きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

いつのまにか諸情報が発表されていました。

2005年12月20日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
松田賢二さん出演映画を見に行っていた間に
ここ一ヶ月ずっと待っていた情報が発表されていましたよ。

次期宙1コンビは
貴城けい&紫城るい
かし&るい、なんて、誰が想像したでしょう。
いんや~~、ビックリ。
心臓バクバク。
しかも、お披露目が石田先生の「龍馬III」だとよ~~。
ひゃーーー。
もう、言葉が見つからない。
宙1は、とうこvsタニの一騎打ちだと思っていたんだけどな~。

ってことは。
宙組は、かし&タニ。
雪組は、コム&ミズ。
って、ことなのね。
星組は、ワタル&とうこ。
月組は、アサ&キリ。
このあとは順当に二番手に譲位されるのかなあ。
そろそろ穏やかに暮らしたいよね。
花組は、読めないなあ。
オサ&ユミでOK?なのかな?

あ、花娘1は桜乃彩音ちゃんです。
これは噂に出ていたので、まあ、そうか、と思うくらい。


来年度後半のラインナップも出ました。

花組
『ファントム』
◆宝塚大劇場:2006年6月23日(金)~8月7日(月)
◆東京宝塚劇場:2006年8月25日(金)~10月1日(日)


星組
『愛するには短すぎる』
原案/小林公平 脚本・演出/正塚晴彦
『ネオ・ダンディズム』
-男の美学-
作・演出/岡田敬ニ
◆宝塚大劇場:2006年8月11日(金)~9月18日(月)
◆東京宝塚劇場:2006年10月6日(金)~11月12日(日)


雪組
『堕天使の涙』
作・演出/植田景子
『タランテラ!』
作・演出/荻田浩一
◆宝塚大劇場:2006年9月22日(金)~10月30日(月)
◆東京宝塚劇場:2006年11月17日(金)~12月24日(日)


宙組
『維新回天・竜馬伝!』
-硬派・坂本竜馬III-
作・演出/石田昌也
『ザ・クラシック』
-I LOVE CHOPIN-
作・演出/草野旦
◆宝塚大劇場:2006年11月3日(金)~12月12日(火)
◆東京宝塚劇場:2007年予定


この他には
6月梅田→星組(ワタル君)、8月博多座→宙組(かしげプレお披露目)で
『COPACABANA』上演決定、若手バウ主演者発表、TCA2006日程、
専科エンカレッジの告知など。

 
景子ちゃん&オギー、と、石田&草野って
すごい組み合わせだなあ・・・。
小林氏原作のハリー作品って、どうなるんでしょう?
ちょっと怖いわ。
岡田先生はまた焼き直しかしら?
五色のスーツ?
児玉っちの大劇場デビューがなくてホッとしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日のお遊び

2005年12月20日 | 響鬼ネタを含む話
渋谷で平日昼のみ公開している松田賢二さん出演映画が
あと数日で終了してしまうようなので
有給休暇を取って行ってきました。
どうせ有給は余っているし。
私の下のアルバイトさんの方が
私より有給を使っている状況なんだから
たまには休むのもよかろう、ってことで。

午後休でなく全休にして、まずは上野へ。
気に掛かっていた国立科学博物館の「パール展」に行ってきました。



美しかったです~ 
平日の午前中だったので客も少なく、
一点一点、ガラスに張り付くようにして見てきました。
美術館ではなく、自然科学系の博物館での展示なので
美しい装飾品の展示だけでなく、
さまざまな真珠貝の分類や、真珠形成のメカニズムの説明などもあり、
とても勉強になりました。
丸い真珠も美しいけれど、バロック真珠を使った工芸品も面白い。
あと、西洋人の装飾品に比べて、日本人は帯留めなど、
小振りの装飾品の展示が多くて、なるほどな、と思ったり。
ミキモトがバックアップしているようで、
ミュージアムショップでも真珠が売られていたようです。


その後は上野の森美術館で「ガンダム展」。
これは「パール展」ほどのインパクトは無し。
(ってか、面白くはない)
オタクの端くれとして押さえておく、ぐらいの意味合いしかないなあ。
ガイドフォンの古谷さんや池田さんの声は有り難かったけど。
展示そのものよりも、初映時には視聴率がメチャクチャ悪かったのに
20年たった今でも商売のネタになっている、
ってことの方を考えさせられました。
私がハマった後にガンプラ・ブームが来たので、
ガンプラから入ってきた人のテンションは私にはわからん、とか、
そんなこともね。


