きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「青い塩」

2012年04月14日 | 映画
ヤクザから足を洗い、
母の故郷でレストランを開くため
料理教室に通うドゥホン。
そこで知り合った少女と
次第に心を通わせていく。
しかし彼女は、
ドゥホンが抜けた組と対立する組から
彼の監視を依頼されていたのだ。
組同士の抗争が複雑化し
どちらの組からも命を狙われるドゥホン。
少女にもドゥホン殺害の指令が出る。

ヤクザの闘争パートと恋愛パートのバランスが悪く、
話運びのテンポもいまみっつぐらい。
時々眠くなった。
でも、戦闘以外は鈍感だけど、
元舎弟からは慕われまくりのおじさんと、
ツンデレ少女との恋とも友情ともつかぬ関係は
大いに萌。
虎薔薇みたいだ。
これを男女の恋愛でもなく、
かといって父性愛と子供とも若干違って、
大きくて広くて深い愛にしたのは
とっても良かったと思う。

最初の場面でオチが丸わかりだけど
もう、いいやー、ってカンジ。

「イルマーレ(韓国版)」の監督の作品で
映像がとても綺麗だった。
青空とか夜景とか。
実に瑞々しい。

韓国って、こんなにヤクザがたくさんいるのかなあ。
そうじゃなくって、ヤクザの闘争を入れて
喧嘩・流血のアクションが無いと
予算がつかないのかなあ。
疑問だけど、きっと私がそういう作品しか
見てないんだろうなあ。
そうじゃない作品もきっとたくさんあるんだろうけど
私が惹かれるのはこのジャンルなんだろうね、きっと。
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「おとなのけんか」

2012年04月14日 | 映画
子供の喧嘩があった。
傷を負わせた子供の両親が、
傷を負った子供の家へ謝罪へ行く。
穏やかな話し合いで終了するかと思われたが
会話は意外な方向に・・・

TOHOの日なのでなにか見なければと思ったけど
新作はいまいち食指が動かなかったので
見損ねていたコレを見ました。
演技達者4人による密室劇。
4人しかいないのに喧嘩相手が刻々と変わるんだけど、
その流れがとても自然だった。
あるときは2:2、あるときは3:1
その組み合わせがどんどん変わる。
一番最初に地雷に見えた加害者子供父が
だんだん一番「普通」に見えてきた。
その反対に一番良識的に思えた加害者子供母が
酒の力も借りてどんどん壊れていく。

親の心配をよそに子供たちは自然に仲直り。
ハムちゃんが無事で良かったよ!
元は舞台劇らしいね。
映画だとアップなどで「いまの喧嘩相手はこことここ」
ってのがすぐわかるけど
舞台だとどう表すんだろうね。

加害者子供母の愛称は
「ガイズ&ドールズ」のアデレイドの歌から、
だそうです。

<キャスト>
 被害者子供母:ジョディ・フォスター
 被害者子供父:ジョン・C・ライリー
 加害者子供母:ケイト・ウィンスレット
 加害者子供父:クリストフ・ヴァルツ
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