きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「斎藤幸子」

2009年08月28日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
幸子の人生は、高校生の時に一変した。
毒ガエルに咬まれ、生死の境を彷徨った彼女は
生還しても、生きる意味がわからなくなった。
学校に行かなくなった彼女の様子を見に来た教師と恋に落ち
2人は駆け落ちする・・・
「斎藤幸子」の画数は最悪なのだそうだ。
なにをやっても悪い方に転がる幸子。
自分のせいで、いろんな人が不幸になる。
嘆く幸子に、父は言う。
お前のおかげで幸せになった人もいる、と。

ドタバタ人情劇、とでもいうのかな。
笑いあり、小ネタあり、歌も若干あり、
3時間とちょいと長いんだけど
削りようもないかなあ。
いろんなことが、
すっきりまとまるラストでした。

斉藤由貴は、「ゼブラ」でも思ったけど
存在自体が、いい味なんだな。
体型はすっかりおばさんなんだけど
高校生の時もそれほど違和感なし。

きたろうが、まあ、きたろうなんだけど、
いい演技だった。
「父」として、娘をどれほど心配し愛しているか、
すごくよく伝わってきた。

粟根さんも、すごかったなあ・・・。

kyon2は、うさんくさかった。
和服体型になっちゃったんだなあ、
と、腹や尻や太股のラインを見て思った。(ごめんね)
2幕冒頭、振り返った瞬間に拍手しそうになっちゃった。
習慣で。
身体がついていかなくてしなかったけど、
友人はしちゃって、「ここで拍手が出るとは」
と言われちゃったとかなんとか。

ロビーの物販で、斉藤由貴の
かなり古い時代のCDを売っているようだった。
kyon2も「すみれ荘」とか売っちゃえば良かったのに。
「ドットコム音頭」とかさ。
コメント
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