きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

舞台版銀英伝、同盟篇の出演者発表

2011年10月04日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
舞台版銀英伝、自由惑星同盟篇の出演者が発表になりました。
ヤン役は河村隆一さんです。
他は出演の発表のみで、役はまだ不明。

【出演】
河村隆一  
     
馬渕英俚可 野久保直樹 大澄賢也 天宮 良  
     
中川晃教  
     
はねゆり 井田國彦 金澤 博 荒木健太朗(Studio Life) 
伊藤哲哉 桑代貴明 中村誠治郎 大山真志 仲原裕之(Studio Life) 川隅美慎  
     
松井 誠  
     
西岡徳馬  他


公演期間は来年4月14日~22日。(13公演)
場所は国際フォーラムC。
チケット代はSS席10,000円、S席9,000円。

詳細は下記で。
 → 舞台 銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟篇 オフィシャルサイト


最近ニコ動で河村さんと原作者の対談が中継されていたので
ヤンかなあ、、、と思っていたけど
発表されてみるとやっぱりびっくりです。

前回(帝国篇)は、
「知名度のわりに、
 ギャラが安いけど集客力のあるキャストを使って
 美味しい商売いたしましょう」
の路線だったので
ある意味、すっきりなキャストだったのですが、
今回は、方向性がさっぱり読めません。
出演者目当ての若い客相手で充分商売が成り立つぜ!
と思って仕掛けてみたら
ちょい年配の可処分所得と時間を多めに持っている原作ファンが
「一応、一回は」観ておこう、ってことで
予想以上に来て、
そこに対して配慮した出演者、
なのかもしれないけど・・・。
でも、わからない・・・

ユリヤンがあっきーなんだろうな。たぶん。
シェーンコップは大澄さんなんだろうなあ。
薔薇の花を咥えて出てくるんだろうか。
手には持っているんだろうなあ。
白兵戦はダンスで表現、か。
大澄さんがトリューニヒトで
白い歯を輝かせた笑顔で演説してくれたら楽しいけど
それは無いだろうなあ。

まー、基本的にーーー
行く気がゼロになったから、いいか。

村井国夫さんがムライ役に入ったら行くわ。
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「レジェンド・オブ・フィスト ~怒りの鉄拳~」

2011年10月04日 | 映画
第二次世界大戦中の上海。
悪逆非道の日本軍人に
仮面をつけた男が天誅を下す!


って話だと思ったんだけど、
なんだか、微妙。

こういうネタで、
日本人が史実以上に悪役かつ間抜けになる、とか
軍人の素養は空手より剣道・柔道だろう、とか
当時の日本軍には、軍服を着た女性兵士はいないんじゃなかろか、とか
畳の上を靴では歩かんよ、とか、
まー、そういうことは、
日本以外では、その方がわかりやすいんだろうから
ファンタジーとして受け止めてます。
たぶん洋画などでも、間違いだと知らずに
信じ込まされていることもあると思うので。

*余談だけど、先日見た「ミケランジェロの暗号」。
 予告からルディは知的な男だと思ってたんだけど違った。
 ナチスを「使用人の息子で頭が悪い」にしたかった
 ドイツ人の気持ちが反映されている気がした。

ただ、この映画、基本的には
耐えて耐えて怒りが積み重なって最後に大爆発、の
王道のストーリーだと思うんだ。
でも、なんだか話のテンポが悪く、
また、
 ・単純明快アクション
 ・ラブロマンス
 ・抗日運動(シリアスパート)
のバランスが
とっても悪くて、
怒りの積み上げ方が足りないっていうか、
唐突すぎる、っていうか。
ダラダラと話を繋げて、突然来るか、みたいな。
「葉問」が、そのあたりが
あまりにも自然な流れだったので
今回余計に粗を感じます。

あとねー。
日本語の台詞を言う役者のかなりの人が
演技が下手でー。
ここも吹き替えにしてくれよー、って思ったわ。
木幡さんは徹底した悪役で良かったけど。
倉田さんは数秒単位でのご出演。短っ!

そいでー。
もうそろそろ終わりだから書いちゃうけど
スー・チーのあの日本語で
実は日本人、ってなんじゃそれー。
煙草売りの姉ちゃん(あいあい似)みたいに
日本語台詞は吹き替えにすればいいのにー。
あんな聞き取れない日本語を喋られちゃ
一気にテンションが下がるよー。
(喋ること自体がどうこうじゃなく
 まったく日本語に聞こえないのに
 日本人と言い張る設定がどうか、ということです)
スー・チーは大好きなんだけどなあ。
その部分以外は良いのになあ。
大義と愛の間で揺れ動くところや、
ナイトクラブでのホステスの顔と
チェン・ジェンとのデートで見せる素直な笑顔の
演じ分けとかもすごくイイんだけどねー。

ただ、やっぱり、
ドニーはいいですよー。
キレキレのアクション。
黒い服に仮面も合いますがーーー!!
口ひげで洋装でピアノを弾くところに
ウットリーー!!です。
こういう雰囲気も珍しい。
拷問場面でお身体を見せていただきましたしー。
(拷問器具が中華だねー、竹刀を使えよ、とかは言わないよー)

この映画を見る人って、前作やテレビドラマ等を見てるのが基本?
チェン・ジェンが力石父の道場に乗り込んだのが
そもそも悪いんじゃ?
と、これしか見てなきゃ思っちゃうよ。
チェン・ジェンがなぜ帰国前に名前を偽るのかもわからない。
あの時から外国政府に対して戦おうと?
年代が合わなくない????

そして、もっとも謎なのが最後の白い服。
なにかの思い出の品?
それとも、ラストは白い衣装で乗り込むのはお約束?
「リベリオン」でもプレストンが
日本海軍のような服で乗り込んでいましたが。
もしかして「リベリオン」が真似っこなんですか?
白い服に血が・・・、というのはビジュアル的に映える、
ってのが理由だとは思いますけど。
それよりも謎なのが、白い服の上着を着込んだときは
下にシャツを着ていたように見受けられますが
戦い中に脱いだら素肌でした。
どんな仕掛けが!!!
いや、嬉しいけど。

あと!
地元の名士(マフィア?)が
ちょいと肥えたアンソニー・ウォンなんですが
彼とドニーの笑顔での探り合いは
とても迫力がありました。
演技巧者同士だからこそ。


ぶっちゃけ、今年見たドニー出演作の中では
もっともアレだった。
期待していたんだけどね・・・。

上海の「絵」は綺麗だったなあ。



映画館のロビーにて衣装展示あり。
白い服




黒い服




ガラス越しに撮ったので非常口のマークが反射して写っちゃいました。
決して、帽子にこのマークが入っているワケじゃありませんよ!
マネキンのせいかもしれないけれど
このサイズだと、キリヤンぐらいの体格なのかなあ。
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