きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「忘れ雪」宝塚雪組

2009年01月27日 | 宝塚(雪組)
日本青年館での平日夜公演の開演時間が変更になりました。
なんとか行ける時間、のハズが、
仕事の都合で5分ぐらい遅刻しちゃいました。惜しい!

原作も痛いけど、舞台も痛かった、
という感想を聞いていましたが
まさにその通りでした。

高校生の時から7年後って、
その時の約束って覚えているよね。
具体的に何年何月何時何分を忘れてしまっても
「そういう約束をした」っていうのは
覚えていると思うんだけどなー。
あまりにも桜木先生がすっぱり忘れているので
記憶喪失ネタが入るかと思ったよ。
やけのやんぱちで婚約しちゃった深雪ちゃんも
わからなくはないけど、
留学の資金はどこからだーい。
静香さんも怖い人だなー。
何年でも待ちます、って
振り向く以外の選択肢を与えないんだなー。
ま、だから、最後はアレか。

証拠品は、第一発見者が持ち込むまなくていいの?
第3者が「落ちていたそうです」って持って行って
証拠になるのかな。

深雪さんが、桜木さんに会えない、
っ話になったとき、
先の「醜い蛇」になった話になぞらえるなら
「顔に醜い傷を負ったのかな」と思いました。
で、それなら
「『針』ですよ、桜木さん!(By春琴抄)」と
うっかり思ってしまいました。ごめんなさい。
ついでに、深雪さんと言われると
時々「ヒットエンドラーーン」が頭に甦りました。ごめなさい。

ラストといい、話としては「なんだかなー」
と思う部分がたくさんあり
見ていてちょっと辛かったです。
2幕が長かったなあ。
これを宝塚で、って誰がOKを出したのかな。

とはいえ。
児玉っちにしては、脚本とか舞台の作りとかは
うまいと思いました。
映像多様とかはバウ作品ならでのセットとうまく噛み合っていました。
最後にショーをつけない代わりに
劇中でショー的な部分がたくさんあったのも
バランス的には良かったかも。
「動物」が話のキモで、それをどう表現するかは難しいと思うけど
その処理も良かったです。

キムちゃんは、男らしさが増しました。
歌は前から良かったけど、芝居も深くなったのでは。
テルは濃くて暑いなー。
チエテルも暑苦しいだろうなあ。ふふふ。
歌もだいぶ上達したと思います。
ヒロインのみみちゃんは研2?
芝居心がある子ですよね。
声がちょっと高めだけど、それはこれからなんとでもなるし。
台詞が明瞭なのがいいです。
可愛いよね。
静香の愛原さんも、難しい役をうまく表現していました。
せしるくんは、まだまだ若くて男役には遠いけど
華はあるかな。
キタロウがなかなかいい味を出していたわ。ふふふ。
マヤさんは流石でした。
コメント
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