きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

あと7県

2007年09月19日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
2005年6月8日の記事に、
「行ったことがない県は、あと11」
と書きましたが、
あれから山形県と宮崎県に行き、
今年の10月の社員旅行は青森県で、
旅唄・秋では愛媛県に行きます。
あと7県です。

新潟県
富山県
岐阜県
島根県
高知県
鹿児島県
沖縄県

旅唄・秋は、最終日は行けません。
行けるのは金・土のみ。
飛行機は予約して、友人の確認後
決済に入ります。
今年は国内旅行ばっかりだなー。
香港に行きたかったけど、無理そうだわ。
風呂釜が壊れたので修理もしなきゃいけないし。
コメント (4)
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美味しいもの、とオマケ

2007年09月17日 | 美味しいもの
宙組公演限定デザート「エル・パティオ」



330円。
上段はバレンシアオレンジのゼリー
下段はブラッドオレンジのゼリー
(だったと思います)
公演にちなんだデザートは大好き!
今回復活した理由はわかりませんが
また続けて欲しいです。
コスト的に厳しいとは思いますが。

オマケ。
宙組誕生10周年を記念して2階の柱を装飾。



この10年間の宙組公演のポスターが
印刷されています。
このうち9割に花總さんがいて
7割に和央さんがいる。
(あくまでも目分量)

終演後は、「いつもの」パパイヤリーフ
「いつもの」ナシゴレン。



ここのナシゴレンが好きなのーーー。
料理自体は変わらないけど、メニューはよく変わりますよね。
今回は単品で注文できました。850円。

満腹後に、ペニンシュラ東京を探険。
縦にはともかく、面積としては狭め?
1階のロビーラウンジは激混み。
でも、それほど広くないのに、
正面玄関からフロントまでの通路が
ラウンジ中央にあって、ちょっと忙しないかんじ。
香港みたいに吹き抜けじゃないし。
ゆっくりお茶をするなら帝国ホテルの方が良さそう。
地下1階にはブティック(テイクアウト商品売場)&カフェ。
カフェも、売場の片隅にあるってかんじで
これも落ち着かなさそう。
と、言いつつも。
マンゴープリンを買いました。



600円。
香港版と違って、トロトロのなめらかプリン。
マンゴープリンというより、
なめらかプリン・マンゴー風味。
それほどマンゴーの味は強くありません。
なめらかなので、ほいほい胃の中に流したら
後からどっと胃が重くなりました。
でも、美味しかったよ!
他のケーキも600円かな。
思ったほど高くはなかったので
次はチョコレートケーキ系を攻めようと思います。
ペニンシュラのチョコがたっぷりかかっているのよ!
ちなみに、香港ペニンシュラのテイクアウト用マンゴープリン。



当時のレートで387円ぐらい。
日本版よりもうちょっと固くて、
マンゴーがざくざく入っています。

 参考  マンゴープリン食べ比べ香港旅行2003年11月

それから、け。ちゃんとお茶。
紅鹿舎。



私はアイス・バナナオーレ(左)。
たしか837円。または873円?
バナナジュースの甘さと、コーヒーの苦みが混じり合って
とっても美味しかったです!!
け。ちゃんはアイスハニーコーヒー。(だっけ?)
はちみつがドロッと入っています。

それから、昨日け。ちゃんから貰ったお土産「白松がモナカ」。



小さい箱に小さいモナカ。
10個入りで4種入っています。
父の仙台出張の土産は、いつもコレでした。
私は胡麻餡が一番好き!


