船長釈放「菅直人氏が指示」 前原元外相が証言 尖閣中国漁船衝突事件10年主席来日中止を危惧
2020/09/08
前原誠司元外相が産経新聞の取材に対し、10年前の平成22年9月7日に尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖の領海内で発生した海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件で、当時の菅(かん)直人首相が、逮捕した中国人船長の釈放を求めたと明らかにした。旧民主党政権は処分保留による船長釈放を「検察独自の判断」と強調し、政府の関与を否定してきたが、菅氏の強い意向が釈放に反映されたとみられる。
前原氏によると、国連総会に出席するための22年9月21日の訪米出発直前、首相公邸に佐々江賢一郎外務事務次官ら外務省幹部とともに勉強会に参加。その場で菅氏が公務執行妨害容疑で勾留中の船長について「かなり強い口調で『釈放しろ』と言った」という。
前原氏が理由を聞くと、菅氏は同年11月に横浜市でアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議があるとして「(当時の中国国家主席の)胡錦濤(こ・きんとう)が来なくなる」と主張。中国側は船長の釈放を要求し、政府間協議や人的交流の中止などさまざまな報復措置をとっていた。釈放しない場合、胡氏が来日しなくなることを懸念したとみられる。
前原氏は「来なくてもいいではないか。中国が国益を損なうだけだ」と異を唱えたが、菅氏は「オレがAPECの議長だ。言う通りにしろ」と述べた。前原氏はその後、当時の仙谷由人官房長官に「首相の指示は釈放だ」と報告した。
当時の外務省幹部も「菅首相の指示」を認めた。菅氏は産経新聞の取材に「記憶にない」と答えた。
事件は22年9月7日、尖閣諸島沖の日本の領海内で発生。中国漁船が海保の巡視船2隻に相次いでぶつかり、海保は8日未明に船長を逮捕した。その後、中国側はレアアース(希土類)の対日輸出停止や中国内での邦人拘束といった対抗措置をとり、那覇地検は24日、勾留の期限を5日残して船長を処分保留で釈放することを決定。那覇地検は理由として「日中関係を考慮」などと説明した。
(産経新聞)
写真:菅(かん)直人元総理(斎藤良雄撮影)(笑ってはいけないが)
(引用終了)
悪夢の民主党政権は、偏向メディアが国民を騙して誕生させたと言って良いであろう。何せ「民主党政権で何もかも良くなる」として、「ダメだったら代えればいい」「一度、試しに民主党に任せて見よう」とまで言って、国民をその気にさせて、日本を崩壊寸前にまでしてしまったのだから偏向メディアの罪が大きいと言えるし、その民主党は国民から見放され僅か3年3ケ月で下野したが、偏向メディアは何の責任も取っていない。
3年3ケ月に及んだ民主党政権時代の総理経験者は、鳩山、菅、野田の3氏だが、要するに3氏とも約1年しかもたなかった訳で、まさに最低か最悪の総理ばかりだったと言えるし、よせば良いのに、自分には総理としての資質があると勘違いをしていたからであろう。
民主党政権で二代目の総理となったのは菅直人氏だが、在任中の平成23年3月11日に東日本大震災が発生し、その直後に発生した大津波によって福島第二原発の冷却用電源が喪失し、現場が混乱しているのに、「俺は原発に詳しい」とか言って、自衛隊のヘリまで使って乗り込み、作業員に罵声を浴びせるなどして、さらに現場を混乱させ、原子炉を冷却するための作業を遅らせたために、同月15日に、爆発する事態となったのである。
このように現場に任せるのでなく、口を出すのを得意としている菅氏が、その前年の平成22年9月7日に発生した尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖の領海内における海上保安庁巡視船と支那漁船の衝突事件で、公務執行妨害容疑で逮捕された支那人船長がなぜか釈放されてしまった件に関して、おそらく責任は取らないだろうが口を出し現場を困惑させてしまったのではと今でも思っている。
