きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「蘭寿とむラストデイ」ライブ中継@TOHOシネマズ日本橋(スクリーン7)

2014年05月11日 | 宝塚(花組)


芝居はシリアスだから、
特に退団絡みのアドリブはなかったかな。
やっぱり最後に語らせて終わりは腑に落ちないけど
蘭とむのスーツ姿、タキシード姿は堪能した。
共産党員と会っているとき、
後ろの踊り子ちゃん達がけっこう踊っていたのは新発見。

ショーはアドリブがいくつかあった。
人魚の場面に蘭とむ乱入。
赤いアフロ。金魚?
お魚ちゃんにどつかれてた。
他にも歌詞を変えて「トム トム」と歌っていたり。

オープニングはカメラの視点が定まらないときがあったな。

サヨナラショーはコンガがメイン。
盟友ダイスケを贔屓したというよりは
誰が見ても蘭とむに合っていて
蘭とむ自身も好きだからなんだろうな。
その他の場面もリベルタンゴとか、
蘭とむらしさが活かされていた。
「くらわんか」が入っているのも嬉しい。
なんだかんだで、サイトーは生徒への愛があるよね。

蘭とむの挨拶、集約すると「幸せです」。
次のみりおもよろしく!の言葉も有り。

退団者だけが舞台に出て挨拶の時、
幸せ、の一言で今の気持ちを説明できないよっちに
「幸せの極み」と教える蘭とむ。

日本橋のスクリーン7は大きい。広い。
スクリーン両端を少し黒くするぐらい大きい。
でも404席で六本木の一番大きいスクリーンより
席数は少ないんだね。

中継終了後はタクシーで劇場前へ。
帝国ホテル側で最前列確保。
遠目だけど、退団者全員肉眼で見られた。

安寿さんトップの花組から見始めたので
蘭とむの卒業で、自分の中で一時代終わったかんじ。
熱心に見ていた生徒は次のえりたんで一区切り。
この後は「若手を温かく見守る」スタンスでの応援だから。

蘭とむの名前を初めて意識したのは
wowowのみきちゃん退団番組でたもちゃんとのトーク中、
「まゆは(とむは、だったかも)
 目の中に入れても痛くないぐらい可愛い。
 入らないけど」
と言ったとき。
みきちゃんにとってある年代までの下級生は
切磋琢磨するライバルでもあるけど
蘭とむ世代はひらすら可愛い下級生、
といった内容だったかと思います。
でも当時は蘭香レアちゃんと
なかなか区別はつきませんでした。
芝居で意識したのは「ルートヴィヒ」かな。
確実にわかるようになったのはその後の「マノン」。
かなみ目当てで見に行ったけど
役回り的に大好きなポジションの上、
演技も素晴らしく濃くて、
その後は要チェック対象になりました。

花組を経て、宙組へ。
自分の中ではトップ確定だと思っていたけど
年齢的な問題や、
花組ではセットになっていたゆみこがトップになれなかったので
どうなるかと思っていたので
トップ就任が決まったときは本当に嬉しかったです。

ゲームとのコラボ作品も含め話題作も多く、
思った以上に作品数も多かったので
充実したトップ期間だったと思います。
私も思い残すことはありません。

蘭とむをはじめ、退団者6人の前途に幸あれ!


この公演をもって、まりんさんとみつるが専科に異動します。
2人が大階段で踊るのは最後なのかも、と
いまさらながらに気がつき愕然としました。
もっとしっかり見ておけば良かったなあ。
トップは就任したときから退団を意識するので
わだかまりは特に残らないのですが
予想外の時期に退団、異動の方が
気持ちの整理がつきませんよね。
う~ん、辛い・・・。
コメント
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