そろそろカテゴリーに
「食べ物」を作るべきなのかしら?
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「バレンシアの熱い花/宙 FANTASISTA!」宝塚宙組

2007年09月17日 | 宝塚(宙組)
今日は
ロドリーゴ:ほっくん
ラモン:蘭とむ
でした。
私は逆の方が好きかなあ。
蘭とむは、実は高貴な役が合うし、
ほっくんは高貴な役があまり似合わないし。

どーでもいいけど、
すっしーを3人がかりで襲うのは
いかがなものか。

本日はJCB貸切。
ショーで、「ヴィーナス」導入部で
上手の鈴鹿さん?がJCBカードを出していて、
「ヴィーナス」が終わって捌けるタニちゃんが
「どんどん使おうJCBカード」だっけ?
そんなことを言っていた。

ショーは、もう問答無用だな。
いいじゃん、このノリ。
いっそ芝居も、「エクスカリバー」くらいの
脳天気モノでも良かったかもねえ。

そうだ、前後するけど「ヴィーナス」の
タニの気障りかたが凄かった。
「なんともいえない気障りかた」というより
マミちゃんに近い気がするような。

土星が終わって、タニちゃんがセリ上がってきたとき
涙が出てしまったよ。
タニに何回泣けばいいのだ。
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めも

2007年09月16日 | 小山卓治




お誕生日おめでとうございました。
これからの半世紀も歌い続けてください。

とっても楽しかったんだけど、
来年は、もうちょっと広い会場で
お願いします。

(キュウキュウでした。
 次回があるのなら、有線LANが入っているような
 ホテルの会議室とか使ってさあ。
 あくまでもファンクラブイベントと位置づけて
 会費も高くするとかさあ。)

「読まないで」って言葉を、
文章末尾に書いたために
友人が投稿を読まれてしまった。
「身内から石を投げられる」に対し
心の中で
「罪のない者がいれば石を持てこの人を打て」と
歌ってみましたが、
石を投げられないのは私だけかもなー。

昨年は、我が家はまだダイヤルアップで
インターネット中継を聞くために
有線LANのホテルにPCを持ち込んで泊まるとか
ネットカフェに泊まりこむとか、
いろいろ考えたけど、止めたんだよなあ。
だって、「エビータ」の千秋楽前だったんだもん。
前楽も見てたから、
大荷物持って移動とかイヤだったし
スッキリした気持ち&姿で千秋楽に臨みたかったんだもん。
コメント (2)
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「暗くなるまでまって」

2007年09月16日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
さえちゃんが可愛かった。
男役時代は、ややダミ声だったけど
女優さんだと、綺麗な、滑らかな声だった。
台詞を噛んでも、
「やっぱり、さえちゃんだー」と
ちょっと嬉しくなったりして。
時々胸が揺れていた。
本物は揺れるんだよね。
作り物は揺れない。
スージーは健気で、その健気さ故に強かった。
緊張感も、うまいこと持続させていた。
いい役者さんになったなあ。

悪役3人は
 ・ダグバ様
 ・龍騎
 ・初代ザビー
この3人の並びにさえちゃんなんて
いったい誰を狙ったのよーーー。
3人の中では浦井くんが断トツに上手かった。
ああ、あの棒読みだったダグバ様が。
何人かに変装する役だったけど
演じ分けがよかった。
別の役者さんが出てるのかな?と
思う瞬間もあった。
ハイテンションな悪役を好演。すばらしい。
須賀くんは、ある意味儲け役。
ヒロインと、ちょっぴりイイ雰囲気になる。
それが似合う色男だった。
衣装がピッチリしたセーターだった。
胸筋を見せびらかすためなのかー。
顔が小さいね。
逆に徳山さんは、このメンツだと
顔が大きめだった。
弟キャラがハマっていた。
発声が、まだ小劇場仕様かな。

ちょっと疑問。
ブレーカーが落ちたら
冷蔵庫もOFFになるのでは?
最初に霜取り云々でプラグがどうこうと言ってたので
電源は全然別なの?


