きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「アート・オン・アイス・イン・ジャパン 2013」

2013年06月01日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


ありがたくも招待券をいただきましたので
行ってきました!
生でフィギュアスケートを見るのは長野五輪以来なので
会場内の気温がさっぱり読めませんでしたが
代々木第一体育館の2階ほぼ最後列は暑いぐらいでした。
リンクも思っていたよりは近く
全体の演技を見るなら充分でした。

それなりにTV放映は見ているものの
最近の選手はよく知らないので
感想はあまり書けません。
ごめんなさい。
(いまだに「フィギュアスケートといえばボイタノ」です)

オープニングで歌っていた男性も選手だったのかな。
声援のかんじではランビエルとフランスペアが人気みたい?
(歌っていたのもランビエル??)
ランビエルは表現力も音楽性も豊でした。

弓弦くんはジャンプの回転が超速。
たくさん回るから。
高橋くんはすごく自由でのびのびとした動き。
静香ちゃん美姫ちゃんは手足が長くて氷上に映えるスタイル。
美姫ちゃんはボレロより前半の穏やかな曲の方がいいな。
静香ちゃんのイナバウアーには客席から大歓声。


一部は生オケに生歌付き。
前半の生歌はメゾ・ソプラノのキャサリン・ジェンキンス。
美しい歌声でした。
後半の生歌は藤井フミヤ。
弓弦くんとのコラボは彼が生まれる1年前の「TRUE LOVE」。
うひゃー!

選手(元を含め)のスケート以外にも
アクロバット、ブレイクダンス、エアリアルもあり
飽きさせない構成でした。
それぞれ本業の後にスケートを身につけたのかな?

実に贅沢な3時間でした。


【スケーター】
荒川 静香/プリンスホテル/2006年トリノ五輪 金メダリスト
安藤 美姫/2011年世界選手権 金メダリスト
鈴木明子/邦和スポーツランド/2012年世界選手権 銅メダリスト
サラ・マイヤー/スイス/2011年ヨーロッパ選手権 金メダリスト
橋 大輔/関西大学/2010年バンクーバー五輪 銅メダリスト
羽生 結弦/2012年世界選手権 銅メダリスト
無良崇人/中京大学/2012年全日本選手権 銅メダリスト
ステファン・ランビエル/スイス/2006年トリノ五輪 銀メダリスト
アリョーナ・サブチェンコ/ドイツ/2012年世界選手権 金メダリスト
ロビン・ゾルコビー/ドイツ
タチアナ・ボロソジャル/ロシア/2013年世界選手権 金メダリスト
マキシム・トランコフ/ロシア
ナタリー・ペシャラ/フランス/2012年世界選手権 銅メダリスト
ファビアン・ブルザ/フランス

【ブレイクダンス】
ゲブ・マニキャン/アメリカ

【エアリアル】
エカテリーナ・チェスナ/ロシア
アレクサンダー・チェスナ/ロシア

【アクロバット】
ウラジミール・ベセディン/アメリカ
オレクシイ・ポーリシュク/アメリカ

【ゲスト】
本田 望結
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「グランド・マスター」

2013年06月01日 | 映画
皆さん勘違いしないでね。
ウォン・カーウァイ作品なのよ!
「カンフーマスターの頂上決戦」じゃないのよ!
ドニー先生の「葉問」とは全く違うのよ!
すっきり爽快アクションじゃ、だんじてないのよ!
話は有って無きが如しの雰囲気映画よーーっ!

相変わらずいくつかの方面から
ぼんやりしたストーリーを描いていて、
繋がるような繋がらないような、
もどかしいモヤモヤ感満載で
でも、ある一瞬だけ、カチッと重なるのがいいんだわー。
あー、もー、仕方がないわねー、
と納得しちゃうその一瞬を味わうのが、
王家衛映画の醍醐味なのよね。

映像はやっぱりとても綺麗で。
雪の駅での戦いなんかが最高に美しい。
雪、雨、水滴なんかも
来た来たよーーー!と背筋ゾクゾクな絵です。

早起きの日だったので
時々意識が朦朧としちゃったんですが
その時にトニーが髪を撫でつける場面があったのかな~。
私は見逃してしまったのかも。

チャン・ツィイーは美しかったわ~。

チャン・チェンの額がけっこう来てた。
「ブエノスアイレス」では若手だった彼が。
でもやっぱり筋目正しいハンサムだわ。
トニーにはハンサム要素が皆無に等しいのに
なんであんなに可愛いんだろう。
永遠の謎。

