きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「エグザイル/絆」

2009年01月10日 | 映画
香港ノワール。
だと思ったけど、舞台は返還前のマカオでした。

とあるマフィアに所属する5人。
たぶん若いときからの仲間。
そのうち一人がボスを撃ち、
撃った男を始末するために仲間の二人が差し向けられ
残り二人が阻止しようとする。

撃った男は、子供が生まれたばかり。
妻子に金を残せたら、殺されてもいいと言う。

そこで、みな揃って
仕事の仲介屋の所に行く。
 金塊の強奪・・・リスクが高い
 服役中の男の始末・・・刑務所に入ってから仕事で時間がかかる
 タイのフィアの・・・外国じゃん!
撃たれたボスは、早く始末しろとせかすので
手っ取り早くて高い報酬の仕事がしたい。
そこで、違う組織のボスの命を狙うことになる。


と、まあ、いろいろあって。
画面の凝り方とかが
一昔前、っつーか、70年代風。
だから、ときどきいらつくぐらい
のろい展開になるんだけど、
後半のテンポは良かった。
一種のロードムービー風になるの。
でもね。
普通のロードムービーなら
若者でしょ。
この映画の場合はね、
アンソニー・ウォンなのよ。
彼を中心としたおっさんくさい面々が
(フランシス・ンは、もっとキラキラした美青年のイメージだったんだけど・・・
 これはこれでいいんだけどさ)
流れ流れていくのがいいんだわさ。
特撮の爆発場面で使われるような風景の中をウロウロするし。

銃撃戦も迫力だけど、
邦題通り「絆」が、(原題は「放逐」)
詳しくは語られないけれど、
強く強く感じられました。

最後は、こうなるか。。。と。
香港映画だもんねえ。

渋谷のイメージフォーラムで観たけど
字幕のピントがちょっと甘くて
少々読みづらかった。
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「眠れる森の美女」ヴィシニョーワ&マラーホフ/東京バレエ団

2009年01月10日 | バレエ・ダンス
昨日の後藤君は悪くなかったんじゃないかと思っていたけど
今日のマラーホフを見ちゃうとねえ、
やっぱ
王子様芸ってのは
あるんだな、と思いました。
もう、立っているだけで王子様。
迷うナルシスト。
その佇まいが、なんとも言えないです。
当代随一の王子でしょう。
あの微妙な紫タイツも
青い上着に白タイツも
彼のために作られたのですから
彼が着るのが一番似合います。
踊りのキレは、以前ほどはない。
けど、動きのひとつひとつが美しい。
流すことなく、きっちり決めるけど
音楽は止めない。
彼は、全幕の人だよね。
全幕を通して醸し出す雰囲気がいいのよ。
ガラ単発で見るのもいいけど、
やっぱり全幕の王子よね。

ヴィシニョーワは、
以前ほどのアクはなくなったけど
圧倒的な存在感はかわらず。
出てきた瞬間から輝いている。
可愛さなら昨日の吉岡さんも負けていないけど、
難しい踊りも、何気ない動きで
ごくごく自然に見えてしまう。
すごいわー、やっぱり。

などと、見ていたんだけど。
5階R席からオペラグラスで見た彼女の顔は
もう少女ではなく、大人で。
そういえばー、
この時期、1月、
ルジと一緒にマールイの公演で
「海賊」を踊っていたこともあったんだよねえ。
そういうキャリアがあって、今の彼女がある。
マラーホフもね。
ロシア(当時の感覚としてはソ連に近かった)を離れるって聞いたときは
びっくりしたし、ものすごく不安だった。
だけど彼は自分で道を切り開いて、
そして今に至る。
そういう二人が、いま一緒に踊っているんだなあ、と思うと
なんだか泣けてくるよ。

カラボスは高岸さん。
昨日のマラーホフは、わりと自然に女性だったけど
今日は明らかに男性ダンサーによるカラボスでした。
楽しいわ、高岸さん。
ひとつひとつの動きがダイナミックというか
なんちゅーか。

水香ちゃんも、いい踊りだと思います。
似合っているんだよね、この版のリラが。
働くお姉さん、みたいなカンジで。
フェミニンじゃない方が似合うと思うの。
あの衣装も、背が高いから似合うし。
妖精さん達も、全体的に今日の方がまとまっているかな。
青い鳥の中島さん、猫の平野くんも
安定感があるよね。

とりあえず。


【配役】
オーロラ姫:ディアナ・ヴィシニョーワ
デジレ王子:ウラジーミル・マラーホフ
リラの精:上野水香
カラボス:高岸直樹
フロレスタン国王:永田雄大
王妃:坂井直子
カタラビュット/式典長:野辺誠治

妖精キャンディード(純真の精):矢島まい
妖精クーラント<小麦粉>(活力の精):乾友子
パンくずの精(寛大の精):高木綾
カナリアの精(雄弁の精):佐伯知香
妖精ビオラント(熱情の精):田中結子
妖精のお付きの騎士:
 松下裕次、長瀬直義、宮本祐宜、横内国弘、梅澤紘貴、柄本弾
 
オーロラ姫の友人:
 西村真由美、奈良春夏、吉川留衣、渡辺理恵)
 森志織、福田ゆかり、村上美香、阪井麻美
4人の王子:
 木村和夫、中島周、平野玲、柄本武尊
 
ルビー:西村真由美
エメラルド:阪井麻美
サファイア:岸本夏未
ダイヤモンド:奈良春夏
シンデレラとフォーチュン王子:井脇幸江-木村和夫
フロリナ姫と青い鳥:吉川留衣-中島周
牡猫と子猫:河合眞里-平野玲
赤ずきん:森志織

指揮:デヴィッド・ガーフォース
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
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「菌類のふしぎ」

2009年01月10日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)
国立科学博物館の特別展「菌類のふしぎ」に
行ってきました。
終了間際なので、超混みでした!!

第一展示場は撮影可。
菌の話が詳しくわかりやすく。
そして、いたるところにフィギュアとか。
石川さんの直筆の菌達を見つけるのも
楽しかったです。

うまくまとめられないので
ひたすら写真を載せます。











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ジャンボ餃子

2009年01月10日 | 美味しいもの
上野の「昇龍」で
餃子を食べてきました。

デカイです。


餃子4個とライスとスープとお新香で
650円です。
肉汁ジュワーはあまりありませんが
身がぎっしり詰まっています。
12時半頃食べたけど、
夜の21時の夕ご飯まで
お腹は空きませんでした。
ボリュームタップリだけど
わりとあっさり食べられます。
コメント (2)
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