1010シアターは、
ハコ自体はなかなか良いと思うけど
エレベーターが遅い!
10分前に1階で待ってたけど
席に座れたのは開演後だったよ。
エスカレーターを駆け上った方が早かったな。
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「ニジンスキーの伝説(キャストB)」東京バレエ団

2007年09月15日 | バレエ・ダンス
開演前に佐々木氏登場。
マラーホフが降板、
代役を見つけるのがとっても大変だったけど
いいメンバーになったと思う、と自画自賛。
相変わらず、グダグダな喋り。
事前に紙に書くとかしたらどうだろう。
客へのお詫びなら、なおさら。
なんてことを思っていたら、
マラーホフが一言ご挨拶をしたい、とか。
え?さっき、「9月いっぱいは飛行機に乗っちゃダメと
ドクターストップがかかり」とか言ってなかった?
ここで出すならそんなことを言わなきゃいいのに。
そんなことを考えていると
マラーホフが登場。
ゆったりとした歩き方。
家で寝てろよ!
しかし、兵庫ではトークショーがあるようだし、
営業部長としてはお仕事を休めなかったんだね。
挨拶自体は、ありきたり。(英語・通訳付き)
 ・踊れなくてごめん。
 ・代役のみんな、ありがとう。
 ・「贈り物」には出るからね!
マラーホフ・ファンは嬉しいのかなあ。
膝への負担を減らすためにも
日本に来るのなら、兵庫へ直接行って、
ゆっくりした方がいいと思ったよ。


「レ・シルフィード」
プレリュード:吉岡美佳
詩人:フリーデマン・フォーゲル
ワルツ:長谷川智佳子
マズルカ:田中結子
コリフェ:高木綾、奈良春夏

前回は完走したけど、今回はちょっと寝た。
ごめんなさい。
満腹で見ちゃいけない演目だったわ。
前回の木村さんについては
相当、ファンの欲目で見ていたようだと気付きました。
木村さんが、かなり神経を使ってた部分を
フォーゲル君は、なんなく、自然な動きにしていました。
こういうものなんだなあ。
「ジゼル」の時は
フォーゲル君のあっさり演技が物足りなかったけど
この作品には、そういった「あっさり」が合っていた。
夢見る詩人だったよ。
美佳さんのシルフィードも美しかった。
幸せそうな雰囲気で、二人の相性は良かったみたい。


「薔薇の精」
薔薇:大嶋正樹
少女:高村順子

大嶋君は、マチアス君を見た後だと、ちょっとキツい。
オペラグラスで覗くと、
なかなかナルシスティックな表情でいいんだけど、
いかんせん、身長とか、腕の長さとか
いろいろ厳しい面が見えてしまう。
マラーホフが出演していたら、
もっとキツかったのかなあ。
高村さんは可愛かった


「牧神の午後」
牧神:シャルル・ジュド
ニンフ:井脇幸江

美しい
ジュド様は本当に美しい。
牧神が横向きに腕を伸ばし
ニンフがその腕の中に入る。
牧神に見つめられたニンフは
だんだん身体が崩れていく。
見ているコチラも、
ジュドの視線に焼かれるようだった。
クラクラ来たよ。


「ペトルーシュカ」
ペトルーシュカ:中島周
バレリーナ:小出領子
ムーア人:平野玲
シャルラタン:高岸直樹

これまたねえ。
イレールを見た後だとねえ。
中島くんは、まだまだ「振付を踊っている」段階。
ペトルーシュカそのもの、には、まだ遠い。
仕方がないんだけど。
小出さんは可愛かった。
ムーア人は後藤君降板で平野さんだったけど
会場に貼ったキャスト表の告知だけ。
アナウンスもして。


キャストAで見ちゃうと
かなり厳しいキャストBでした。
東バファンだけど、それでもAB同じ価格は
どうかと思うわ。仕方がないけど。
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WSS

