私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

支那への牽制にもなった台湾紙への感謝広告

2011年05月03日 23時14分15秒 | 東日本大震災

「ありがとう、台湾」日本の有志6000人、地元2紙に広告

2011.5.3 18:05

「ありがとう、台湾」。東日本大震災で多くの被災地支援を行った台湾に対し、日本在住の「有志一同」約6千人が3日付の台湾紙、聯合報と自由時報の2紙に、日本語を交えた感謝の広告を掲載した。

 台湾に謝意を伝えたいとする女性デザイナーが短文投稿サイト「ツイッター」などを通じて広告を提案。約240万円の広告掲載料を捻出するため、1口千円の募金を呼び掛けたところ、1900万円以上が集まった。差額は被災地へ義援金として送るという。

 台湾からの義援金は先月27日までに約55億5千万台湾元(約157億円)に達している。

(産経新聞・共同)

(引用終了)


 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により、甚大な被害を被ったわが国に対して、世界各国から義援金など様々な支援の手が差し伸べられており、日本国民の一人として深く感謝申し上げるとともに、この恩を忘れることなく、復興を成し遂げた後に必ず恩返しをしなければならないと思っている。

「かけた情けは水に流し、受けた恩は石に刻め」との素晴らしい言葉があるが、それを怠る者が多いから、人間関係がうまくいかなくなることがある訳で、「これだけのことをしてやったのだから」と見返りを期待するのであれば、最初からしてやるべきではなく、また自分が受けた恩は忘れず、その方が災難などに遭ったり、困ったことがあれば、恩返しの意味で、してやることが大事ではなかろうか。

 今回の大震災で、困った時に助けてくれる真の友達と言えるのはどの国で、普段は友好を唱えながらも、それが口先だけであった国はどこかが分かったと言えるだろう。民主党政権はその口先だけの国の方ばかり見ており、今回の大震災で義援金などの支援の手を差し伸べてくれたとし、新聞に感謝広告を出すなどしているが、それとは比較にならない程の多額な義援金が寄せられている台湾の新聞には掲載しなかったようである。

 報道によれば、「ありがとう、台湾」として、日本人有志約千人が3日付の台湾紙、聯合報と自由時報の2紙に、日本語を交えた感謝の広告を掲載したとのことであり、政府がやらなければ民間で、と言う訳だが、日本人は台湾を大事にしているとして、支那への牽制にもなったのではあるまいか。

 人口約二千万人の台湾で、先月27日までに約55億5千万台湾元(約157億円)の義援金が寄せられていることは驚くべきことで、台湾人はかっての日本統治時代を否定的に見ていない証左であり、「かけた情けは水に流し、受けた恩は石に刻め」を理解し、実践していると言えるだろう。

 韓国の新聞には日本政府として感謝の広告を掲載しているそうだが、それとは別に日本人有志で感謝広告を出す声はないようで、韓国人にしてみれば、日本人有志の広告を台湾に出したのであれば、なぜ韓国に出さないのかと思っているであろう。

 日本統治時代に日本が行ったことを恩とも思わず、すべて否定的にみている韓国朝鮮人は「掛けた恩は石に刻み、受けた恩は水に流す」を実践し、あの大震災の時に支援したではないかとし、いつまでも日本にたかる理由にするのではなかろか。
(2011/05/03)   

写真:日本の有志約6千人による感謝広告を掲載した3日付の台湾紙、自由時報(左)と聯合報(共同)