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きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「陸軍」

2015年08月21日 | 映画
木下恵介が陸軍の依頼で作った戦意昂揚映画らしい。
奇兵隊から始まる日本陸軍の歴史と、
欧米が日本を攻めるのが悪い!
の、主張が盛り込まれている。
政策で作られる映画はこんなに不自然になるのね。
今ならそれがわかるけど、
当時見た人はどう思ったのかな。

様々な思惑が込められているとしても、
それでも、出征する息子を見送る母の姿は
いつの世も涙を誘うだろう。

田中絹代はこういう顔だったんだ。
初めて認識したかも。
若い笠智衆はちょいと某演技かも。
それも新鮮。
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「二十四の瞳」

2015年08月21日 | 映画
小説は小学生ぐらいに読んだきりで、
記憶ではもっと爽やかな感動作品だったように思ったけど、
大人目線で映画を見ると、
大石先生に次から次へと不幸が襲いかかって、辛いのなんの。
子供達も、さまざまな道を辿る。
平穏無事な人生は少ない。
しかしあの状況は特殊ではなく当時は普通だったんだろうな。

大石先生が自転車を見たとき、
そして盲目の元生徒が昔の写真について語ったとき、
ボロボロ泣いてしまった。
平和な時代に生きていることを、もっと感謝しないとね。

高峰秀子は最初は可憐で、
その後の20年の変化を見事に演じていた。
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