2007年09月14日 | 劇団四季
笠松マリアが「兄さん」と
加藤ベルナルドに言ったとき
父さんの
間違いじゃ・・・

と思ったのは、私だけじゃないですよね。
まあ、年齢面は、もう言っても仕方がない。
踊りを楽しむしか、ない、と。


笠松さんがね。
頑張っているとは思うんだ。
でもさ。
やっぱ、ビジュアルが・・・。
四季にビジュアルを求めるつもりはない私でも、
それでもコレはキツかろう、と思っちゃう。
ミス・アメリカ・・・
いくら恋が女の子を綺麗にするからってねえ。
それに、演技の経験が浅いから。
ただでさえ感情を抑制するっていうか、
感情の盛り上がりを削ぐ開口・母音法だと
もう、台詞を言っているだけの状態で。
音大か芸大を出ているんだよね。
なんだかねえ。
風花ちゃんはかなり健闘したよ。うん。

あっくんは、恋に浮かれるマヌケっぷりがハマっていた。
浮かれているから死ぬんだよね。
松島リフは思っていたより歌えていた。
西尾さんのアクションは熱かった。


あと、これは仕方がないことなんですが
舞台が狭いなあ。
セットの出し入れも大変そう。
「♪マリア」も、あっくんは立って歌って終わりだし。
銀橋か花道があればねえ。
トウナイト5重唱もキツキツだった。


これだけのメンツを集めても消化不良気味。
正々堂々と文句を言えるサバンナのユダの方が
なんぼかマシかねー、と
うっかり思う私です。
これから樹里ぴょんを見ます。
どんな樹里ぴょんか大声で言えないブツを見ます。


あー、あと、あれだ。
せっかくの生オケだけど、金管系がヤバかった。
確か生演奏が上演の条件だろうから
録音にするわけにはいかないんだろうけどねえ。
弦は綺麗だった。

とんまとんちき、とか
いつの和訳だよ、って台詞があったなあ。
U田並だよ。

あっくん、リフトでヤバいところが。
笠松さんが慣れていない面もあるんだろうけど。
マミちゃんでさえできたリフトなんだ。
頑張ってくれ。
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せっかくなので

2007年09月14日 | 小山卓治
goo地図を貼ってみます。
MOGRAの場所です。




こいつは迷いそうですね。
MOGRAのHPの「アクセス」→「写真」の方が
わかりやすいかも。
ただし!
「表参道」は、文字通り「表参道」という道です。通りです。
駅名じゃありません。
最寄り駅は原宿もしくは明治神宮前です。

芝居を見てから行くので
開場に間に合うか、ちょっぴり不安。
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なんだか・・・

2007年09月14日 | TV番組など(配信含む)
リカちゃん出演のTVドラマが昨日終わりました。
昨年?の「えらいところに嫁いでしまった」は
実話がベースだけあって、それなりに面白かったけど
今回の「ヨメ次第」は、かなり前時代的なネタで
非常識な人ばかり出てきて、
たんに面白可笑しく作りゃーいんだろー、ってだけで
(その「面白可笑しく自体もだいぶピントはずれだった)
2倍速(時には3倍速)で見てもなんだかなーでしたが、
最後がねえ。
女は、子供が生まれたら、仕事を辞めて、家に入れって。。。
母親が働いていると、
赤ちゃんとの接触時間が短くなって、
赤ちゃんが母親に抱かれても笑わないって。。。
働いている女性に対する挑戦かね。
(諸事情で専業主婦を選択した人にも失礼だと思う)
いまどき、こんなオチにするなんて。
なんか、腹が立つなあ。
リカちゃんの弁護士さんには
「自分たちがバックアップするから、働き続けて」
ぐらい言って欲しかったなあ。
私の元上司は、6・6の産休のとことろを
4・8で職場復帰したよ。
しかも、産休中の給料は、給与規程に明記されていなかったので
最初は無休だったところを、月給だけは保証させたよ。
(交通費は請求せず)
そういう、辛い思いをして、
諸権利を掴んだ女性もたくさんいるのに、
「女は家へ入れ」と、簡単に言って欲しくないなあ。
悩むにしても、もう少し違う悩みがあるだろうに。
あんな理由、ほんとに、20年前の理由だよ。
ムカムカ。


