子-秋元康臣

◆上演時間◆
第1幕  14:00~14:55
休憩      20分
第2幕  15:15~16:10
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「オリエント急行殺人事件」

2017年12月16日 | 映画
認めないー!
というほどの怒りはないけど、
予告で見たとおりの「違うよな」感は拭えず。
武田鉄矢が坂本龍馬を演じたかったように、
ケネス・ブラナーも、外見が全く違っても、
ポワロを演じたかったんだろう。
仕方がないよね。

ただ、ビジュアルはともかく、
灰色の脳細胞が伝わってこなかったのは残念。
アクションがあったせいもあり、
無駄に熱血なんだけど、
彼ならではの新ポワロにはならず、
中途半端感満載。
仕方がないけどねー。

英国人から見ての「勿体ぶった」かんじがねー。
ないんだよねー。
英国人なんだよねー。

キャストはハマっていたけど、
う~ん、やっぱり、バーグマンを求めちゃいかんしなー。

ポルーニンは必要だったのか?

74年版は列車内は豪華だし、
乗客もセレブで別世界に思ったけど、
今回はそれほどには見えないのは、
私が大人になったせいかな。
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ベジャールの「くるみ割り人形」(1日目)

2017年12月16日 | バレエ・ダンス


秋元さんはかなり古典寄りだけど踊りはキレキレ。
宮川くん、猫。
岡崎くん、少年。
天使たちは先輩ほどのインパクトは無い。
妖精、色っぽい。

1幕終盤、渡辺さんの踊りに対し、
しつこい勘違い的なブラボー連呼が入り
雰囲気台無しになりかけたけど、
飯田キューピーが全部持って行った。


「ロシアはもうない」に、いろいろ思う。
いまは「ソ連はもうない」なんだよね。

2幕はやっぱり楽しい。

黒燕尾服の男Sは奈良さんだよね。
妖精で、すーちゃんとあいあいが対でこんな役だったよね
と思いつつオペラグラスで見たらすーちゃんがいてビックリ。
すーちゃんと奈良さんが似てるのよ。

水香ちゃんは少しふっくらした?
特に下半身が。ちえちゃんの影響はなくなったみたい。

退団の渡辺さんは、
うーん、吉岡さんほどの母性がなく、
ラストも死が別つ、から遠かったな。


【配役等】
ビム:岡崎隼也
母:渡辺理恵
猫のフェリックス:宮川新大
M ...:秋元康臣
妹のクロード、プチ・ファウスト:沖香菜子
メフィスト:高橋慈生
光の天使:ブラウリオ・アルバレス、岡﨑 司
妖精:奈良春夏、伝田陽美
マジック・キューピー:飯田宗孝

スペイン 闘牛士:杉山優一、吉田 蓮、海田一成
中国 バトン:中川美雪
アラブ:柿崎佑奈
ソ連:伝田陽美-井福俊太郎
フェリックスと仲間たち(フェリックス):宮川新大
パリ:川島麻実子-岸本秀雄
グラン・パ・ド・ドゥ:上野水香-柄本 弾


◆上演時間◆
第1幕  14:00~14:55
休憩      20分
第2幕  15:15~16:10
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「夜叉」(午前十時の映画祭8)

2017年12月16日 | 映画
「酒場の女のために、15年連れ添った女房と子供3人を捨てる」
という男のロマンは理解できんなあ。

と怒りさえ感じたけど、
田中裕子の位置を男にしたら
自分的には腑に落ちる話になった。。
捨て切れない過去、胸に燻る残り火が燃えた、と。
どちらにせよ、ファンタジーだけど。
私も萌えた。

男の自分勝手な理屈に
かなりイライラしながら見てたけど、
女の耳を噛む健さんがとてつもなくエロくて、
諸問題はどうでも良くなったよ。

タイトルの「夜叉」は
男が背中にしょった過去。

だけではない、というラスト。
田中裕子の笑顔の凄みにしびれつつ、
女に押しつけるなよ-、と思う。
女が夜叉だから仕方がない、
って言い訳は腹立たしいね。
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「ギフテッド」

2017年12月14日 | 映画
天才の子供の話というより、
かつて天才だった子供たちと、
子供たちを呪縛する母の話だった。

最後に、母は子供たちの気持ちを汲み取ったのか、
生きているうちに見えることを取ったのか。

見ている間は叫びたくなりそうになるぐらいキツかったけど、
ああいうふうにしか生きられない人もいるんだよね。

他人事なので、母親があそこまで強欲であるのも仕方がないと思う。
ただそれが、愛であり、正義である、と考えるのがダメなんだよね。
「私の思うとおりに生きて」ではなく、
「これがあなたのためなのよ」と言われたら
「死」以外に逃れる方法はないんだろうな。

片目の猫が、育った重郎みたいだった!
可愛かった!
重郎もいつかあれぐらい大きくなるのかな。

里親がなー。
押し切られるのがなー。
でも、あの母親じゃ仕方ないかなー。

クリエバと子役が
とてもとてもすぺさるに可愛かった!


穿った見方をするなら、
男のためにキャリアを捨てざるを得なかった
女の怨念でもあるのかな。
娘には同じ道を辿らせないための努力だったのかな。
娘は子供を産みキャリアから外れることで自由になった、と。
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「探偵はBARにいる3」

2017年12月12日 | 映画
面白かった!
テンポの良いハードボイルド。

洋ちゃんが洋ちゃんだけど、
洋ちゃんじゃない。
えーと、、、
彼の魅力をすごく活かしているけてど、
深い芝居をして地は見えないと言えばいいのか。
ハガレンの正反対。
邦画もやればできるんだよね!

