きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「リミットレス」

2011年10月10日 | 映画
脳を100%活性化させる薬を
ひょんなことから手に入れ、
そのとき以来生活を一変させた男。
その薬を巡って・・・

脳を使い切ればあそこまで物事がうまく運ぶのか。
それはともかくとしても、
騙し騙されつつ、
上手くいくか、切り抜けられるか、かわせるか、
常にドキドキ・ハラハラ状態で、とても面白かった。
最後のオチは予測つかなかったな。
けっきょく、途中で死んだ社長が
臨床実験に使われちゃったのかしら。

「頭を良くさせる薬」自体はよくあるネタだけど
それをいかに映像で見せるか、
実生活・実社会において
どのように活用すれば成功できるのかを
ここまでクリアに描いたのはすごいな、と。
それなりにアクションもあるし。
まさかブルース・リーが・・・

ロバート・デ・ニーロは
さすがの存在感だった。
彼も最初は薬を飲んでいた?
副作用が恐いのと、
会社がそこそこ軌道に乗ったので
飲まなくなったとか???
けっこう、あの薬、流通してそうだよね。
そしたら、もともとの頭の良さが
最終的な勝敗をわけるようになるのかしら?
そしたら薬を飲まなくても同じ状況になるの?


最初の、小説が書ける場面の映像が良かった。
アルファベットが落ちてくる。
成功が大きくなるたびに
主人公のビジュアルが変わっていくのも面白い。
(それを表現した役者の演技も良い)
階級に合わせて変わるんだね。
アメリカにおいて究極の成功は大統領になることなんだな。


副作用があるとわかっていても
私なら飲んじゃうだろうなあ。。。


この薬って、脳のハンドレットパワーみたいなもん?
と、ウッカリ思ったりして。
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「スーパー!」

2011年10月10日 | 映画
「SUPER」
冴えない中年男が、
寝取られた妻を奪い返すため
ヒーローに変身する!

ってのが基本の筋だと思うけど。
なんだか、うーん、、、な映画だった。
「キックアス」系の、お馬鹿映画だと思ったけど、
なんでしょー。
エグいというか、グロいというか。
ヒーローだと言い張っても、
そこは(特殊能力があるのではなく)普通の民間人だし、
武器のスパナで人を殴れば
頭が半分吹っ飛んで。
それは犯罪。
でも、ひとりよがりの正義は犯罪、
というのを描きたいわけではなさそうで。
なんだか。
グロい場面(頭ボーンとか手首から先チョキーンとか)を
描きたくて、
そこから逆算してストーリーを仕上げたのかな
という気がしなくもない。
「パッション(受難)」が、
キリストの物語を描いたようにみせかけて
拷問マニアの監督の趣味を満足させたのに似てる気がしました。
主人公と同じ年齢の男性なら共感できるのかな。
私にはわからんです。
OPアニメもエグかった。おもしろかったけど。

ハイテンションを突き抜けたエレン・ペイジの怪演が凄すぎ!
ケヴィン・ベーコンはチンピラでセクシーだけど無駄遣い。
リヴ・タイラー、出演を決めた理由は?

あんまり人にはおすすめしないね。
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