さて。TV番組の話題のついでに。
先日の「さんま御殿」。
バツイチ美女軍団に新婚男性にヤンキー少女。
濃いメンツの中にいながら
細川さんは、たくさんコメントを採用されていましたね。
投稿まで採用されていたよ。
携帯に絵文字を使う云々で、
じょーじと自然に会話していた。
メールの遣り取りしているんだね、と、ほのぼの。
じょーじは黒髪。「ホタル」と同じ。
黒髪だと重いね。もうちょっと茶色でサラサラの方がいいなあ。

細川さんといえば、出演予定だった「上海タイフーン」が
木村多江の妊娠で制作が延長になったとか。
全6話のこの作品、第1話には鈴木綜馬さんも出演されるとか。
細川さんとの絡みはあったのかなあ。
ちゃんと放映されるといいなあ。

「金色の翼」は、ようやく話が動いてきました。
遅すぎ。
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「ニジンスキーの伝説(キャストA)」東京バレエ団

2007年09月12日 | バレエ・ダンス
「レ・シルフィード」
プレリュード:小出領子
詩人:木村和夫
ワルツ:西村真由美
マズルカ:奈良春夏
コリフェ:乾友子、田中結子

初日ではあるけれど再演なので
木村さんは落ち着いた踊り。
初演の時は森番に近かったけど、今回は「詩人」でした。
腕の動きにものすごく神経を使っていたんじゃないかな。
ちゃんと「リリカル」って引き出しがある人なのになあ。
(ヒラリオンの時も少し開く)
どうして初演だと「火の国・熊本」になっちゃうんだろ。
(でも、そこも好きだったりするんだけどさ)
長身で手足が長いので、絵になる。
そりゃ、金髪碧眼じゃないからさ、
幕が開いたと同時に、美しさに溜息、にはならないけどさ。
小出さんの浮遊感が素晴らしい。
ふわ~っっと浮き上がる。
そして、身体からはショパンの音楽が聞こえてくる。
音に合わせて踊っているのではなく
身体で音楽を奏でているのよ。
「ジゼル」を見たいなあ。
田中さん、奈良さん、西村さん、乾さんも美しい。
中堅が確実ってのは良いなあ。
(余談だけど、奈良さんって香椎由宇に似ていると思う)
東バダンサーを見るにはいいんだけどね。
他の人が目当ての人には退屈な演目だろうなあ。


「薔薇の精」
薔薇:マチアス・エイマン
少女:吉岡美佳

マチアス君は若い。
ジャンプや回転の終わりは、
もうちょっと気を使って欲しいとは思うけど
なにしろスジェだ。そこまで要求してはいけないね。
跳躍も素晴らしいけれど、腕の使い方がうまい。
(この場合の比較対象は年齢的に近いプローム君だったりする)
クネクネクネクネ。
役もしっかり作っていた。
オペラ座の層の厚さって、すごいなあ。
吉岡さんは、最初は可憐な少女だったのに
マチアス君に乗せられたのか
いつも以上にパワフルな踊りだった。
薔薇の精に誘われて踊るのだから、これで正解だろうけど。
こういう、勢いのある吉岡さんは珍しい。
ありがたいものを見た。


「牧神の午後」
牧神:シャルル・ジュド
ニンフ:井脇幸江

後藤くんが怪我で降板したため、牧神はジュド。
アナウンスがあった時、隣のおばさんは小さく拍手をしていた。
後藤くんを楽しみにしている人だっているんだよーーー。
ちょびっと怒りモードの私でも、幕が開いた瞬間、息が止まった。
すごすぎる
絵画そのものだった。
横向きで動く、その、どの瞬間を切り取っても
美しい絵画になりそうだった。
ジュドは、まさしく神。
光藍社の公演でも観ているはずなのに、
神々しさが全然違う。
井脇さんも美しく、牧神と一緒に動くところは
ちょっと官能的だった。
他のダンサー達の「横向き」もハマっていた。
カーテンコール、女性ダンサー達が横向きを崩さないところに
ジュドは、スタスタ歩いてきた。
それさえも素敵。
私の周りでは拍手が少なかった。
なぜなら、皆さんオペラグラスで熟視していたからだった。

