きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「鋼の錬金術師」

2017年12月09日 | 映画
古い表現ですが、ダサい。
キャラ紹介から盛り上げ方から、
とどめはキメの音楽と、それが入るタイミング。
私の学生時代の青春映画(アニメと併映)と作りが同じというか、
なんとも古臭い作法なんだな。
爽快娯楽映画からは程遠かった。
植田巨匠新作を見た虚脱感を思い出す。

山田くんは予想に反して芝居が良かった。
少年ではないけど、
向こう気が強かったり、
真理に惹かれたり、
ちゃんとエドだった。
腋毛は黒かった。

大泉洋は大泉洋だった。
松雪泰子は美しかった。

イタリアの景色も美しかった。

ジャニーズ絡みで資金は潤沢なはずなのに、
CGの作り込み具合を含め、
「なんで、ここまでなんだ」と思う。
所詮、邦画の監督のスケールはこの程度なんだな、と再認識。
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