きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

お見送りとか

2005年05月22日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
 早起きして入り待ちも見ようかと思ったけど、ゲームのやりすぎの寝不足も手伝い諦める。リカちゃんの時だって入り待ちしなかったんだしね。

 渋谷で「愛の神、エロス」を見る。正直なところ第一話だけが目当て。コン・リーはイイなあ。。。終映後は地下一階に下がり「ベルギー印象派展」を見る。映画よりこっちの方が官能的だったかも。世紀末のオカルティズム要素もあるし。

 それから有楽町へ。ビッグカメラにキッコロ&モリゾーが来るのだ。どうせ東京に置いてある着ぐるみなんだから~~、と思いつつ見に行く。だってアランジファンだから。

キッコロ

 
モリゾー

 
 雨はだんだん強くなる。17時過ぎに劇場前到着。一般列は1~2列。雨でなければ一般列2列目でも見ることはできるけど、傘があるとね。前の人の傘の柄の部分だけでも視界が遮られるし。と悩みまくる。17時半頃終演。劇場から人が出てくる。お見送りの列も増える。ガードが確定したところで、再度見やすい場所を探す。結局帝国ホテル前にした。ちょっと遠目になるけど全身バッチリ見えるし。最前列なので、待つのも楽だし。
 19時ぐらいに拍手がおこる。いよいよ退団者の出だ!と思った瞬間後ろにいたおばさんが、当たり前のように私と隣の人の間のスペースに割り込んでこようとした。すかさず間を詰める。もう片方の隣の人も間を詰める。油断ならんのう。そして麻吹由衣加ちゃん登場。横断歩道前で手を振り、道を渡り、そのまま帝国ホテルへ消える。
 それからしばらくしてちずさん登場。横断歩道前の挨拶も全て見える。この場所で正解!と思っていたら、道を渡ったちずさんは、帝国ホテルの新館入り口(?ユリーカのあるところ)に向かってそのまま歩いて来たのです。ええ、私の真後ろを歩かれたんですわ。この辺は2列しかなかったし、その2列目にいたおばちゃん達は始終ウロウロ移動していたので、笑顔で白い花を持ったちずさんはバッチリ!!!見えました。
 それからほどなくさえちゃん登場。この時、雨はやんだ!良かったわ~。横断歩道前で何回も何回もご挨拶。劇場側のファンに両手を使って投げキッス!とか。こちら側にも何回か手を振ってくれました。本当に明るいご挨拶でした。最後は白い車に乗って去りました。
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「愛の神、エロス」

2005年05月22日 | 映画
というタイトルのもとに集まった、3人の監督による3つの短編映画。タイトルとか、各話のサブタイトルにくどいくらい「エロス」と名付けられていますが、内容はそれほどではありません。

「エロスの純愛/若き仕立屋の恋」(監督:王家衛、原題「The Hands」)
 高級娼婦と、彼女のドレスを作る仕立て屋の恋。相変わらず雨が降る暗い画面の中での恋物語。目当てのコン・リーは美しい。彼女の顔の造作は決して美人ではないんだけど、なぜだが「美しい」と印象づけるオーラを身体から発しているので、惑わされてしまうんだよねえ。どのドレスも似合っている。高級娼婦から街娼へ堕ちる、そのプロセスは詳しく書かれていないんだけど、彼女の雰囲気でなんとなく察せられる。「赤」は彼女の口紅とかマニキュアとか、やっぱり効果的。直接的な「エロス」の場面はなく、「手」によってそれが表現される。チャン・チェンの太股、股間をまさぐる「高級娼婦」コン・リーの手、「仕立屋」として彼女の身体に触れるチャン・チェンの手、「男」として仕立て中の彼女のドレスの内側に忍ばせるチャン・チェンの手、「死にゆく女」として彼に触れる彼女の手。これがもしヨーロッパ人が作ったらすげーーと思ったけど、もともと「裸」が御法度の国の人が作ったんだしなあ、とちょっと思ったり。もともと「そのものズバリ」じゃない方法で表現している人たちだしなあ、と。あと王家衛は、やっぱ長編の方が良いなあ。短編だと粗筋だけみたい。あの冗長な映像を積み重ねてこそ、彼の世界ができあがるんだと再認識。

「エロスの悪戯/ペンローズの悩み」(監督:ソダーバーグ、原題「Equilibrium」)
 原題に見覚えが(笑)。ってことはともかく。こちらは時間内にきっちり「起承転結」をつけた構成。例えるなら星新一のショートショート。3つの場面から成り立つ話なのですが、そのシチュエーションによっての色調の違いや、それぞれの話をつなげる道具とかが、「職人芸」というカンジです。オチも、まあまあ良いかしら。が、「エロス」は何処に・・・?

「エロスの誘惑/危険な道筋」(監督:アントニオーニ、原題「The dangerous thread of things 」)
 「大自然に女の裸」という、わかりやすい「エロス」。が、話はわからん。なんで浜辺で裸で踊るのだ?塔の中で男女が出会うとか、寝ころぶリンダに重なるクロエの影の角度とか、いろいろ隠喩はあると思うけど、それを私の中で「エロス」に変換するのが難しい。白人男性の「エロス」の概念ってわからんな~、というのが正直な感想です。
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