きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

週末の美味しいもの

2014年05月18日 | 美味しいもの
17日は六本木ヒルズ→青年館。
徒歩移動中、どこか新しい店を開拓できないか
と思って入ったのが
ヒルズから乃木坂方面の坂を下ったあたりにある「GORI」。

漢方豚のグリル

ライス付きで1200円。
この界隈の1200円の量を想像した私の完敗。
ものすごくボリュームがありました。
左上のソースを付けるのが正解かもしれないけど
本体に付いていた塩こしょうだけで充分美味しかったです!
お肉は柔らかく、お野菜もシャキシャキ。

お肉を注文したときに
「サラダが付いていませんが、どうしますか?」
と聞かれたので、ついつい別途オーダーしちゃった
有機野菜のサラダ。500円。

ランチの皿にも結構野菜があったから
ボリューム的には注文しなくても良かったかも。
でも、塩ベースのドレッシングに
苦みのある野菜はとても美味しかったです。

18日はちょっと早起きして東銀座の「雪ノ下」へ。
開店ちょい前から並んだので第一陣で入れました。
1人だし、まだ午前中だし、と悩みに悩んで
パンケーキとジュースをオーダー。
「紅ほっぺ苺ケーキ」

パンケーキは、いわゆるホットケーキ。
プレーンの生地はほんのり甘くて、モチモチふわふわ。
湯島のみじんこや鎌倉のイワタより柔らかめ。
私はすごく好き。
苺も生クリーも美味しかったけど、
メープルシロップの汁だくで食べたいなあ。
ジュースはみかん炭酸ジュース。
ミルクか炭酸で迷ったけど、
炭酸がちょっと強めで、
みかんの味がちょっと弱かったかも。
次はかき氷に挑戦かな。
みたかんじ、氷にシロップでは無く、
シロップ入りの氷を削っているみたい???

この日、もうひとつの美味しいもの。
他の記事と重複するけど載せちゃいます。
東京宝塚劇場の公演デザート「TAKARAZUKAバナナシュー100!!」

公演名「TAKARAZUKA 花詩集100」に引っ掛けたネーミング。
月組カラーをイメージしたバナナソースがいいアクセントでした。

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「宝塚をどり/明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-/TAKARAZUKA 花詩集100!!」宝塚月組

2014年05月18日 | 宝塚(月組)
月組公演は豪華3本立て。
そのぶん各パートの時間が短めで
華やかで目には楽しいけれど、深みには欠ける。
博多座上演を視野にしてか、
どこも役が少なめな印象。

和物ショーは華やか。
カチャコマるりが遠目だと区別がつきにくい。
マギーちゃんは背が高めなのでわかりやすい。
たまきちが上がっている。
和物でもとしちゃんの踊りのキレが良かった。
三面鏡は言われているほどOSKではなかった。
あちらはもっとユニゾンが売りで、
こちらは変則群舞なかんじ。
赤獅子は若手なのね。
役替りがあるらしく
今日は春海ゆう氏だったみたい。
最後はちょっとスピードが落ちたけど
良く回した頑張った!
隈取化粧も決まっていた。
まさおはあそこで回したら
芝居ができなくなっちゃうから仕方がないね。

初舞台生のキラキラぶりに感涙。


芝居は尺が無いのでかなり無理矢理で強引な展開。
わかりやすいから、いいねかな。
普通の芝居はこれにダンスとかソロの見せ場とかを入れて
膨らますんだろうね。
いわば原型?
犬のぬいぐるみが可愛い。
まゆぽん、すっかりおっさん。
ハゲヅラがからんちゃん?
若手がとにかく一緒くた。
新公主演経験者グループに、
さらに若手を入れ込みひとまとめ。
カオス拡大。


花詩集は、最初に初舞台生のロケットが来て、
終盤に100人ロケットが来るので、
そのネタをなんとかするだけで精一杯な印象。
パリネタなら巨匠のトリコロールの方が上手いかも。
「ザッツ・レビュー」のショー部分とかね。
花に関するヅカソングって多いんだね。
そして、けっこう知っている私。

男役の女装が多いんだけど、
たまきちは倒錯感もオカマも通り越して、ただの男。
色気皆無。
頼もしいと言うべきなのだな。


和物ショーの指揮は寺嶋先生、
芝居、ダイスケショーは西野先生。


公演限定デザート「TAKARAZUKAバナナシュー100!!」(410円)
月組カラーのイエローをバナナで表現した、
宝塚100周年を記念したゴージャスなデザートです。
ミルクプリンにバナナの果肉たっぷりのソース、
バナナナッツケーキ、ホイップ、チョコシュー、
バナナチップをトッピングした、盛りだくさんなミニパルフェです。


バナナの匂いがちょい強烈だけど、
バナナナッツケーキ&バナナソースとミルクプリンの相性は良いと思う。
バランス的にシュークリームはいらないけど、
ネタだから仕方がないのね。
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「ブルー・ジャスミン」

2014年05月18日 | 映画
転落したセレブ妻、なんて生易しい話ではなかった。

自分では頭脳明晰で思慮深いと思っている浅はかな女の嫌な、
というより、愚かな部分を描く。

自分のために、自信たっぷりに、後のことは考えず、嘘をつく。
虚言癖とも違う。
「自分はこうである」というプライドを守るための嘘。

こうありたい、と思う理想に近づくために
努力はするけれども、
それに加えて安易な嘘で心の周りを塗り固める。
その方が簡単。

酒と薬で心のバランスを保とうとするけれど、
それらが無かったら、いったいどうなるのか。

取り繕ってはいるけど、里親が同じってことは
本質的には姉と妹とは同じレベルなんだよね。
現実で妥協すれば妹のような人生になり、
それ以外の道を選ぼうと思えば、
姉のような手段をとらなきゃならないのかな。

この姉がまた、ケイトだから納得なんだ。
美人で、セレブな雰囲気があって、教養がありそうで、
ブランド物が良く似合う。
なのにどこか、崩れている。
時折見せる狂気が怖い。
ケイトの受賞は納得。

姉がああなったのは、
彼女が夫へのとった行動が原因、とする人もいるけれど
私は元からなんじゃないかと思う。
愛や上流の生活を失って、なんて綺麗事ではなく
自己愛の塊の結果だと思うな。

ただ、冒頭の夫の思い出を聞くと
彼女がこうなったのは
元からの土壌に、
夫のいい加減さが水を蒔いて育てたのかなあ、とも思う。

妹の彼氏が、ああ見えてまともなことを言っている、
のではなく、
彼レベルから見ても姉はおかしい、ということだよね。


なんだか、見終わってからもいろいろ考えるわ。
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