goo blog サービス終了のお知らせ 

私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

教師の職務命令違反を子供をダシに使ってすり替えるのか

2011年05月26日 23時24分20秒 | 売国奴・反日日本人

 「君が代」強制条例に反対 大阪弁護士会が会長声明

  大阪弁護士会は24日、「大阪維新の会」(代表・橋下徹府知事)が大阪府議会へ提出を予定している「君が代」斉唱時の起立強制条例案に反対する中本和洋会長の声明を発表しました。

 声明は、橋下知事が不起立教員に免職など罰則を定める条例案を9月府議会に提出すると表明していることに触れ、「職務命令や条例によって教員に『君が代』斉唱時の起立を義務づけ、義務違反に対して懲戒処分をもって臨むことは、教員の思想及び良心の自由を侵害し、違憲となる疑いが強い」と批判。地方自治体が制定する条例で教員に起立を強要することは、条例制定権を「法律の範囲内」に限定する憲法94条、また教育に対する「不当な支配」の排除を定めた教育基本法16条1項に抵触する恐れがあるとし、「かかる条例を制定することは、教育に対する過度な統制になりかねない」と述べています。

 さらに教員が起立を強制されると、出席している子どもは事実上起立を強制され心理的な圧迫を受けることになり、「多様な思想や考えを学習する環境を保障すべき学校教育の理念に抵触するおそれがある」と断じています。

2011年5月26日(木)「しんぶん赤旗」

(引用終了)


  50年以上前のことなので記憶は定かでないが、小学生から中学生時代のかけて国旗国歌に関して特に変わった思い出はなく、卒業式などの式典の際には国旗が壇上に掲げられ、国歌斉唱も普通に行われいたし、小学生の時には、生徒の代表が校旗を掲げて式典会場に入ってきて「校旗に礼」との号令で、頭を下げたこともあったほどで、今のように国旗国歌をめぐって一部教師が騒ぐなどと言ったことはなかった。

  小学生の時に担任だった教師は、今思えば日教組バリバリで、授業中に「安保反対」「警職法改正反対」とか言っていたが、小学生にそのような話をしても理解できなかったし、これも記憶は定かでないが、反対する理由はすべてデタラメであったことが後になって分かっており、思想の自由だとしても、教師が子供に押し付けようとするのは問題であった筈である。だが、保護者から何のクレームがなかったのは、前述したように小学生には理解できない話だったので、親に話すこともできなかったかも知れない。

  教育とは強制を伴うものであるからして、子供たちは教師の言うこと守ろうとするであろうから、国旗国歌に関して教師がおかしな思想を持っていて、卒業式などの式典の前に、教師が例えば「国歌斉唱の際に起立しないし斉唱もしない。君たちはどうするかは、各自の判断に任せる」と言っておいて、「国歌斉唱、一同起立」との号令がなされたとしたら、混乱するのは子供たちであり、そのような混乱を招くことをしておいて何か得るものがあるのであろうか。

  しんぶん赤旗によれば、大阪弁護士会は24日、「大阪維新の会」(代表・橋下徹府知事)が、大阪府議会へ提出を予定している国歌斉唱時に、教師の起立を強制する条例案に反対する中本和洋会長の声明を発表したとのことであり、起立を強制されると、出席している子どもは事実上起立を強制され心理的な圧迫を受けることになるとの理由を述べている。

 子供たちには「一同起立」との号令で起立するように強制するのも教育の一環であり、起立するかしないかは各自の判断に任されていて、本当に起立しない子供がいた場合は、教師としてどのような対応をするつもりなのか。 校歌の場合も起立して斉唱するであろうが、歌いたくないとして起立さえしない子供がいても、それを容認できるのか。

 一部教師による国旗国歌を忌み嫌うような教育を子供たちにしていることは大きな問題であり、起立の強制に反対し、起立拒否するのであれば、子供たちにも起立拒否を強制されることでの心理的な圧迫は大きいものとなるだろう。

 国歌斉唱時に限らず「一同起立」との号令で強制的に起立するように子供たちに教育するのが学校という場であって、何でも強制がダメだとなれば、授業でさえ強制になるとして、それを拒否する子供たちによって学校が学校でなくなり、遊園地のようになってしまうであろう。しんぶん赤旗が報じるようでは、大阪弁護士会の中本和洋会長は共産党員だろうが、教師の職務命令違反が問題になっているだけであるにも関わらず、全く関係ない子供をダシに使って、教師への起立強制は子供たちへの起立強制だとして、問題をすり替えている訳で、これもサヨクの常套手段に他ならない。
(2011/05/26)