原作は最初のほうだけ読みました。
トモヨは「芽郁ちゃんがここまでやってくれました」の
あざとさを少々感じるにしても
衝動からくる疾走感があって良かった。
マリコも、原作だと「かわいそう」が先に来ちゃうけど
映像だと、寄りかかってくる面倒くささも出ていて
ただの美しい友情になってなかったのが、とても良かった。
共依存と反発が、テンポよく描かれていた。
少し泣いた。
「名乗るほどじゃない」と言っていた男が
店名と氏名がばっちり書かれた箱を持っていて
「もう~」と思ったけど
彼がここにいる理由がさりげなく出て
そうかあ、、、と、ここも少し泣いた。
いい映画でした。