きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「20世紀の傑作バレエ 2」東京バレエ団

2018年11月30日 | バレエ・ダンス


「スプリング・アンド・フォール」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:アントニン・ドヴォルザーク
川島麻実子 ― 柄本 弾
三雲友里加、二瓶加奈子、金子仁美、岸本夏未
上田実歩、高浦由美子
杉山優一、宮川新大、森川茉央、岡崎隼也、
金指承太郎、井福俊太郎、海田一成、岡﨑 司、鳥海 創


弾くんが突き抜けた。
踊りが柔らかくなり、
身体から音楽が溢れてでて、
真ん中の存在感がある。
この前の横浜より、
ずっとずっと素晴らしい。
なにかあったのか?

川島さんは可愛らしい。
こぶしは拒否ではなく、
自立する真っ直ぐさ。
振り上げる足は強く、そして音楽的。
三雲さんの柔らかさとか、
他のメンバーも良かった。
以前見た時は恋の辛さのようなものを感じたけど、
今日は「誰かと出会えた幸福」を強く感じた。
とても希望に満ちていた。


「イン・ザ・ナイト」
振付:ジェローム・ロビンズ 音楽:フレデリック・ショパン
沖香菜子 ― 秋元康臣
川島麻実子 ― ブラウリオ・アルバレス
上野水香 ― 柄本 弾
ピアノ:松木慶子

若いカップルの真摯な恋、
翻弄しされる年の差カップル、
情熱的な不倫カップル、
と思いながら見ていました。
カラーの違う3つの物語が夜会の中で繰り広げられる。
再演なので踊りが深くなり、
「夜会」というゴージャスな雰囲気も自然になりました。


「小さな死」
振付:イリ・キリアン 音楽:ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト
沖香菜子、金子仁美、三雲友里加、吉川留衣、政本絵美、奈良春夏
杉山優一、岡崎隼也、樋口祐輝、宮川新大、ブラウリオ・アルバレス、秋元康臣

フォーメーションとかは面白いんだけど、
オーレリ&ルグリで感じた官能エロス要素は皆無で、
作品がそうなのか、
東バだからそうなのかがまだわからない。
明日は前方席だからなにか掴めるかな。


「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール 音楽:モーリス・ラヴェル
上野水香
森川茉央、杉山優一、永田雄大、和田康佑

今日の水香ちゃんは、
・巫女が祈りを捧げている
・実は魔性で、戦場で流す男の血を欲している片鱗をチラリ
・聖女の顔で男を戦いに誘う
・倒れる男たちを手に入れる
と私は読みました!
「女」の部分が魔性でした。
うははー!


そんなわけでAパターン終了!


◆上映時間◆
「スプリング・アンド・フォール」 19:00 - 19:35
休憩 15分
「イン・ザ・ナイト」 19:50 - 20:15
休憩 15分
「小さな死」 20:30 - 20:50
(転換あり)
「ボレロ」  20:53 - 21:10


新国立劇場入口のクリスマスツリー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする