女性・女系天皇を容認する報告書を出した「皇室典範に関する有識者会議」のメンバーは誰が選任したのであろうか。2600年以上の長きにわたり、男系のよって皇位継承がおこなわれて来た万世一系の皇室の伝統を無視し、男系維持については何ら検討もせず、天皇・皇室制度の廃絶を狙ったものとしか思われない女性・女系天皇容認と長子優先だけの報告を出したのは驚きを禁じ得ない。
「有識者会議」のメンバーを選任したのは内閣法制局とのことであるが、天皇制廃止論者や、共産党系の様々な運動を行った者などが多数を占めることからして、法制局に送り込まれた共産党系の連中が選任したのではないかと言われている。
皇室の解体を狙う共産党にしてみれば、女性・女系天皇を容認することによって皇統が断絶することが分かっているからして、旧皇族の皇籍復帰によって安定的な男系のよる皇位継承を行うとの検討すらしなかったのはその証左である。
「有識者会議」の吉川弘之座長は、「皇室の意見を聞くことは憲法違反だ」として、三笠宮寛仁親王殿下が女性・女系天皇容認に憂慮を示されたことに「どうってことない」と驚くべき発言をしている。なぜ憲法違反になるのか分からないが、このことは皇室から男系男子による皇位継承の意向が出されことは当然予想されることからして、皇室の意向を封殺しなければならない訳であり、有識者会議は安定的な皇位継承を検討したのではなく、女性・女系天皇を容認することによって皇室の解体に繋がる道筋を付けようとして出した結論に他ならない。
3月7日に日本武道館において「皇室の伝統を守る1万人大会」が開催されるなど、男系によって皇位継承がおこなわれて来た皇室の伝統を守ろうとする動きが国民の中から起きており、国会議員の中からも「有識者会議」の拙速な結論を批判する声があがっているからなのか、有識者会議のメンバーから「このままでは皇室の解体は出来ない」との焦りが出てきたようである。
報道によれば有識者会議のメンバーの一人である岩男寿美子・武蔵工大教授が、女系天皇に異論を唱えた三笠宮寛仁親王殿下を「女性が皇位を継承できるようにすることに疑問の声を上げ、旧宮家や皇室の側室制度の復活を提案してきた。彼の時代錯誤の考えには、驚くしかない」と強く批判する論文を自身が編集長を務める海外向けの英文雑誌「ジャパンエコー」2月号に寄せたそうである。
驚くしかないのはこっちの方だが、寛仁親王殿下は側室制度の復活を提案してもいないし、旧宮家の皇籍復帰がなぜ「時代錯誤」なのか。皇室の伝統を無視し、解体を画策したものとしか思えない有識者会議のメンバーの結論に異論を唱えるのは当然であって、皇室の一員である寛仁親王殿下が自分自身のことでもあるのに何ら意見すら述べられず、何か話せば「時代錯誤の考え」と決めつけるとは、さすが内閣法制局の共産党系の連中が選任したメンバーだけある。
自分達の意見は絶対に正しいとして、畏れ多くも皇族の一員である寛仁親王殿下を公然と批判するのだから驚くしかない。当然ながら共産党であろうが、岩男教授は前の選挙で何党に投票し、今度の選挙では何党に投票するつもりがあり、また支持政党があるのか聞いて見たいものだ。皇室の伝統を無視した結論を出した有識者会議のメンバーに批判が集まっているのは、時代錯誤な偏った考えを持つ連中だからである。
(2006/03/12)
この記事は「今日のコラム」
「皇室の解体を画策した共産党系の有識者会議」
としてHPに掲載されていたものです。
「有識者会議」のメンバーを選任したのは内閣法制局とのことであるが、天皇制廃止論者や、共産党系の様々な運動を行った者などが多数を占めることからして、法制局に送り込まれた共産党系の連中が選任したのではないかと言われている。
皇室の解体を狙う共産党にしてみれば、女性・女系天皇を容認することによって皇統が断絶することが分かっているからして、旧皇族の皇籍復帰によって安定的な男系のよる皇位継承を行うとの検討すらしなかったのはその証左である。
「有識者会議」の吉川弘之座長は、「皇室の意見を聞くことは憲法違反だ」として、三笠宮寛仁親王殿下が女性・女系天皇容認に憂慮を示されたことに「どうってことない」と驚くべき発言をしている。なぜ憲法違反になるのか分からないが、このことは皇室から男系男子による皇位継承の意向が出されことは当然予想されることからして、皇室の意向を封殺しなければならない訳であり、有識者会議は安定的な皇位継承を検討したのではなく、女性・女系天皇を容認することによって皇室の解体に繋がる道筋を付けようとして出した結論に他ならない。
3月7日に日本武道館において「皇室の伝統を守る1万人大会」が開催されるなど、男系によって皇位継承がおこなわれて来た皇室の伝統を守ろうとする動きが国民の中から起きており、国会議員の中からも「有識者会議」の拙速な結論を批判する声があがっているからなのか、有識者会議のメンバーから「このままでは皇室の解体は出来ない」との焦りが出てきたようである。
報道によれば有識者会議のメンバーの一人である岩男寿美子・武蔵工大教授が、女系天皇に異論を唱えた三笠宮寛仁親王殿下を「女性が皇位を継承できるようにすることに疑問の声を上げ、旧宮家や皇室の側室制度の復活を提案してきた。彼の時代錯誤の考えには、驚くしかない」と強く批判する論文を自身が編集長を務める海外向けの英文雑誌「ジャパンエコー」2月号に寄せたそうである。
驚くしかないのはこっちの方だが、寛仁親王殿下は側室制度の復活を提案してもいないし、旧宮家の皇籍復帰がなぜ「時代錯誤」なのか。皇室の伝統を無視し、解体を画策したものとしか思えない有識者会議のメンバーの結論に異論を唱えるのは当然であって、皇室の一員である寛仁親王殿下が自分自身のことでもあるのに何ら意見すら述べられず、何か話せば「時代錯誤の考え」と決めつけるとは、さすが内閣法制局の共産党系の連中が選任したメンバーだけある。
自分達の意見は絶対に正しいとして、畏れ多くも皇族の一員である寛仁親王殿下を公然と批判するのだから驚くしかない。当然ながら共産党であろうが、岩男教授は前の選挙で何党に投票し、今度の選挙では何党に投票するつもりがあり、また支持政党があるのか聞いて見たいものだ。皇室の伝統を無視した結論を出した有識者会議のメンバーに批判が集まっているのは、時代錯誤な偏った考えを持つ連中だからである。
(2006/03/12)
この記事は「今日のコラム」
「皇室の解体を画策した共産党系の有識者会議」
としてHPに掲載されていたものです。