きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「プリズナーズ」

2014年05月03日 | 映画
幼い娘が行方不明になり、
捜索する父親は過激な行動に出る。

ヒューが主演ぐらいしか前情報は入れてなかったので、
上記の展開とわかったときには、
悪人を千切っては投げの96時間系かと思ったけど、
ヒューは基本的には最後まで一般人でした。

それよりも!!
全然チェックしてなかったんだけど
ジェイク・ギレンホールが刑事役で出てて、
これまた汚職警官でも享楽的なやんちゃ坊主でもなく、
優秀な礼儀正しい人で、
彼が業務上敬語を使っているのを見るのは初めてかもよー!
時々はらりと落ちる前髪にうっひゃーっ!
かっこ良かったようっ!

長いわりには無理矢理な展開も多かったけど、
ヒューとジェイクが同じ画面にいるだけでウハウハでしたよ!
いや、ほんとに、都合よすぎな部分があるし、
米映画定番のカーチェイスをここでぶっこんで来るか必要ないだろう!
と思ったりもするけど、
もういいや!と振り切れました。

ジェイクがねー、いかにも洗濯を重ねました、ってかんじに
クタクタになった生地の制服のシャツを着ているのがたまらんですよ。
署内の人には砕けた口調だし、
一人のときには汚い言葉も口にするけど、
一般市民に対しては礼儀正しい言葉遣いなのがイイですよ!

あ、でも、主演のどちらかのファンでなければおすすめしません。
ヒューのファンでも厳しいかなあ。
ジェイクは美味しいです。

ポール・ダノも名演技でした。


父親のとった行動は理解できなくも無いけど
その後を知らぬ存ぜぬで通したようなのがなー。
謝っても伝わらないんだろうけどさ。
秤にかけて片方を取る、と、
大義名分があればなにをやっても罪にならない、
は、別だと思う。

映画の主題が、こういう精神論なのか、
ミステリーなのかがわからないのが
いまいちと思うところかな-。
正直、ジェイクで誤魔化されたな、と思うよ。
削れる場面と多いと思うんだな-。
一筋縄ではいかない=寄り道多数は違うよね。
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「アメイジング・スパイダーマン2」

2014年05月03日 | 映画
煮え切らない話の上に「続く」で終わり、
あんまり好みじゃなかったわ。

私は原作のアメコミを読んでないのでわからないんだけど
恋人とすれ違うのは定番なのかな。
トビーのシリーズも恋人とくっつく離れるがメインだったよね。
蜘蛛男vs怪人に徹しないのはなぜなんだろう。
半端なドラマを入れるより、
アクション主体にする方が爽快感が増すのになあ。
ビルの合間を飛ぶ場面とかはすごく良いのに
それ以外が半端な話で、しかも長いんだよね。

ヒロインの化粧は派手すぎ。

敵の男の子は「下膨れじゃないデカプリオが病気になった」かんじかなあ。
ほんのりリバー・フェニックス、は言い過ぎか。
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「びっくり江戸絵画展」@サントリー美術館

2014年05月03日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)


ポスターなどに使われていた絵で一番目に入ったのは寄せ絵だったので
寄せ絵特集かと思ったら、
サブタイトルの「科学の眼、視覚の不思議」がテーマでした。

日本画なのに遠近法が取り入れられているとか、
顕微鏡で雪の結晶を見て86種を描いたとか、
それを遊女の着物の柄に取り入れた浮世絵とか。

予想外だったけど、メチャクチャ楽しかった!!
江戸時代の顕微鏡や望遠鏡に超ウハウハ!鳥肌!

眼鏡、じゃないか、なんかで覗いて
反転して見える絵がすごく立体的だったり
平面の絵は間延びしているけど
円筒の鏡に映すと綺麗な絵になったり
いろんな仕掛けを体感できるのも楽しかった。

江戸時代の趣味人はセンスがいいわ!
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