「ペトルーシュカ」
ペトルーシュカ:ローラン・イレール
バレリーナ:長谷川智佳子
ムーア人:平野玲
シャルラタン:高岸直樹

ジュドの至芸の後は、イレールの至芸。
これまた素晴らしい芸術作品だった。
前に見た首藤君が良いとか悪いとかではなく。
イレールは全然別の次元。
西洋人が踊るからなのかしら?
弱い立場の人間を、冷酷に笑うことができる。
日本人だと可哀相、の気持ちが先立つところが
笑いに転化する。
不思議だ。
*客が笑うわけじゃなくって。
 「笑われる存在のペルトーシュカ」が
 理解できたというのか。
長谷川さんのバレリーナが可愛かった。
群衆の踊り比べの女の子達が可愛かった。

と、いろいろ感動してたのに。
フランス人が白塗りすると
マルセル・マルソーだよなあ、と、密かに思って。
なんだか白塗りのイレールは
どことなくミスター鈴井に似ているよなあ、とか思ってきて。
そしたらムーア人が洋ちゃんに見えてきて。
それならバレリーナはヤスケンかとか思って。
舞台もなんだか平岸高台公園に見えてきちゃったよ。
ごめんなさーーーーいいっっっっ!


オケはいろいろヤバかったな。

2階の後列でしたが
わりと見やすかったです。
「レ・シル」の照明が明るすぎたけど
他は概ねOKな会場でした。

マラーホフファンのロウテンションと
パリオペファンのハイテンションと
後藤君降板でちょっぴり悲しい東バファンとで
妙な雰囲気の会場でしたね。

東バって、代役はどうなっているんだろう。
そりゃ、ジュド様を見ることができて
嬉しかったですよ。
ありがたかったですよ。
マラーホフ降板でガックリな人には朗報でしょう。
でもさ。
もうゲストが二人出ているんだからさ。
本来のアンダーでも見たかった気がちょっぴり。
アンダーが誰だかわからないけれど。
それとも、万が一の場合のアンダーは
ジュド様だったのだろうか。
でも、ジュド様もダメな場合に備えて、
キャスト表に出ないアンダーがいると思うんだけどなあ。
コメント (2)
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後藤さんが怪我で「牧神」降板

2007年09月12日 | バレエ・ダンス
NBSの「本日のキャスト」によりますと

  2007/09/12 東京バレエ団<ニジンスキー・プロ>本日のキャスト


 ※「牧神の午後」に出演を予定しておりました後藤晴雄は
   脚の怪我の回復が遅れ出演できなくなりました。
   代わって12日、13日の「牧神の午後」は急遽シャルル・ジュドが
   牧神を演じます。ご了承ください。

とのことです。
これを「ジゼル」の時にも発表してくれればなあ。
文句を言わずにフォーゲル君とかをしみじみ見たのに。

なにはともあれ。
後藤さんの怪我の回復をお祈りします。
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2001年の9月を振り返ってみた

2007年09月11日 | その他イロイロ
さるさる日記にまだログが残っていました。
http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=18568&log=200109

もちろん、「宇宙の旅」なんか
まだまだ夢で。

宝塚ではリカちゃんのお披露目に
ノルさんのサヨナラ。
ぶんちゃんがトップ内定。
ファミリーランドにはホワイトタイガーがいた。

バレエはケント&マラーホフのジゼル。
ニーナのガラはデビュー20周年ガラ。

小山さんは「MANY RIVERS TO CROSS」。
名古屋で倒れた後の
復帰一作目の吉祥寺ライブから始まったツアー。

野球は近鉄が優勝。

いしだ壱成がクスリで降板した
「大江戸ロケット」は、
みはるちゃん目当てでいったんだっけな。

タグ込みで1000文字の字数制限もあったし、
基本は「観劇記録」のさるさる日記。
「観劇記録」以外を入れるとグダグダになりそうなので
会社を辞めようかと思った時期以外は
極力、他の話題を入れないようにしていました。

