きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ディケイド&シンケンジャー」

2009年08月08日 | 映画
3D版を見てきましたよ。
高いけど、おすすめです。
3Dはシンケンのみで、短い時間なので
2千円は高いかもしれないけれど、
映像は奥行きが出て迫力です。
なによりも!シンケン6名+士くんの
 ・上映前に「シンケンは3Dだよ。最初はディケイドなので眼鏡はまだだよ」
 ・ディケイドの後に「これからシンケンだよ。眼鏡をかけてね」
 ・シンケンの後に「眼鏡を外して。後は(返却)は映画館の人の指示に従って」
の、3つの映像があります。
それぞれ1分もないけど、
押さえておきたいところですよね。

「ディケイド」は、ライダー集合がメインの話。
新ライダーの紹介もありました。
とにかく数多くのライダー登場と、
大ショッカーの登場が主題なので
話はそれほどないようなー。
記念として、作る方は面白いんだろうけど
見る方は、どこをどう見ればいいんだか、と。
私なんかは、オリジナルを見る方がいいと思うんだな。
「ルパンvsホームズ」と同じで
後から出てくる方が強い、ってことになっちゃうし。
ガクトは、、、
サービスなんだろうけど、、、、、、
誰に向けたサービス?

「シンケン」は20分ぐらいなんだっけ。
コンパクトにまとまっているけど、
もうちょっと無駄なシーンが多いと嬉しかったなあ。
ラストは、エンディングをワンフレーズずつ
出演者が歌っていました。

先週・今週のTVの話といい、
映画の話といい、
当主は(優秀な)子孫を残して
家を存続させるのも仕事なんだな、と思いました。
個人的には、ことはちゃんプッシュだす。


殿を見たら、頭の中で繰り広げられていた
ラッセル・クロウvsGIジョーは吹き飛んだ。
良かった。
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「GIジョー」

2009年08月08日 | 映画
こういう映画は予告が一番面白かったりするけど
これはそうじゃなかったよ!
頭をからっぽにして楽しみましょー。
派手で、スピード感があって
適度なB級SF臭さもあって
なかなか楽しいです。
続編を作る気満々なラストですが、
んんん~、あってもいいかな。

熱血タフガイとお喋りなお調子者コンビ。
それぞれにロマンス。
ある意味、定型ではありますが
そこに安定感があるので
かえって、他をハチャメチャにしやすいのかな。

ただ、敵味方の区別が付きにくい。
メカはどっちも銀だし、
戦闘員の服も黒っぽいし。
イ・ビョンホンの白い服以外は
瞬時の判断がしにくかった。

イ・ビョンホンはニンジャ。
日本人以外でニンジャ、ってのはいいんだけど、
ニンジャと空手とカンフーと中国が
完全にミックスされているのが、なんだかなー、と。
あえて混ぜているんじゃなくて
わからず混ぜたように思えるんだけど。
彼の冷徹な表情はいいと思うよ。
最後に脱ぐのはサービスなのかしら?

でも!
ストームシャドー!!
なぜ司令官の頸動脈を切らなかったんだ!
話としては、そうしなければいけないのはわかるけど。
プロとして甘いぞ!!!!!
と、ちょっぴり思いました。

エンディングロールにジョナサン・プライスの名前があった。
逆算すると米大統領役かな。
なんでもできる人だなあ。


続けてみたせいか、
なんだか頭の中で、
西部劇スタイルのラッセル・クロウと
GIジョーが撃ち合っているよ、どうしよう。
クラリックの参戦はなし。なぜだ。
一番出てきて欲しいのに。
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「3時10分、決断のとき」

2009年08月08日 | 映画
都内での上映は新宿ピカデリーのみ。
初回は9時50分だったので
チケットを買うときに
「9時50分決闘のとき」と言っちまったよ。
初回は満席だったようです。
オリジナルを見たと思われる年配の方、
ラッセル・クロウの女性ファン、
ガンカタで「持ってかれちゃった」男子、
などなど、いろんな層で埋まっていました。
(*あくまでも私のイメージ。
  もちろんクリスチャンの女性ファンもいたことでしょう)

強盗の主犯ベンと、
礼金目当てで護送役を買ってでたダン。
公開絞首刑にするため、
ベンを3日後の3時10分発ユマ行きの列車に乗せる旅が始まる。
途中、ボスを取り替えすために、
ベンの仲間達が襲いかかる。
彼らの攻撃で、一人、また一人、
護送仲間が減っていく。

私はオリジナルを見てないもんで、
ラストがどうなるか、とってもドキドキでした。

クリスチャンのダンは、
南北戦争で負傷し、いま経営している牧場は借金で火の車。
借金返済のために護送をすることになる。
彼の足の負傷の理由、
借金をしてでも牧場を続ける理由、
それが、ラストの方で明らかになります。
長男に軽蔑されようが
妻に文句を言われようが、
それでも守らねばならないものがある。
それに対し、言い訳をしないことが
プライドなんだろうな。
 *それに関して、途中の酒場女が伏線になっていた。
  うまい作りだな、と思った。
最後の方で、ダンは、
ベンから取引を持ちかけられる。
すぐには断らず、悩み、
でも、結局は、冗談だろ?というふうに
笑顔でかわす。
一市民の良心、とでもいうのかな。
誰でも誘惑には弱いけれど
それでも、譲れない部分。
この時の笑顔が、とても良かった。

ベン役のラッセル・クロウもとても良かった!
凶悪犯なんだけど、
なぜだか、憎めない。
聖書に精通しているけれど、それにはワケがある。
なんでだか、女性の心を掴むのがうまい男なんだけど
女が落ちるのもわかるよなー、
と思わせるものが滲み出ていました。
フェロモン、じゃないんだよね。
そういう性的な部分にずばっと結びつくものではなく、
もっと、「本当の自分をわかってくれる」と思わせるオーラ、
っていうのかな。
それが、ごくごく簡単な台詞の遣り取りに表れていて
すげー、と思いました。
この男にもプライドがあって、
というか、むしろ逆鱗かな。
馬鹿にされたくない部分を馬鹿にされると、
突如反撃に出ます。
その部分は、他人にはどーでもいいことなんだろうけど
彼には、絶対に譲れないところなんでしょうね。

お互いが、ささやかな、でも譲れないプライドを持つ。
ガチンコ対決がとても重厚でした。
上映館が少ないけれど、おすすめです!

ピーター・フォンダの存在も
映画を男臭くするのに一役買っています。
ジジイ、不死身すぎ!
と思っていたら、そうでもないことになってビックリした。
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