私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

秘書が保身のためではなく、鳩山代表の保身のためでは

2009年08月22日 23時49分27秒 | 民主党関連

鳩山氏「元秘書が保身で…」故人献金など疑惑を釈明

 民主党の鳩山由紀夫代表は17日午後、日本記者クラブで開かれた主要6政党の党首討論会で、政治資金収支報告書の個人献金欄に献金していない人や故人が記載されていた問題について「元秘書が保身のため、献金をもらったかのように見せ掛けてしまった」と述べ、経理担当者の個人的な行為との認識を重ねて示した。政治資金の出所に関しては、母親ではなく自身の資金だったとあらためて説明した。

 同時に「税額控除(悪用)のようなことを図った事実は1件も報告されていない」と述べ、脱税疑惑を否定した。

 自民、公明両党が衆院選共通公約に盛り込んだ、会計責任者が法違反をした場合に監督責任がある議員の公民権を停止する政治資金規正法改正に関し「政治をクリーンにすることは大変良い話だ」と述べ、前向きに検討する考えを示した。

8月17日19時8分配信 産経新聞

(引用終了)


 偏向マスコミの民主党にはなぜか優しい友愛報道のおかげで、民主党の鳩山由紀夫代表の故人献金問題は大きく扱われることはなく、鳩山代表の弁明が報じられるだけであり、それが矛盾に満ちた弁明であったとしても、深く追求されることもないのだから、法に抵触するようなことした場合は民主党所属の議員であった方が有利と言えるだろう。

 これから政治家になろうと立候補を予定されている方は、民主党公認か推薦を受けて当選した方が良いし、鳩山代表のように、法に抵触する問題が発覚しても、民主党だからとして、偏向マスコミの鋭い追求を受けることもなく、これが自民党であれば議員辞職か自殺するまで追い詰めるであろうから、これでは偏った報道はしていないといくら言ったとしても、とても信じられないとしてマスコミに対する不信感は高まるばかりである。

 報道によれば、17日午後、日本記者クラブで開かれた主要6政党の党首討論会で鳩山代表は、政治資金収支報告書の個人献金欄に献金していない人や故人が記載されていた問題について「元秘書が保身のため、献金をもらったかのように見せ掛けてしまった」と述べたそうだが、これは秘書がすべてやったことで、自らの責任はないとするものであり、もし秘書の行為だとしても、その責任を政治家である鳩山代表が免れようとするのは卑怯であり、共に責任をとる必要があるし、鳩山代表もかって「秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべき」と言っているではないか。

 また政治資金の出所に関しては、「母親ではなく自身の資金だった」とあらためて説明したそうだが、自身の資金であるならば、秘書が政治資金収支報告書に故人献金や偽装献金となる虚偽記載をする必要もなく、正直に記載すれば良い話である。だが自身の資金だったとの説明には納得できず、貰ってはいけない方からの献金があり、それを隠すために故人献金や偽装献金と言う手段を使ったと考えるのが自然ではなかろうか。

 故人献金の中には鳩山代表の恩師であった方がいたそうだが、そうなると秘書が恩師の名前や住所などを知っていたことになり、このことは鳩山代表が恩師のことを秘書に教えたとしか考えらない。そこまで秘書を信頼していたとしても、秘書の違法行為に気がつかず管理出来ない鳩山代表に総理大臣と言う重責が勤まるとは思えない。

 故人献金や偽装献金は秘書が保身のために行ったのであれば、鳩山代表は献金を集めるノルマのようなものを秘書に課してしたことになり、それが秘書にとって大きな負担となり、政治資金収支報告書に献金していない人から献金があったとする虚偽記載につながったとなれば、秘書が保身のためとは言え、法に抵触するようなことを行ってしまった経緯について鳩山代表は説明する必要があるだろう。

 故人献金や偽装献金は、秘書が保身のために行ったのではなく、鳩山代表の保身のために行ったとしか考えられず、鳩山代表の言う友愛とは自分の責任を認めず、すべて他人に責任を押し付ける意味もあるらしく、だから「秘書がやった」と言って責任転嫁している訳である。その秘書が今どこにいて何をしているかは知らないが、鳩山代表の言っていることは本当であるかどうか説明させるべきだが、すでに友愛されているのではとの噂もあり、友愛には世にも恐ろしい意味もあるようだ。
(2009/08/22)

写真:保身のため秘書に責任転嫁している民主党の鳩山由紀夫代表