だから数行しか書かなかった。
でも、書いてしまった9月11日。

珍しく家にいた日で。
最初は飛行機事故だと思っていました。
兄が、「NYでテロがおこるらしい」って噂を会社で聞いていたためか
「テロだ!」と言ったんだけど、
酔っぱらいの戯言だと思って鼻で笑ったんだよなあ。
それからTVとパソコンに齧りついていたっけ。


あれから、もう6年なのか、
まだ6年なのか。



ちなみに当時の遊びの予定表。

September 2001
1 (土)
2 (日) 「大海賊/ジャズ・マニア」宝塚月組
3 (月) 「MANY RIVERS TO CROSS」吉祥寺MANDA-LA2
4 (火) 「大海賊/ジャズ・マニア」宝塚月組
    「ジゼル」ジュリー・ケント&マラーホフ/東京バレエ団
5 (水) 「ジゼル」ジュリー・ケント&マラーホフ/東京バレエ団
6 (木)
7 (金) インストアライブ(大宮WAVE)
    「MANY RIVERS TO CROSS」大宮HEARTS
8 (土) 「大海賊/ジャズ・マニア」宝塚月組
9 (日)
10 (月)
11 (火)
12 (水)
13 (木) 「大海賊/ジャズ・マニア」宝塚月組
14 (金)
15 (土) 「ベルサイユのばら」宝塚星組
16 (日) 「アナニアシヴィリの眠れる森の美女」
      インストアライブ(吉祥寺駅ビルロンロン1F新星堂)
17 (月) 「MANY RIVERS TO CROSS」町田PLAY HOUSE
18 (火) 「大海賊/ジャズ・マニア」宝塚月組
19 (水) 「大江戸ロケット」劇団★新感線
20 (木) 「大海賊/ジャズ・マニア」宝塚月組
21 (金) 「MANY RIVERS TO CROSS」横浜CLUB24
22 (土)
23 (日) 「大海賊/ジャズ・マニア」宝塚月組
24 (月) 「MANY RIVERS TO CROSS」千葉LOOK
25 (火)
26 (水)
27 (木)
28 (金)
29 (土) 「MANY RIVERS TO CROSS」豊橋ハウスオブクレイジー
30 (日) インストアライブ(タワーレコード名古屋近鉄パッセ店)
     「MANY RIVERS TO CROSS」名古屋TOKUZO

いろいろ考え直せ!と言われそうなスケジュールだわね。
リカちゃんのお披露目月間だったから
ものすごくタイトな予定だったのに
さらに空いているところに小山さんの予定が追加されて
(これが殆ど被らなかったんだ!)
えらく大変なことになっちゃったんだよねえ。
コメント (3)
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ライブも潜入されたみたい(BlogPet)

2007年09月11日 | にこらすの投稿
きょうにこらすは、ライブも潜入されたみたい…*このエントリは、ブログペットの「にこらす」が書きました。
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録画番組の消化が追いつかない

2007年09月10日 | TV番組など(配信含む)
「金色の翼」
ようやくユキちゃんの正体がわかった。
普通に警察だった。
もっと私立探偵とか、
公務員系じゃないと思っていたのになあ。
だって、高級リゾートホテルに一ヶ月ぐらい滞在?
それを3年間だよ。
そんな経費、どこから出るんじゃい!!
(原作で警察の潜入捜査官が出るからってさ)
でも、2で「美人」と言われてちょっと嬉しいわん。


「イケパラ」は、なんとなくだけど
チーフの出番が多くなってきているような。
この前は女装だった。
真っ赤なドレスだった。
似合っていないのが、またいいんだよ。
上川君がなあ、二重顎なのがなあ。。。

