
悪人に娘を殺された市警察長官が、
犯人探しのため「正当防衛」と称し
次々と悪人を殺していくなかで、
娘の死の真実に辿り着く。
話の繋げ方や、無理やりというより唐突な展開は
60〜70年台のアクションドラマのよう。
主演のビジュアルも含め「太陽にほえろ」のボスが無双、みたいな。
部屋を出る時になにかに気付く、の芝居が
「ん?待てよ」と、立ち止まり、振り返る、という型芝居で、
台詞がわからなくても芝居でわかるようにしてるんだろうな、と。
彼に警官の制服で銃撃戦をさせる!先行なんだろうな。
血が噴き出る場面はそのままだけど、
死体の血糊はボカシ。
女性があんまり出せない話だから
美女枠を無理矢理作ったようで
部下の警官にえらい美人がいた。
思ったより歌と踊りはなかった。
インターミッション表示が出つつそのまま上映だったから、
たぶん日本上映用にカットされたんだろうな。
バーフバリとか「きっとうまく」シリーズとは違い、
たぶんこれが巷が思う「インド映画」なんだろうな。
(エンタメ系統とストーリー重視系統とかいろいろあるらしい)
昔の王は、反逆者は殺さず目玉をくり抜いた。
殺せば人の記憶に残り、称えられ、
意思を継ぐ者も出る。
目を失えば物乞いになって生きるしかない。
その姿を見て人々は王を恐れる。
は、名言だ。
めもめも。