私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

平成から令和への改元によせて思うこと

2019年04月30日 21時19分22秒 | 皇室

 4月30日に天皇陛下は譲位され、平成と言う時代は終わり、翌5月1日に皇太子徳仁親王殿下が第126代の天皇陛下に即位される。平成の時代は大きな災害が続き、特に阪神大震災と東日本大震災では多くの人命が失われたが、その被災者をお見舞いし、励ますために天皇陛下両陛下は何度も被災地をご訪問されている。

 両陛下のお姿に感激して、涙を流される被災者もいたそうであり、日本人であれば当然かも知れず、まして間近でお声を掛けられたならば感極まって何も話せなくなるであろう。日本の尊厳はまさに皇室の存在によって保たれているのであり、もし皇室がなければ日本ではないし、また天皇陛下が世界最高の権威を持っているのは世界唯一の皇帝陛下だからである。

 今回の平成から令和への改元は、まさに祝賀ムードであり、昭和天皇崩御に伴う悲しみの中での昭和から平成への改元とは異なるので当然だが、この祝賀ムードをあやかる様々な商品が販売されているようであり、カネをため込んでいる方が多いと世間は回らないので、今回の改元を祝って何か大きな買い物をするのも良いかも知れない。

 天皇陛下は30日の午後5時から皇居・宮殿「松の間」で行われた「退位礼正殿の儀」に臨み、「即位から三十年、これまでの天皇としての務めを、国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした。象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します」などと。 天皇として最後のおことばを述べられた。

 感謝するのは陛下ではなく私達国民の方であり、数年前に神奈川県下で行われた植樹祭にご臨席のために、その会場に向かわれる道路沿いで両陛下のお姿を間近で拝見した時の感激は忘れがたいものがある。当日は今日30日のように雨が降っていたが、両陛下を歓迎するために道路沿いに集まっていた私を含めて50人ほどの方は、両陛下が乗ったお車が近づいて来ると、誰ともなしにさしていた傘を閉じて、雨に濡れながらの歓迎であった。

 両陛下が乗ったお車の窓は全開にされており、おそらく雨が吹き込んでいるだろうが、それでも、私達国民の歓迎に応えている訳で、これほど国民のことを思ってくださる両陛下に恵まれたことは感謝以外の言葉を見つけることは出来ない。前述したように30年と3カ月あまりの平成は大災害が続いた時代であったが、5月からの令和が、平和で穏やかな時代が続くことを願うものである。
(2019/04/30)


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