私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

国立追悼施設の建設は支那や韓国に屈することだ

2009年08月14日 23時45分27秒 | 民主党関連

「国立追悼施設は陛下も行かれるものに」鳩山代表

 民主党の鳩山代表は12日、無宗教の国立追悼施設の建設構想について、「どなたもわだかまりなく、戦没者の追悼ができる施設の取り組みを進める。天皇陛下も靖国神社には参拝されていない。陛下が心安らかに行かれるような施設が好ましいと思う」と述べ、首相に就任した場合は追悼施設建設を進める考えを強調した。

 党本部で記者団に答えた。

 鳩山氏が靖国神社に参拝しない理由については、「A級戦犯が合祀(ごうし)されている。総理大臣や閣僚の参拝は好ましくない」と語った。
(2009/08/12 読売新聞)

(引用終了)


 私の叔父は、かっての大戦中に特別攻撃隊を志願し、昭和20年8月下旬に出撃予定だったとのことだが、15日に終戦になったことから、生き残った訳で、同時期に入隊した者の中には、出撃して戦死した者もいたとのことで、もし戦争が後半月ほど長引けば、叔父は靖国神社でしか会うことが出来なかった訳である。

 お互いに「靖国で会おう」と声を掛け、戦死する覚悟で多くの兵士が出征し、そして英霊となられた訳であり、そのような方の遺書を読むことがあるが、涙なくして読みことは出来ず、戦後生まれの私としても、国のために一つしかない命を捧げた英霊達に、敬意と感謝の気持ちを持つのは当然だと思っており、戦争の是非は別にして、それは国民の義務ではないかと思っている。

 靖国神社に行けば、亡くなった身内に会うことが出来ると信じているのは、前述したように「靖国で会おう」と声を掛け合い出征して行ったからに他ならず、であるから拝殿前で「オヤジ~。来たぞ」と叫ぶ遺族の方がおられるのであり、また足取りもおぼつかない老婆が、付き添いもなく一人で参拝している姿があるのは、その証左である。

 多くの参拝者があることや、靖国こそが、民間施設であるとしても、わが国における代表的な戦没者追悼施設として国民から認識されている訳であり、靖国神社に代わる施設などと言うものはありえない。

 報道によれば、民主党の鳩山代表は、政権を獲得した際には、靖国神社に代わる無宗教の「国立追悼施設」の建設を検討する考えを示したそうだが、「靖国神社に代わる」と鳩山代表が発言しているとしたら、民間施設である靖国神社に政治が介入しようとしているも同然で、靖国から戦没者追悼施設としての性格をなくし、新たに建設する「国立追悼施設」の方で、戦没者の追悼を行うことを考えているとしたら恐ろしいことであり、違憲訴訟を起こされる恐れがあるだろう。

 鳩山代表は「国立追悼施設」を建設すれば、靖国に参拝する必要はなくなると考えているのであろうが、出来たとしても、靖国参拝を続ける方がほとんどであろうし、新追悼施設には特定な思想に染まった方だけしか行かないと思っており、税金の無駄遣いになるも当然で、それでも支那や韓国に屈することになる新追悼施設がもし出来たとしても、反対に靖国こそが、わが国における代表的な戦没者追悼施設として国民の関心を集め、かえって参拝者が増えるなどの現象が起きるであろう。

 新追悼施設が「どなたもわだかまりなく」などと言えないのは、支那や韓国に屈する形になるからであって、これでは国民にはわだかまりが残るであろうし、また、そのような施設で天皇陛下が追悼の念を示すことは何を意味するか鳩山代表は分かっているのであろうか。  

 「国立追悼施設」が建設されれば、日本と支那との友好関係は深まると鳩山代表は勘違いをしているようであり、その施設は支那が日本を叩くための原因となり、かえって問題を引き起こすものとなるであろう。それは民主党が主導して行おうとしているからであって、当然ながら、自虐的であり、また反日的なものであろうから、その表現を巡って、支那の干渉を招くことになるからである。

 そうなると、そのような施設は多くの国民から無視されることは明らかで、偏向マスコミは終戦記念日の千鳥ケ淵戦没者墓苑の人出の様子を報じることはないのは靖国とあまりにも違うからであり、おそらく新追悼施設は千鳥ケ淵よりさらに少ない人出になると今から予想している。
(2009/08/14)