陸自配置で割れる与那国 賛成「島の振興に」、反対「中国を刺激」
防衛省が南西諸島の国境にある沖縄・与那国島に陸上自衛隊の部隊を配置する検討を始めたことが波紋を広げている。島の近くには中国が領有権を主張する尖閣諸島があり、中国は警戒の目を向ける。島内でも経済効果への期待がある一方、緊張を高めれば台湾との交流で島おこしを目指す構想が台無しになるとの懸念もあり、意見は割れている。
「私が来たことが答えだと思ってほしい」
8日、歴代の防衛庁長官・防衛相として初めて与那国町を訪れた浜田靖一防衛相は、外間守吉町長にこう答えた。外間町長は先月30日に上京し、浜田氏に陸自配置を要請したのだった。浜田氏との会談後、外間町長は「100人規模の駐屯地ということでお願いしたい」と期待を示した。
与那国町が陸自を誘致するのは、衰退する島の振興のためだ。かつては台湾との交易で栄えたが、現在の人口はピーク時の8分の1の約1600人に減少。切り札として陸自配置を求める声は強く、町議会は昨年9月に誘致を決議していた。
一方の防衛省としても、与那国島など南西諸島の防衛は現行の「防衛計画の大綱」で掲げた課題。第一弾として、那覇の陸自第一混成団を本年度末に旅団へ格上げし、2100人に強化する予定だ。浜田氏は「災害でもできることがある。議論は当然だ」と、与那国への配置に積極的だ。
だが、警戒の目を向けるのは中国だ。尖閣諸島の南約150キロの与那国島に陸自を配置するのは、尖閣諸島の実効支配を強化するものでもあるからだ。中国外務省の秦剛副報道局長は「日本がこの地域での平和と安定に結び付く行動を取るよう希望する」と陸自配置をけん制する。
島内世論も割れる。与那国町は「国境交流構想」として台湾との直接航行を復活させ、島の活性化を目指している。陸自配置で中国を刺激すれば台湾との交流にも阻害要因に。「昔からの自然な結び付きの中で島おこしを考えていたのに軍隊が来ては国家と国家が角突き合わせる話になってしまう」。構想を進めてきた関係者の一人は、そう言ってまゆをひそめた。
(中日新聞 2009年7月12日 朝刊)
(引用終了)
偏向マスコミの姿勢の一つに、近隣諸国とは友好関係を維持したいがため日本の方から刺激を与えてはならないとするものがあり、例えば支那が東シナ海で日本の権益を犯してガス田開発を継続していることや、日本固有の領土である尖閣諸島の領有権を主張しているだけでなく、先島諸島近海において原潜による領海侵犯が行われたのは、沖縄までも奪おうとしている証左ではないかと思われるが、そのような事態になっても日本の方から支那を刺激させるような行動をしてはいけないと言う訳である。
今まで支那が「日本を刺激するから」との理由で、日本近海における軍事行動などを自粛したことなどなく、反対に敢えて日本を刺激することばかりしてきたと言って良く、であるから、支那を牽制する意味からも、刺激することならば何でも行った方が良いし、今回、防衛省が沖縄・与那国島に陸上自衛隊の部隊配置を検討していることも、確かに支那を刺激するかも知れないが、だからと言って何が問題なのかと言いたい。
与那国島に陸自配置が検討されていることが明らかになると、まさに予想通りの記事が中日新聞に掲載されており、それは陸自配置によって支那を刺激することになり、また与那国町では「国境交流構想」として台湾との直接航行を復活させ、島の活性化を目指しているそうだが、陸自配置で台湾との交流にも阻害要因にもなるとこの構想を進めてきた関係者の一人は話しているとのことである。
だが、外間与那国町長は浜田靖一防衛相に対して陸自配置を要請し、町議会も昨年9月に陸自誘致を決議しているなど実名が記載されているにも関わらず、なぜか陸自配置に反対する「関係者の一人」と称する方だけは匿名になっているのは不可解であり、そもそも支那を刺激するからでは理由になっておらず、支那の方が刺激をするから配備するのではなかろうか。
自衛隊がイラクに派遣された際にも、「たった一人の派遣反対運動」を記事にしていた偏向マスコミだが、今回の「関係者の一人」と称する陸自配置に反対する者も一人かも知れないし、そうなると、中日新聞が敢えて記事にするまでもなく無視しても良いであろう。それよりも町議会が陸自誘致を決議しているようでは、陸自配置を求める島民の声は相当あったであろうが、それを紹介せずして、反対する「関係者の一人」の声だけを紹介するなどしているから、偏向マスコミと言われているのであり、中日新聞と言うくらいだから、中国(支那)の立場で記事を書いているのかも知れないし、それは、この記事の中に、なぜ与那国に陸自配置が必要なのかについて何の記述もないからである。
(2009/07/12)
自衛隊じゃなければ海保でもいいですが、離島、それもたった人口1600人の国境の離島を守る手段が、お巡りさん2名と拳銃二丁だけというのは些か心細いです。
もっとも、対馬のように自衛隊が配置されていても土地が韓国人の買い占められてしまい、国防上問題が出ている所も有りますが。
1/3【与那国島レポート】与那国町・糸数健一議員に聞く-前半[桜 H21/6/10]
http://www.youtube.com/watch?v=4LiiE0tHZeg
2/3【与那国島レポート】与那国町・糸数健一議員に聞く-後半&与那国島の風景[桜 H21/6/10]
http://www.youtube.com/watch?v=K1v1jAXo87I
3/3【与那国島レポート】与那国島・国境の島の日常風景[桜 H21/6/10]
http://www.youtube.com/watch?v=9KgbM3Ps934
愛知からは最左翼の国会議員が何人も選出されています:
・赤松広隆[愛知5区]:社会党出身、最左翼
・近藤昭一[愛知3区]:朝鮮総連が頼りにする男
・牧義夫 [愛知4区]:議員案件DMで有名に
※いずれも民主党
コメントありがとうございます。偏向マスコミですから、自衛隊に関することとなれば敢えて騒ぎを起こす目的から、このような一部意見(それも誘致反対)だけを取り上げて、あたかも島民は割れているかのように印象報道をする訳です。私も支那の脅威を感じるならば、圧倒的多数の人が自衛隊誘致に賛成していると思っております。騒いでいるのは、いつものようによそ者でしょう。
コメントありがとうございます。中日新聞がなぜ与那国のことを敢えて記事にしたのかは社内の半島系の影響かも知れませんが、最近のマスコミは偏向プラス特亜寄りになっており、テレビ、新聞など多くのマスコミに在日が入り込んでいる証拠で、中日新聞の地元、愛知には民主党のサヨク議員のいるとなれば、その圧力で、中日新聞に入社させた在日がいるかも知れませんね。
コメントありがとうございます。国境交流構想も良いですが、どこの国も国境の警戒は特に厳重でしょうから、いままで配備されてこなかった方が異常と言えるでしょう。いつもの「○○を刺激するから」でしょうが、この国には、隣国を牽制して国境を守るとの発想はないのかと言いたいですね。
自衛隊配備に反対とは、支那人の立場でものを言っているとしか思えませんが、「あなたの後ろに支那がいるのか」と問い質せば自供するかも知れません。