それから「まんがの森」で月末イベント(笑)のカタログを買って渋谷へ。
せっかくの平日昼なんだから、限定ランチでも、と思ったけど
結局「つばめグルメ」へ。ランチに付くトマト・サラダを目当てに。
それから本題の映画鑑賞。
CAMELOT COURTの入口がわからず、外周を何度かウロウロしちゃったわ。
ドリンク付き千円で入れ替え無し。
私達を含め5人ぐらいしかいなかったけど、
採算は取れているのかしら。
なんて、ことを思いつつも、
2人掛けの長椅子を独り占めして、脚を伸ばして鑑賞してきました。
会場はとっても寒かったけど、天井が高くて圧迫感がないのは良いですね。
トイレは広くて綺麗だったし。
暖かい食料があれば、一日籠もって映画見てもいいなあ、
と思うような空間でした。
終映後、書いたアンケートを渡すときに
「お目当ては松田さんですか?」と聞かれたので
「はい」と答えたら、ポスターを貰えました。
ラッキー!
帰宅後早速貼りましたよ。

王様と狂四郎の間に


ゲコに襲われる松田さん(すいません)


その後は映画を一緒に見た友人とお茶。
いろいろ話したのですが、友人の
次週はザンキさん、
タイトル・ロールだよ!

の言葉が印象に残りました。
あと、私が先日「じゃじー」を見て思った
 「ヒビキさんが0番で、イブキさんは上手(かみて)1番、
  トドロキくんは下手(しもて)1番、
  で、ザンキさんはね、2列目1番あたりが立ち位置であるべきなのよ。
  2列目、だけどセンター。
  トップがアップになるときはもれなくフレーム・インの
  美味しいポジション。ただし、あくまでもスパンなし」
を理解してもらえて嬉しいなりよ。
賛同以前に理解者がいないネタなんだよね~。

 ちなみに8人口(はちにんぐち)で例えるとこんなカンジ。
 
(2列目上手1番を1列目に割り込ませようとするから
 話がこんがらがるのよね)
 友人からは、エイキ>ダンキではないか?と指摘されましたが
 まあ、私の好みで、ということで


オロチって関東だけの現象なのか?とか
ザンキさんの古傷を把握していない吉野ってどうよ?とか、
結局コガネオオカミちゃんってなんだったの?
ザンキさんの「ヒザ」をカバーするとかって設定だったよね?とかとか
なども話し合いました。
松田さんは、もう撮影が終わったらしいという話も聞きました。
やっぱ次週で出番は終わりなのかな?


帰宅したらアッサンブレの会報が届いていました。
3月「ジゼル」のアルブレヒトは木村さん確定みたいです。
嬉しいわ。
マールイの主要キャストも出ました。
ルジのお相手は・・・
ラ・シル、白鳥はシェスタコワ。
ラ・バヤはペレン(28日)、シェスタコワ(29日)。
(ニキヤとガムザッディを交互で踊るのかな?
 それともそれぞれ別なダンサーが出るの??)
ドン・キ、ファジェーエフのお相手はクチュルク。
14日の神奈川県民の白鳥はコシェレワ&シヴァコフ。
あとはクリギンの出番がわかればなあ・・・。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「STRAY SHEEP」

2005年12月20日 | 映画


 囚人達によって構成された「R10」。それは国民に警察組織の力を誇示するため、国家によって作られた犯罪集団だった。わざと犯罪を犯し、逮捕される「R11」と対になることによって検挙率の向上に貢献するのだ。42代目の「R10」が任務を完了しようとしたとき、裏切りが発覚した。構成員6人と監督官1人。誰が敵で誰が味方なのか。黒幕が誰かが掴めぬまま、一人、また一人、殺され消えていく・・・。