産経新聞によれば、前原誠司元外相が取材に対し、その衝突事件に関して当時総理であった菅氏が、逮捕され勾留中の支那人船長の身柄に関して「かなり強い口調で『釈放しろ』と言った」と証言したそうである。確か、釈放された際に、検察が会見まで開いて日本と支那との関係を考慮して釈放することにしたとして、菅氏の関与はなかった報じられていた記憶があるが、前原氏は菅氏の関与を衝突事件から10年を経過したことからやっと認めた訳で、まさに都合が悪いことはすべて隠蔽する最低最悪の総理だったと言えるだろう。
今までは検察独自の判断での釈放であって、菅氏の関与はなかったと民主党は垂れ流していたことになるが、それでも菅氏が「釈放しろ」との指示を認めるとは思えず、産経新聞の取材に「記憶にない」と答えているようだが、自身の手柄になることであれば、いつまでも記憶しているが、責任を問われることとなれば、「記憶にない」と、あの顔でとぼけるのが得意なようで、まさに責任転嫁の常習犯ではなかろうか。
支那が尖閣諸島の占拠を画策し、日常的に領海侵犯を繰り返しているのは、菅氏が総理の立場を利用して、尖閣を守っている海保巡視船に対して故意に衝突させた支那漁船の船長を釈放させて、支那の脅しに屈したからであり、もし民主党政権が続いていたら、尖閣は既に支那によって占拠されていたであろう。
絶対に謝罪せず、責任を取らない支那だが、この衝突事件でも、海保の巡視船が支那漁船の左舷(右舷かも)に衝突したとする絵を出して「我々は被害者だ」と抗弁していたが、元海上保安官の一色正春氏が海保側から撮影した衝突映像をユーチューブで公開したことから支那の嘘がバレたのである。そう思うと、海保を辞職させられた一色氏の勇気ある行動は称賛に値すると言えるし、これこそ日本人ではなかろうか。
(2020/09/11)
その折、誰が見ても不可解なあの「釈放劇」の「新事実」が明るみになったことは何とも皮肉なことです。
と同時に、菅元総理のウソも白日の下に晒されました。
「かなり強い口調で『釈放しろ』と言った」「オレがAPECの議長だ。言う通りにしろ」は、言われた本人でなければ明かせない事実です。
船長逮捕後、「支那」は日本に陰に陽に圧力を掛けまくりましたが、日本は「支那」の恫喝に屈してしまったことは明らかです。
同時に、総理だった菅氏も、外相だった前原氏を恫喝して船長を釈放させたこともハッキリしました。
この「釈放劇」の裏に胡錦濤主席来日があるとしたら、習来日のためにコロナ封じ込めが出来なかったその10年後と全く同じ構図です。
船長釈放後の丸10年後に、「支那」発の「コロナ」が起こったことと、いずれの対応の不味さに主席来日が絡んでいることは決して偶然ではないと思います。
該中国大陸船長の事実上独断釈放と言い、背景に当時
の APEC成功への功利心と言い、良くも悪くも菅元総理
らしい「目立ちたがり屋」のパフォーマンス願望がよく表れていると心得ます。
しかしながら、そんな事が我国益の棄損に繋がる様な事
があってはならず、それを表にしなかった菅元総理と安易
に同調して伝えなかった左傾メディアは、同罪にして共同正犯
だと拙者も思います。
仰る様に、悪夢の旧民主政権を誕生させたのは左傾メディア
でしょう。朝日新聞、共同通信、東京放送TBS・各一味
の罪業は、特に重いでしょう。どうせこいつらは、自責
なる日本語さえ不都合を理由に理解しないでしょうが。
検察独自の判断ではないと思っていましたし、会見を開いて釈放することを決めたとする検察官の苦渋に満ちた表情を今でも記憶しています。
支那は譲歩すればするほど更に強く出てくることは間違いなく、まもなく発足する菅内閣において、支那による尖閣占拠がもし起きた時に国として、まともな対応が出来るか大いに心配しております。
菅元総理の証人喚問を行って欲しいもので、支那が尖閣の占拠に向けて動いているのは、菅元総理の誤った判断があったからで、偏向メディアも、これほど重大なことを無視しているのは、菅元総理は元民主党だし、悪夢の旧民主政権を作った仲間同士だから明らかな不祥事であっても敢えて取り上げないことになっているのでしょう。