史上初の黒人大リーガーの話。
映画としてはテンポも含めとても温い。
事実が並べられるだけで深みはなく、
盛り上がりも少ない。
事実に基づくにしても、
もうちょい味付けはできなかったか?
チームメイトが彼を受け入れる過程を
もっと描きこんで欲しかった。
2軍?の監督が、
良い選手なら黒人でも使うし
ダメな選手なら実弟でも切る
と言い放つのが爽快だった。
人種の壁より、
こういう「ゲームの面白さを求める」ことを
選択した人が多くなったから
黒人選手が受け入れられた、というあたりが
話の着地点かと思っていたんだけど、
この映画だと、そういう論点をすっとばして
「皆さんの理性的な平等主義により」的な
お上品な結論に直行しちゃっている気がした。
史実ではチームメイトは、
案外葛藤も無く受け入れちゃったとか?
現代では黒人を悪く描けない逆差別でもあるのか?
あと、「黒人でも、使える」というのが
「絵」としてはわかりづらかった。
盗塁フォームは本人の動き通りなんだろうと思うけど
「圧倒的な強さ」が見えなかったなあ。
しかし、当時の風俗や空気感はすごくイイ。
ショーアップされる前の野球は
のどかで楽しい。
土と芝生だよなー!
ハリソン・フォードはやりすぎ感バリバリだけど、
真情を語る場面は泣けた。
彼のちょっとした、でも深い後悔が
野球そのものを変えたんだなあ。
映画としてはテンポも含めとても温い。
事実が並べられるだけで深みはなく、
盛り上がりも少ない。
事実に基づくにしても、
もうちょい味付けはできなかったか?
チームメイトが彼を受け入れる過程を
もっと描きこんで欲しかった。
2軍?の監督が、
良い選手なら黒人でも使うし
ダメな選手なら実弟でも切る
と言い放つのが爽快だった。
人種の壁より、
こういう「ゲームの面白さを求める」ことを
選択した人が多くなったから
黒人選手が受け入れられた、というあたりが
話の着地点かと思っていたんだけど、
この映画だと、そういう論点をすっとばして
「皆さんの理性的な平等主義により」的な
お上品な結論に直行しちゃっている気がした。
史実ではチームメイトは、
案外葛藤も無く受け入れちゃったとか?
現代では黒人を悪く描けない逆差別でもあるのか?
あと、「黒人でも、使える」というのが
「絵」としてはわかりづらかった。
盗塁フォームは本人の動き通りなんだろうと思うけど
「圧倒的な強さ」が見えなかったなあ。
しかし、当時の風俗や空気感はすごくイイ。
ショーアップされる前の野球は
のどかで楽しい。
土と芝生だよなー!
ハリソン・フォードはやりすぎ感バリバリだけど、
真情を語る場面は泣けた。
彼のちょっとした、でも深い後悔が
野球そのものを変えたんだなあ。