 「おまえが嫌いだ」がなかなかに面白かったので、同じ監督さんのこちらの作品もちょっと期待したのですが、こっちはイマイチ。「バトル・ロワイアル」は、いわば十番勝負系なので、戦いの場面さえ面白ければ、その理由付けなどはどーでもいいのですが、こういった「そして誰もいなくなった」系は、一人づつ消えていく設定の方こそしっかりと作らなければ、それぞれの退場理由が弱くなります。この作品は、その大元があまりにも弱いので、なんでそうなるんだ???の疑問ばかり頭に浮かびます。囚人を集めた国家による組織って「スケバン刑事」?ただでさえ設定負けなのに、暗闇警視に当たる人の台詞が聴き取りづらく、本人でさえも理解していないだろうなあという説明台詞は客の方には全然響いてきません。やりたいことは、すごーーーーくわかるのですが、作りたい場面(絵)を先行させたため、話があまり繋がっていません。もっと根本部分を作り込まなきゃね。
 あと、全然リアル感がないのは、狙いなんでしょうか?銃撃戦で、弾を日本刀で叩き落とすのはマジ?お笑い?銃で狙われる場面、最初の一発は必ず脅しなんですよね。うわっとか言って物陰に隠れる。「おまえが嫌いだ」では躊躇無く引き金を引いていたのにね。殺すなら脅さず一発で仕留めろよ~~、と思いますわな。多重人格者が嘘をつく場合、ひとつ嘘をついたら次も嘘かも?となぜ思わないんでしょう。自分たちに都合の良い話だけは無条件に信じる(で、裏切られる)、ってのは、あまりにもご都合主義ですわ。
 主演の高野八誠くんは、きっとイマドキは松田さんよりこちらの方が受ける顔なんだろうなあ、とは思うのですが、いかんせん、設定負けの説明台詞が多いので、あんまり魅力的には見えないなあ。すいません、私の好み的になんですが。先に見た松田さんの「郡司」ほど、個性というか、実存感が感じられません。役者さんの問題ではなく、脚本・演出の方の問題だと思いますが。
 松田さんは、いかにも、っていうチンピラです。といっても、先ほどとは異なるチンピラです。殺しが好きな裏切り者。でも、「お前が嫌いだ」とは違い、あくまでも「役割分担」内での演技なので、次にどういう台詞を言ってどういう演技をするかがわかりまくり。ちょっと勿体ない。でも、一人の仲間を殺すときの冷酷振りと、銃を頭に突きつけらられた時の眼球だけ動く目の動きは良かったな。高野くん演じる栄太郎にケンカを売られて一撃で倒し、「俺は強い」ってところも好きだわさ。台詞回しは、郡司の時より若干低い声で、ちょっとザンキさんに近くなったかしら。後ろに撫でつけた髪は少しパーマが入っているのでボリュームがあり、どこまでが頭部で、どこから髪の毛だけ?と見入ってしまいました。そんなところばかり見ているので説明台詞を聞き逃し、余計に話がわからなくなりました。え~ん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「お前が嫌いだ」

2005年12月20日 | 映画


 郡司(松田賢二)は安奈(村井美樹)に会うために脱獄、街に出た。服役して2年、安奈は郡司が掴まる原因となった京介と付き合っていた。ヨリを戻そうとする郡司だが、安奈ははぐらかすばかり。女優になるためのオーディションに向かうというので、京平の車で会場というホテルに送っていく郡司だが、安奈がプロデューサーと寝るかも、と言うので、車の中にあった銃を持って部屋へ向かい、いろいろ争ったうえ、プロデューサーを撃ち殺してしまう。2人の逃避行が始まった。一時身を寄せた友人が京介に殺されたのを知り混乱する安奈。そんな彼女に、一緒にメキシコにでも逃げようと誘う郡司。だが、安奈は子供がいるから行けないと言う。知らぬ間に自分の子供が生まれいたことに郡司はとまどい、そして喜ぶのだが・・・。

 いや~、すごく面白かったです。出てくる人ほとんどが自分勝手なのよ。自分の行いに罪悪感など微塵も持たず、我が道を行く姿は、本当に清々しい。ギャグとかが少々クドいかな、と思う部分もありましたが、話運びはダレることなく、最後まで緊張感を持続させてました。ネタ的には良くあるパターンではありますが、それをクセのある登場人物のキャラクターに寄りかかるだけでなく、演出面でうまく見せています。チャラチャラして、なにも考えずに口先だけで物を言う郡司。その根拠が全くない自信はどこから来るんだ~~(笑)って男が、自分の子供を産んでくれたことを女に感謝するときだけ、言葉を発することなく、ギュっと抱きしめるのが、なんとも言えず良かったです。最後のオチは、こうなるしかないだろ、ってヤツですが、その前のどんでん返し(ってほどでもないかな?)が、ああ、あれが伏線だったのか、と、思い当たることがあり、その仕掛けもうまく作ってありました。私は「男性の、松田優作に対する憧れ」ってのが全く理解できないので、事前に見た粗筋やチラシ画像を見た印象では、たぶん私の好みの作品ではないんだろうなあ、と思っていたので、なんだか大当たりを引いた気分です。えへへ。
 松田さんは、基本は黒シャツに+白の上下のスーツ+黒いソフト帽。いまより少々若いためか、少々頬のあたりがふっくらしています。髪は真っ直ぐな黒で、ちょい長め。顎髭少し有り。チャラチャラしたチンピラが似合いまくりでした。うはーーー、楽しいよう!外国人相手に英語で下ネタを言うくだりなど、自分だけが大受けってシチュエーションが、すごく面白い!女とイチャイチャする姿もすごく自然に絵になっています。手(と指)は白くてほっそりしてますね。女が男に手に自分の手を重ねる、って場面が、どっちが女の手だかわからんな~、ってカンジでした。
 絵に描いたようなチンピラ役ではあるのですが、主演のせいでしょうか、監督さんが実にうまく撮っているなあ、と思いました。松田さんの個性が、カメラを通してジワーーーーと染み出してきています。台詞を喋っているだけでなく、ちゃんと「郡司」という男が存在していました。台詞と台詞の「間」が良い。というか、ウマイ人ですよね~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする