きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ナポリ」ティナ・ホイルンド&トマス・ルンド/デンマーク・ロイヤル・バレエ団

2009年05月17日 | バレエ・ダンス
前回(2000年5月2日)でも思ったけど、
ブルノンヴィルを全幕で見る、という点では
意義とか意味があると思うけど
好みかと問われると、微妙なところだな。
私の「好き」の基準は、ロシア・バレエなので
ダンサーの体型とか技術レベルとか群舞の揃い方とか
どちらかと言えば好みじゃないな。
話、というより、踊りの盛り上げ方も
どちらかというと、好みじゃないんだな。
似たような踊りが延々と続くんだよねー。

足捌き、特に男性の脚捌きは堪能できた。

マイム多用だからさー。
気を抜くと、あっという間に話が進むんだよね。
脇を見る余裕がないのが辛い。

踊り的な見せ場は3幕なんだろうけど
2幕の方が好きだな。
地上の人間が、悪意に満ちている人や
そういう人達に扇動される人がたくさんいるのに対し、
海(洞窟)の中は、穏やかで優しい。
海の王も、テレシーナに拒否されたら
乱暴なことはせず、諦めたうえに、
財宝を渡して、二人を逃がす。
人間の世界より、ずっといいよねえ。
(海の王もハンサムだし)
衣装の引き抜きもわかった!
街娘→海の精の引き抜きはわかるんだけど
前回はその逆がわからなかったのよ。
途中で引っ込んだとき、お着替えしていたのね。

ジェンナロのトマス・ルンドは見覚えがあるような・・・
プログラムの写真で見ただけなのか
踊りも見たのかわからないわ。
ティナ・ホイルンドは、ロシア・ダンサーを基準としたとき
体型的にはアレなんだけど、
ピシッと決めるところは決まるし、
ハキハキした踊り出し、
演技もクリアでわかりやすく
なかなか良かったわ。

うーん。
これ以上、感想が出ないっす。
「ナポリ」はいつもこんなカンジよね。
3回目だし。


【第1幕】
ジェンナロ(若い漁師):トマス・ルンド
ヴェロニカ(未亡人):エヴァ・クロボー
テレシーナ(その娘):ティナ・ホイルンド
フラ・アンブロシオ(修道士):ポール=エリック・ヘセルキル
ジャコモ(マカロニ売り):ケン・ハーゲ
ペポ(レモネード売り):フレミング・リベア
ジョヴァニーナ:ルイーズ・ミヨール
パスカリロ(大道芸人):モーエンス・ボーセン
ドラマー:アレクサンダー・サックニック
カルリーノ(人形師):トーマス・フリント・イェッペセン

バラビル:
マリア・ベルンホルト、エリザベット・ダム、キジー・ハワード、
アルバ・ナダル、ジュリー・ヴァランタン、ルイーズ・エステルゴール
チャールズ・アナセン、ウルリック・ビヤケァー、セバスティアン・クロボー、
マルチン・クピンスキー、クリストファー・リッケル、アレクサンダー・ステーゲル

ほか漁師、ナポリの人々、旅人、浮浪者


【第2幕】
海王ゴルフォ:フェルナンド・モラ
コラーラ(海の精):セシリー・ラーセン
アルゼンチーナ(海の精):スザンネ・グリンデル

16人の海の精:
アマリー・アドリアン、マリア・ベルンホルト、ジェイミー・クランダール、エリザベット・ダム、
サラ・デュプイ、エレン・グリーン、レナ=マリア・グルベール、レベッカ・ラッベ、
ブリジット・ローレンス、ヒラリー・ガスヴィラー、アルバ・ナダル、
アナスタシア・パスカリ、マティルデ・ソーエ、ジュリー・ヴァランタン、
エスター・リー・ウィルキンソン、ルイーズ・エステルゴール


【第3幕】
パ・ド・シス:
キジー・ハワード、ギッテ・リンストロム、クリスティーナ・ミシャネック、ヤオ・ウェイ
ニコライ・ハンセン、ネーミア・キッシュ

ソロ:
アレクサンダー・ステーゲル、キジー・ハワード、ニコライ・ハンセン、
トマス・ルンド、ティナ・ホイルンド、ジェイミー・クランダール、ヤオ・ウェイ

スリー・レディース:
アマリー・アドリアン、エスター・リー・ウィルキンソン、アナスタシア・パスカリ
タランテラ:ジュリー・ヴァランタン、モーテン・エガト
フィナーレ:全員

指揮:ヘンリク・ヴァウン・クリステンセン
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
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「ウォーロード/男たちの誓い」

2009年05月17日 | 映画
太平天国の乱に揺らぐ清王朝。
将軍パンは、仲間の軍の協力を得られなかったため
自軍を壊滅させてしまう。
彼を拾ったのは盗賊の首領アルフ。
やがてパンはアルフと、アルフの弟分ウーヤンと
義兄弟の契りを交わす。
彼らは清朝軍の略奪にあったことから
清朝軍の正規軍になることを決める。
(盗賊なら討伐される対象だけど
 正規軍なら組織の維持は保証される)
快進撃を続けるパンとアルフ達。
だが、彼らの進む道が分かれる日が来た。

理想がいつしか野望に変わるパン将軍。
貧しい人を救う、
世に平等をもたらす、
そのためには政治に参画し権力を握らなければならない。
大いなる理想のためには
犠牲となるものもある。
犠牲の重さを感じながらも、
理想に向けて進むパン将軍を
ジェット・リーが繊細に演じていました。
ラブ・ストーリーも絡めていましたが
その辺も自然な演技でした。
押さえた、でも激しい恋。

パン将軍が、将来を見据えて、
理性で作戦を展開するタイプなら、
アルフは義によって動く筋肉バカタイプ。
部下達の厚い信頼を受けるアルフを演じるのはアンディ・ラウ。
私もついて行きたいよ
自分の女を寝取られているのに気が付きもしないほど
神経がまったく細かくないけれど、
その大らかさが魅力。
人物としては魅力はあるけれど
政治的な展望はあまりない。
そういった意味での「限界」を
ちゃんと感じさせる演技でした。

その彼を慕う子犬ちゃん(でも大型犬)が
金城くんでございますよ。
両兄貴を尊敬する子犬ちゃんですが
長く連れ添った次兄より、
あとから加わった長兄を信頼しちゃうのは
長兄の理想に共鳴したからなのか。
数少ないジェット・リーのアクションの御相手も金城くんでした。
迫力ありましたよ。

香港映画ではよくある、
「義兄弟が袂を分かち、殺し合う」お話。
どうにもならないもどかしさが、
後味が悪くもあり、
こうなるしかないという諦観もある。
辛い話だけど、
3人の役者がぶつかり合う演技は
実に見応えがありました。
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アレを買いました

2009年05月17日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
気になっていた「アレ」を買いました。
気が付いたときは売り切れだったのですが
年度が替わって新しい「アレ」の販売が開始されたのです。

アレです。


今年こそ、行きたいですね~。
岩手でライブが無くても
行っちゃおうかなあ。
コメント (2)
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どうぶつの森の新住人

2009年05月17日 | ゲーム(どうぶつの森など)
カバのゴンザレスさんが
パーム村を去りました。

新しく来たのはイヌのロビンです。



ボク系です。

白目むいてます。
でも笑顔です。

見たことがあるけど
うちにはまだ来てなかったのね。
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やっぱり似てると思う(BlogPet)

2009年05月17日 | にこらすの投稿
きんちゃんの「やっぱり似てると思う」のまねしてかいてみるね

いまTVで放映されてもそう思ったんだな!
両方知っても3人は、ヒゲのクリスチャンは卓治に似てると思う。
この時のかなんだなああ。
映画館で見たんだな!!
両方知っているかいないかいないかなあ。
「プレステージ」の具合が似ていると思う。
映画館で見たんだけどさあ?
「プレステージ」の具合が似てると思う。

*このエントリは、ブログペットの「にこらす」が書きました。
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