ファーストディでもあったので
ほぼ満員でした。
客層は、ドニー版「葉問」系のアクション期待組と
「欲望の翼」ぐらいからの王家衛ファンと、
両方かぶっている層、と、
なかなかカオスだったように思います。

個人的には「葉問」という人物は
ドニー版の方がよく描けていたと思います。
史実と違うところはあるみたいだけど。
コメント (2)
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「リアル ~完全なる首長竜の日~」

2013年06月01日 | 映画
漫画家の和淳美は自殺未遂をおこし
昏睡状態が永く続いている。
恋人の藤田浩市は自殺の原因を調べるため、
また、彼女を目覚めさせるため、
彼女の意識に入り込む「センシング」を行う。

彼女は彼に伝える。
「むかしあなたに描いて渡した首長竜の絵を探して」

絵はどこにあるのか。
その意味は?

記憶を遡るうちに、重大な事実が発覚する。


予想以上に単純な話だった。
他人の意識に入り込むネタは昔からあるし、
映像化という点では「インセプション」がすでにある。
(「インセプション」はさらに「ビジネス」の面を付け加えて
 新しい切り口を作っていた)
なぜいまさら、このネタを映画化?

ぬるーいホラータッチにイライラし、
緩すぎるテンポに眠気が襲来、
最後のとってつけたアクションに苦笑。
とりあえず山場を作りましたよ感が満載過ぎて。

予告のイメージから、
淳美の意識の中に見知らぬ少年が入り込んでいて
それを誰なのか、特定していく話なのかな、
と思っていた。
見ている最中は、中谷美紀がセンシングの発案者で
でも理論・設備等が不十分で
2人の患者の意識を崩壊させてしまった事故から逃げるため
「センシングしている自分」という妄想の世界を作り上げて
その中で夢を見ているのかな、とか思っていたんだけど、
まったくそんな話ではなく、
ほんとに単純すぎる薄っぺらい話だった。

映像も、ほーら、こんなに頑張っていますよー臭プンプンだった。
首長竜の映像はリアルを求めていないんだろうなあ。


オダジョーの役が雑誌の編集者で。
「舟を編む」を見た後だと
「辞書作りから外されて、こっちに配属されたのか」
とウッカリ思う。
五代くんと良太郎王だ!と考えるとウハウハだね。

前半部分が
「仕事と俺、どっちが大事なんだ。
 漫画描きなんか生涯の仕事じゃないだろう」
って主張が強すぎて、それも話に入れなかった要因かもね。
漫画家の机周りがあんなに綺麗なはずない、とか、
あんな服で描かない、とか、
アシスタントがゴーストライターって無理過ぎとか、
そこまではファンタジーだから考えないでおくけどさ。
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「オブビリオン」

2013年06月01日 | 映画
2017年(だったかな)。
エイリアン「スカヴ」の侵略を受けた地球。
戦いの末、地球は勝利したが
核兵器による放射能汚染で地球上に人類は住めなくなり
他星への移住を開始した。

それから60年後。
海水から核エネルギーを吸い取る(だっけか???)ポッドが
地球上空にいくつか設置され、
その監視及びメンテナンスのためにジャック・ハーパーと
通信士アイラが土星に浮かぶ基地「テット」から派遣されていた。

たまにスカヴがポッドを攻撃しに来るが
あとはいたって平和な毎日。
ジャックはポットを巡回し、
アイラはその報告をテットにする。

彼等の任務があと2週間となったとき
宇宙船が砂漠に墜落する。
2010年代に飛び立ったその宇宙船には
ひとりの生存者がいた。


1/3がよくあるSFで、2/3がトムのPVだったので
途中で少々飽きてきた。
トムの乗る3つの球のメカの浮遊感はイイし、
近未来な地球の映像は綺麗だけど(特に半壊した月)
ただ、それだけ。

ねたばれですが。

クローンは記憶まで複製できる設定だとしても
全てが同一という考えはどうなのか。
私が明智抄に毒されているだけ?
「彼」が生存していてハッピーエンド、は
あまりにも安易すぎじゃ。
みんな別人だと、私は思うんだけどなあ。
コメント (2)
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