無慈悲な暴力野郎の松田くんもいいし、
逞しく生きている鈴木砂羽もいい。
北川景子ちゃんはねー、
表情はいいんだけどねー。
喋るとねー。
でも1の小雪の大根ぶりに比べればずっといいか。

エンドロールの後にオチが来るので
必ず最後まで見てね!
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「鳳凰伝/CRYSTAL TAKARAZUKA」@市川(宝塚月組)

2017年12月10日 | 宝塚(月組)


映画3本を見た後に宝塚です。


席位置か設備の違いがわからないけど
新潟より音がクリアで聞きやすかった。
慣れてきたのか、台詞を言う機会が少ない若手も
発声がしっかりしてきた。

たまきちの包容力も増し、
姫が平伏すのも納得の流れ。

カラフとバラクの関係がいい。
お互い国を失った王子、
それ故にわかりあえる部分がある。


ダニーのアドリブは「ディズニーランドで買ったんだ」で、
なにかは不明。
雫の団結力がいい。
若さのパワーを貰ったよ。

OPの客席降りでちゃぴとハイタッチ!
嬉しいーー!!

れいこちゃんの押し出しが強くなってきた。
れんこんも輝いてきたな。

ギリちゃんはハキハキと、でもやり過ぎることなく踊っている。
素直な踊りなのよね。

ゆりちゃんは真ん中使いができて、
なんというか、便利よね。

某氏から「男役のロケットは脚より尻を見ろ!」と
通達があったのでしみじみ見たよ。


月組をこんなに見てるのに、
スミスがいないので、
なにか物足りない。
スミスを見るのは来年かあ。
先過ぎるわ。


カテコ挨拶から。
ふぁーびーが市川出身。
小学6年生のとき市川文化会館で初めて宝塚を見たんだって!
やっぱり全ツは大切ね。
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「鳳凰伝/CRYSTAL TAKARAZUKA」@市川(宝塚月組)

2017年12月10日 | 宝塚(月組)
今日は2公演見ましたよ。
なぜなら私は鳳凰伝スキー。
博多座にも見に行ったくらい。

復習で宙組版を見ましたが
今回の全ツは人員の都合か
話はちょこちょこ刈り込まれており
そのために、かえって話がわかりやすくなっていて
すべては虚しく思うカラフが恋に命を賭けるのも
父のために戦ってきたトゥーランドットが
真実の愛を得るのも
気持ちの流れがすごくクリアで
「その名は 愛」の唐突感がなく
すごく腑に落ちる。

あと、これは単なる好みなんだけど
かなみんよりくらげちゃんの演技の方が
私にはしっくりくるので
タマルの自己犠牲がわかりやすい。
彼女が示した愛をトゥーランドットが理解したのも納得。

泉里ちゃんは、もう少し芝居が濃くてもいいかもだけど
小娘ゆえのあさはかさ、でもいいか。

首斬り役人はアデルマに鞭を取られ、
タマルに剣を取られる。
役立たずー!

昼公演は1階席、夜公演は2階席で、
1階席は音がクリアだけど
2階席はエコーがかかったポワポワした響きで
きゃーーー!って言いたくなるぐらい音響が悪いのに
出演者の台詞は全部聞き取れたよ。
体内受信機が月組仕様なんだろうなあ。
あっというまに自動調節されたわ。

夜公演は「弓引け!」の首斬り役人のマイク入らず。
でも、2階席までしっかり聞こえたよ。


ショー。
ダニーのアドリブ。
昼は「市川の梨」
夜は、継母から。
「物乞いは消え、、、」ではなく、
「きいぃぃぃけぇ 北京の民よー」
ダニーが遮り
「これ、少ないけど・・・
 生きろよ!(突然バラク)」
でした。


カテコは全部で4回。
ご当地ジェンヌ紹介では
「6年生のときこの会館で初めて宝塚を見てファンになり、
 入団17年、副組長になって戻って来ました、綾月せりです」

3回目のカテコでたまきち
「この近くには夢の国がありますが、東京にも夢の劇場がございます」
(みたいなニュアンス)

4回目に月組ジャンプ。


たまちゃぴの芝居の相性はいいね。


ショーでは、ちゃぴは着替えまくり
踊りまくりで、大変そう。
よく最後まで頑張った。


クリタカは、たまきちメインに上手くできあがっていた。
パレードの「ハアアーーー」のときだけ
まさお節が甦った。

鳳凰伝は衣装が華やかだし、
クリタカもキラキラしているし、
いい2本立てでした。
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「鋼の錬金術師」

2017年12月09日 | 映画
古い表現ですが、ダサい。
キャラ紹介から盛り上げ方から、
とどめはキメの音楽と、それが入るタイミング。
私の学生時代の青春映画(アニメと併映)と作りが同じというか、
なんとも古臭い作法なんだな。
爽快娯楽映画からは程遠かった。
植田巨匠新作を見た虚脱感を思い出す。

山田くんは予想に反して芝居が良かった。
少年ではないけど、
向こう気が強かったり、
真理に惹かれたり、
ちゃんとエドだった。
腋毛は黒かった。

大泉洋は大泉洋だった。
松雪泰子は美しかった。

イタリアの景色も美しかった。

ジャニーズ絡みで資金は潤沢なはずなのに、
CGの作り込み具合を含め、
「なんで、ここまでなんだ」と思う。
所詮、邦画の監督のスケールはこの程度なんだな、と再認識。
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