きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「タカラヅカスペシャル2017 ジュテーム・レビュー -モン・パリ誕生90周年-」(中継)

2017年12月22日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)


第1部は組コーナーとトップコンビシャッフル。
組コーナーは笑いなしで粛々とメドレー。
衣装も色違いだけどデザインどの組も同じ。
娘1の衣装が無駄に豪華なヒラヒラがたくさんのミニスカに白ブーツで
「ダサい!」と思ったけど、
そういえばダーイシ演出と思い出し納得。
ダーイシはミニスカ好きだから。

シャッフルは
真風&ちゃぴでファントム
だいもん&ゆきでカメロマ
たまきち&きほでパリ空
みりお&まどかでアデューマルセイユ。

各組初演のパリorフランスにちなんだ作品なんだろうけど、
なぜ、パリ空!
よりによってパリ空!!

組コーナーでは
としちゃんがクリタカを歌ってて。
全ツにいなかったのにー。

咲ちゃんのマトカが聞けて満足。

第1部冒頭で、理事に娘1が一人ずつ絡むんだけど、
ちゃぴの膝折が凄かった。
ちゃぴとゆきちゃんは組んだことがあって
真彩ちゃんがこれからなのよね。

第2部は理事メインの階段黒燕尾服ダンス。
続いて客席と舞台の掛け合い。
レポーターの咲ちゃんが客席から1名選び、
お客さんの「どうしたらいいの私、生きていけない」に
だいもんトートが「死ねばいい」と返す。
だいもんはシシィも練習したとのこと。
たまきちが来年は自分がシシィ、と言いかけて止める。
幅がダメ!の圧を感じたらしい。
本公演、新公、代役稽古を含めると
たまきち以外はトート経験。
さらにみりおが3人ルキーニ!と言うと
だいもんが「自分はフランツ」と。
みりお「もう少し打ち合わせすれば良かったね」

みりおはゾフィーをやりたいと。
シシィが3人なら早起きしないと。
4時半から順々に起こしていく。

だいもんがやると言ったとき、たまきちがなにか言いたげだった。
真風の立候補は全員がブーイングしかけるが、
「後ろの方に立ちます、遠近法を使います」の言葉にみな納得。

そのあとはトップのソロ。
レビュー関連曲なのかな?
真風は「ザッツレビュー」、
だいもんは「夢人」、
たまきちは、わからないわ、
みりおは高嶺ゆきちゃんの「僕のこの愛~」。
理事が1曲。
娘1全員エトワールはモンパリ。


全体的に、最下級生でタカスペ2回のたまきちがいじられ役。
たまきちだけパリに行ったことがないのをいじられたり。
オチになるのがわかりつつ、どっしり受け止め
ちゃんと笑いに持って行く姿に頼もしさを感じました。

将来を示唆するアップの抜きは特になし。

ただ、あれだ、
いままではどうかよく覚えてないけど、
新専科は各組2番手と3番手の間なのがハッキリした。
マギーちゃんは、みやちゃんの下ということね。
月組は、たまみやれいこ、が確定。

指揮は佐々田先生です。
Love一郎です!!!


組コーナーではパロディは無かったけど
今年1年をまとめて聞けるのは楽しい。
このために、できるだけの演目を見ているのだ!
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「婚約者の友人」

2017年12月22日 | 映画
婚約者を第一次世界大戦で亡くしたドイツ人女性。
ある日婚約者の墓に花を手向ける男性の姿を見る。
彼は敵国のフランス人。
婚約者とはどんな関係だったのか。

キリッとしたヒロインが美しかった。
フランス人の男はやっぱり愛のために泣いた。

モノクロとカラーが混在。
たぶんカラーはヒロインの心が動いているとき。
恋の衝動があるとき。
フランス野郎はフランス映画によく出てくるタイプで
最終的にはムカつく。
が、彼の痛みは本物だし、
婚約者の要望も戦地ならでは、
でも真実だったんだろうな。

フランス野郎の優しさに救われた人も多いけど
傷ついた人もいる。
やるせないけど、メロドラマだけど
細やかな気持ちの流れを堪能した。

フランスの酒場で、
軍人を見た客がフランス国歌を歌いだす。
最後は全員で。
ヅカでよく見る場面だし、
元ネタはカサブランカなんだろうけど、
そうか、世界の皆さんもこの流れが好きなのか、と思った。

優柔不断なフランス野郎はどことなく未涼まっつ似。
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「人生はシネマティック!」

2017年12月22日 | 映画
国威発揚映画の脚本チームに加わったカスリンはコピーライター。
男性が徴兵され人手不足の新聞にピンチヒッターで制作したコラムが
軍の目に止まったのだ。
「信憑性&娯楽」をモットーに
ダンケルクで活躍した双子姉妹が主役の映画を作ろうとする。
軍はたんなる国威発揚ではなく、
女性の支持を得られるように、
(参戦を渋っている)アメリカ人に受けるように、
などの無理難題を言ってくる。


テンポ等いまいちピリッとしない部分はあるものの、
映画づくりの過程が見えて面白かった。
まず話の点(起承転結)を書き出し、肉付けをし、流れを作り、
それを元に脚本を作り、役者を集め、撮影へ。

費用は軍がもつとはいえ、口を出しまくり。
目的が目的だけに脚本家は従わざるを得ない。
その攻防も含め、映画って、映画づくりって素敵だな、と思った。

ビル・ナイのロートルぶりも、
アメリカ軍人の大根ぶりも、
すごく良かった。

今年はノーラン版の「ダンケルク」を見てたので、
この映画の中でどういう話を作りたいかもよくわかった。
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