きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ギフテッド」

2017年12月14日 | 映画
天才の子供の話というより、
かつて天才だった子供たちと、
子供たちを呪縛する母の話だった。

最後に、母は子供たちの気持ちを汲み取ったのか、
生きているうちに見えることを取ったのか。

見ている間は叫びたくなりそうになるぐらいキツかったけど、
ああいうふうにしか生きられない人もいるんだよね。

他人事なので、母親があそこまで強欲であるのも仕方がないと思う。
ただそれが、愛であり、正義である、と考えるのがダメなんだよね。
「私の思うとおりに生きて」ではなく、
「これがあなたのためなのよ」と言われたら
「死」以外に逃れる方法はないんだろうな。

片目の猫が、育った重郎みたいだった!
可愛かった!
重郎もいつかあれぐらい大きくなるのかな。

里親がなー。
押し切られるのがなー。
でも、あの母親じゃ仕方ないかなー。

クリエバと子役が
とてもとてもすぺさるに可愛かった!


穿った見方をするなら、
男のためにキャリアを捨てざるを得なかった
女の怨念でもあるのかな。
娘には同じ道を辿らせないための努力だったのかな。
娘は子供を産みキャリアから外れることで自由になった、と。
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