きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

沢田研二 LIVE 2013 「Pray」

2013年06月28日 | ライブ・コンサート・音楽・トークショー
前期高齢者で8月から基礎年金をもらう御年65歳(本人談)の歌手沢田研二は
実にパワフルだった。

新旧の曲を取り混ぜ、舞台を走り、汗だくになり、でも自然体。
ビジュアルが美しかった時代を知りつつも
関西弁の愉快なおじさんのイメージも昔からあるので、
ふくよかになっても「私の知ってるジュリー」だと思う。

「勝手にしやがれ」サビの「♪あ~あ」では
会場中が上げた腕を揺らし、まるで宗教のよう。
と思う私も揺れていた。

リアルさらヤマ世代なので「ヤマトより愛をこめて」の生に涙。

しかし、ジュリーが歌う曲は、
子供の頃は耳に入ったとおり、なんにも考えずに歌っていたけど、
大人になって聞くと、艶っぽい内容だったんだなあ。


会場では私はかなり若め。
タイガース世代の人が多いように思うけど、
ジュリーを前にした女性はみんな少女のようだった。
私は2階のかなり後方の席だったんですが
2階の中程まで、1曲目の前奏からスタンディングでした。


今回のコンサートは、基本的には
新曲4曲を届けるのが目的みたい。
そのために「かつてのヒット曲」を歌う、
手段を選ばない男気に、ちょっと惚れ直す。


あと思うのは、曲作りと歌手(シンガー)が分業だった頃の歌って
かなり声量が必要とされるんだな。
ジュリーはその部分の基礎体力がある。
今の若手とは違うわなー、と、しみじみ思いました。
コメント (4)
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