今日映画を三本見たのは「チキン・リトル」を吹替版で見るため。
銀座では吹替版は夕方からしかやってないもんだから
前二本は、いわば時間潰し。
ようやく本題突入なのです。
ディズニー映画です。
いつも弱気でついていない「チキン・リトル」が
勇気を持って、ひとつのことを成し遂げようとする物語、
なので、基本的には子供向け、と思っていました。
確かに、そういう話でもありました。
でも、実際に見るべきは大人なのかもしれない。
誰かを、無条件で信じられますか?
必要なときだけ、
自分にとって有益なことをしたときだけ、
信じようとしていませんか?
それ以外の時は、なにをしても認めずに
見て見ぬふりをしていませんか?
そんな都合の良い「大人の付き合い」だけが
すべてになっていませんか?
でも、好きな人、自分にとって大切な人は、
時として無条件に信じ、支持してあげなきゃいけない時がある。
そういうことを考えさせられる映画でした。
信じて欲しい人に拒絶される悲しみを
自分から誰かに与えたくはないよね。
チキン・リトルがドジを踏むのは笑えても
お父さんに信じて貰えないときは
見ていてとても辛かったです。
なんで子供を信じられないの?
なんで抱きしめてあげないの?
子供がいない私でも、
お父さん、間違っているよ~、と心の中で叫んじゃいました。
ま、でも、ハッピーエンドですけどね。
そして、チキン・リトルは
無条件でカワイイ
さわったらフワフワしてるんだろうなあ、
って毛並みが実にリアルでした。
グッズを買おうかすごく迷ったけど
ディズニーだからイクスピアリあたりに行けばあるよね、と思い、
今日の所は我慢しましたよ。