きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

ベジャールの「くるみ割り人形」(2日目)

2017年12月17日 | バレエ・ダンス





今日は妙なブラボー隊はいない。
良かった~。

ずっとベジャールの話として見ていたけど、
黒燕尾服Sからキスされた母を見て、
彼女は、自分はもう死んでいて、
Mの魔法で息子の夢の中で
息子に会っているのを理解する、。
その姿に母を思い出してボロボロ泣いた。
母も私に会いたいと思ってくれているかな。


古典へのオマージュは、
バヤ以外に、
母に捧げる花は「ジゼル」
黒燕尾服Sなどのキスは「眠り」かな。
なんとなく。


木村さんはMの中でも
複数のキャラを演じ分けている。

政本さんの方がはっきりした演技で私の好み。


グラン・パ・ド・ドゥの男性ソロ、
昨日は総力戦で何名かで踊ったけど、
今日は秋元さんだけだった。
弾くんが不調?水香ちゃんが生彩を欠いたのはそのせい?

川島さんはスタイルがいいね。
踊りも波に乗って充実感たっぷり。


昨日が5階、今日が1階で見たためだと思うにしても、
政本さんの母が良かった。
自分に置き換えられた。
鏡越しの別れにも泣いた。

宮川くんは間近で見ると、ニャンよりチューだね。

本編カテコで、真ん中で何回も拍手を受ける木村さんは、
泣く、と、笑顔、が交互。
「ありがとう!」と生声で謝辞。


木村さん退団セレモニー。
幕が1度閉まり、開き、ベジャールの語りで使ったモニターに
木村さんの略歴(文字)、いままでの主な役(写真)が出る。
(バクティの写真が無かった。残念。)

飯田さんからの挨拶。15歳で入団、力弥は17歳、月に寄せるは19歳、
など、経歴紹介を経て、特別団員賞授与。

踊らないけど、舞台でまたお目にかかる、
と言っていたので、眠りの王様などでは出演するのかな。

木村さん退団挨拶から。
いまはいないけど、高岸直樹、首藤康之、後藤晴雄、
ライバルがいたから自分も成長できた。
けして仲は良くなかったけど。

バレエは一人では成立しない、舞台美術、衣装、照明、群舞など、
たくさんの人の力で作られる。
謝辞と、
後輩へはこれからも厳しくするよ!宣言。

十市くんについて、外人の中で誰よりも高く飛びたくさん回り
日本人として誇らしかった。
指導面でも目標にしている。

ライバルの名前には、男性陣の他に、
ユカリューシャ、吉岡さん、佐野さん、井脇さんの名前も。


私が見ていた東バはこれにて終了だけど
次が続くと信じています。


【配役等】
ビム:岡崎隼也
母:政本絵美
猫のフェリックス:宮川新大
M ...:木村和夫
妹のクロード、プチ・ファウスト:秋山 瑛
メフィスト:高橋慈生
光の天使:岸本秀雄、和田康佑
妖精:吉川留衣、三雲友里加
マジック・キューピー:飯田宗孝

スペイン 闘牛士:吉田 蓮、海田一成、樋口祐輝
中国 バトン:岸本夏未
アラブ:沖香菜子
ソ連:二瓶加奈子-井福俊太郎
フェリックスと仲間たち(フェリックス):宮川新大
パリ:奈良春夏-ブラウリオ・アルバレス
グラン・パ・ド・ドゥ:川島麻実子-秋元康臣

◆上演時間◆
第1幕  14:00~14:55
休憩      20分
第2幕  15:15~16:10
コメント
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