きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「鋼の錬金術師」

2017年12月09日 | 映画
古い表現ですが、ダサい。
キャラ紹介から盛り上げ方から、
とどめはキメの音楽と、それが入るタイミング。
私の学生時代の青春映画(アニメと併映)と作りが同じというか、
なんとも古臭い作法なんだな。
爽快娯楽映画からは程遠かった。
植田巨匠新作を見た虚脱感を思い出す。

山田くんは予想に反して芝居が良かった。
少年ではないけど、
向こう気が強かったり、
真理に惹かれたり、
ちゃんとエドだった。
腋毛は黒かった。

大泉洋は大泉洋だった。
松雪泰子は美しかった。

イタリアの景色も美しかった。

ジャニーズ絡みで資金は潤沢なはずなのに、
CGの作り込み具合を含め、
「なんで、ここまでなんだ」と思う。
所詮、邦画の監督のスケールはこの程度なんだな、と再認識。
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「DESTINY 鎌倉ものがたり」

2017年12月09日 | 映画
新婚のイチャイチャがすごく長くて、
話が動く前に飽きちゃったわ。
もうちょっと前半でなにかがあればな。

あんなにラブラブなのに
妻の体温が無いことに夫が気付かないってのがねー。
どうかねー。

田中泯の貧乏神が良かった。
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「戦場のメリークリスマス」(午前十時の映画祭8)

2017年12月09日 | 映画


むかし見たときより話が掴めなかった。
若かったからこその感性でいろいろ捉えたんだろうな。
いまだとストーリーを構築しようとして失敗する。
敵味方を超えたアガペーとか贖罪とか
戦争が生み出す狂気とか、理屈はいらないか。

ディビッド・ボウイがやはり美しかった。

ロレンスが語る女の話が好きだった。
いま改めて見ると、彼の話より、
弟を見捨てた罪から逃れられないセリアズの気持ちがキツいわ。
死場所に飛びついたのね。

若い内藤剛がいた。

坂本さんは台詞は聞き取りづらいし演技は棒だけど
役には合ってるね。

原が最後にMr.を付けるのがね。
なんともね。
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