「ヨメ次第」も、いきなり子供が生まれてビックリだ。

「地球へ・・・」は、
気がついたら5回分溜まっていた。
今週中に見ないと。
だんだんオリジナルネタが多くなってきて
ちょっと興味が薄れています。

VVV6も3回分ぐらい溜まったかな。
この番組は、行ったお店の案内が番組HPに残らないので
気になる回はメモしてから消そうと思っているのだ。
それで溜まってしまうのだ。

細川さん出演番組、
葛山さんが出た「スシ王子」。
溜まってきています。

HDDの残りが40GBぐらい。
50GBぐらいまでは空けないと!

じょーじが秋からの昼ドラ出演決定。
また60回かあ。。。
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「ジゼル」吉岡美佳&フォーゲル/東京バレエ団

2007年09月09日 | バレエ・ダンス
ヒラリオンが木村さんでした。
そりゃ、木村さんは好きですよ。
でもさ、後藤くんのヒラリオンも見たかったのよ。
今日が千秋楽の「犬顔家」のチケットを捌いたのも
半分ぐらいは後藤ヒラリオンのためなんだけどなあ。
マラーホフ降板の余波なのかなんなのかは
わからないけれど。
(公爵様は普通だったので怪我とかではないと思うんだけど)
うーーーーーん、
こりゃないぜーーーーー。
なので、半分ヤケで
ヒラリオンをたっぷり見てきました。
ああ、あの角笛はこのタイミングで
ジゼル宅に吊すんだーー、とか、
狂乱の場面では大きく回り込んでいるんだな、とか。

一昨日は1階前方席、
本日は2階のほぼ最後列。
一昨日は、そんなに悪くないじゃない、
と思ったフォーゲル君は、
この位置だと、ちょいとインパクトが足りない。
もっと、こう、全身で演技して欲しいなあ。
すごく演技している時と
そうで無いときの差がある。
オペラグラスで覗くと表情は作っているので
演技をしていないわけじゃないんだよね。
ただ、それが、後方には伝わらない。
A席までの人なのかしら。
メヂカラがもっとあればねえ。
目から光線が出るくらいだといいんだけど。
って、それは私の趣味だけど。
これくらいアッサリが好きな人もいるんだろうけどね。
一昨日よりは貴族的な雰囲気も出ていたし
演技自体は深まっていた。
時間を掛けて作り込んでいけば
なかなか素敵なアルブレヒトになるかも。
と思ったんだけど、すでにこれは当たり役なんだよね。
宣伝文句によれば。

アルブレヒトがそんなかんじだから。
吉岡さんのジゼルも、なんだか印象が薄い。
吉岡さんが先で、ユカリューシャが後の方がいいのかもなあ。
私はユカリューシャが基本なので、
吉岡さんだと物足りない。

うーーーん。
中継とはいえ、昨日TCAを見ちゃったのが
マズかったのかしら。
あれは濃い人選りすぐりだから。

高木さんのミルタは、もうちょい。
幽玄とか、そんな「雰囲気」って
どうやったら出せるんだろうねえ。
ペザントの大嶋さんは、
今日は(わりと)大丈夫だった。

昨日より音楽のテンポはゆったりめだった?
ものすごく眠くなって困ったわ。


ジゼル:吉岡美佳
アルブレヒト:フリーデマン・フォーゲル
ヒラリオン:木村和夫

バチルド姫:井脇幸江
公爵:後藤晴雄
ウィルフリード:野辺誠治
ジゼルの母:橘静子
ペザントの踊り(パ・ド・ユイット):
 小出領子 - 古川和則、高村順子 - 中島周
 長谷川智佳子 - 平野玲、佐伯知香 - 大嶋正樹
ジゼルの友人(パ・ド・シス):
 西村真由美、乾友子、高木綾、奈良春夏、田中結子、浜野香織

ミルタ:高木綾
ドゥ・ウィリ:奈良春夏、田中結子


指揮:アレクサンドル・ソトニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
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