きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「エリザベート(2回目)」宝塚月組

2018年11月01日 | 宝塚(月組)
役替わりはBパターン。

風間ルドルフです。

今回は2階B席。
群舞のフォーメーションが綺麗に見えます。
「黒天使が民衆に入り込む」のあたりなどを
堪能しました。
各幕、体感5分。
見入っているうちに
あっという間に終わっちゃう。

たまきちの歌声は少し割れ気味。
喉が辛そうなときが何回か。
芝居は進化し、人外の存在感が増しています。
作品に引っ張られていたのは
いまは引っ張っています。

ちゃぴの芝居も進化、深化。
孤独が強くなっていく。
生命力に溢れいているからこそ
孤独に追い込まれるんだな。
もうちょい、最後にトートを選ぶところを
納得させてくれるといいんだけど、
まあ、それは好みね。

みやちゃんはマイク補正があるのかな。
ちょっと金属的な響きの歌声。
裏声は気にならない。
表現としての裏声になっている。
前より経年変化がくっきりしたように思う。

れいこちゃんは、
リカちゃんを見た後だと
もう少し濃くしてもいいよ~、と思うけど
バランス的にはこれぐらいがいいのかな。
狂言回しとして、「物語」の外にいる感じが
とてもいいんだな。
2幕冒頭のアドリブは
  「超綺麗な人がいると思ったら、
   最近まで一緒に舞台に立っていた
   沙央くらまさんじゃないですか!」

おだちんは声が若いね。
国の行く末を憂う「皇太子」の要素が強かった。
ありちゃんが母似で
おだちんが父似だと言われてるんだっけか。
父似の系譜は香寿ルドから、
母似の系譜は絵麻緒ルドから。
と、勝手に思ってます。
政治的葛藤かメランコリックか、
どちらが強く出るか?で振り分け。

ありちゃんはわりと髭が似合う。
喋ると幼さが出ちゃう。
若いじゃなくて幼い。
この辺がもう少しどうにかなれば。
下からの追い上げが来ているし。

さくらちゃんはお化粧を変えたのか、
「可愛い」から「綺麗」になっていました。
ちょっと大人っぽくなったような気がする。

小ネタ。
結婚式の「はい」「はい」「はい」は黒天使の声。録音。
自分の「はい」の時に呼応して顔を上げる。
可愛い声の子もいるよ!


期間限定ソフトクリームは
紅茶ゼリーにカラメルソース。

これは美味いに決まっているだろう!
確か3ヶ月に1回(年4回)変わるんじゃなかったかな。
公演デザートを食べた次の回におすすめです。


ロビーでは一般発売に先駆け
OTTのチケット販売。

ポスターのたまさくは
かぎりなく「シェーーッ」のポーズだ。
外箱だけど、内容的にそうあるべきだけど、
おだちんがポスター入りなのね。
研5の100期がもうそういう時期なのね。
コメント
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