今 年1月に発生した支那製の冷凍ギョーザによる中毒事件で、検出された有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が何処で混入されたのか未だに明らかになっていな い。日本側としては国内捜査の結果と、検出された「メタミドホス」の不純物を検査したところ、国内の検査機関で使用されているものではないことが明らかに なっていることから、支那での製造過程において混入したとしか考えられないが、いつものように、過ちを絶対認めない支那だから、この件に関して、責任を認 めたり謝罪することはないだろう。
冷凍毒ギョーザを製造した支那河北省石家荘市にある「天洋食品」は加工作業の従業員のほぼ全員が退職したそうであり、その後、どうなっているのか続報がな いので分からないが、もう日本向けに冷凍食品などの輸出は出来ないであろうし、これが日本国内の企業であれば倒産したことは間違いない。
食品に致死量の「メタミドホス」が混入されていて、その原因も不明となれば、消費者は「支那産」と表示されているだけで、その食品を購入しなくなるのは当 然であり、最近は近くのスーパーの行っても、「支那産」のものはほとんど姿を消しており、国産のものには、目立つように産地表示がされていることから、こ れは大変良い方法だと思う。
わが家から車で5分位の所に、農協直営の大きな店が出来たが、勿論販売しているのは、地元農家が生産している野菜などが中心だが、貼付されているラベルに は生産地や価格と共に生産者の氏名が印字されており、これは責任を持って生産していることになる訳で、何か問題が起きれば、その生産者の責任を問われるこ とになることから、これでは消費者に迷惑を掛けるようなものは生産出来ないとの自覚が生まれることであろう。このように生産者の氏名までが印字されている ことから、この農協直営店には食の安全に敏感な消費者でいつも混雑しているのは当然かも知れない。
ところで、6月8日付けの産経新聞に「味の素冷凍食品」の全面広告が掲載されているが、要するに冷凍ギョーザの安全性を訴える広告であり、それには「味の 素冷凍食品の『ギョーザ』は、日本の自社工場(群馬県・岐阜県・佐賀県)で製造。原料の中国産野菜は自社管理農場および同等の基準に合格した指定農場のも のだけを使用」と書かれており、その自社管理農場とは福建省南部、廈門(アモイ)市郊外にあるようだ。
味の素が福建省にある自社管理農場でニラなどの生産を継続し、他の国や国内生産のものに切り替えないのはどのような理由があるのか分からないが、ギョーザ の原料となるニラが国産ではなく、支那で生産されていることを消費者が知ることで購入する意欲が起こるとは思えないが、それでも味の素は福建省での生産に 拘るつもりらしい。
いくら自社管理農場だとしても、支那で生産されたものであれば消費者は拒否反応を示すと思われるが、それほど冷凍毒ギョーザが消費者に与えて衝撃は大きい のであり、自社管理農場で生産を強調したとしても、それが支那にある限り、消費者の信頼を得るのは難しいのではあるまいか。
(2008/06/11)
写真:味の素冷凍食品のギョーザ
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最近は日本国内の工場でも、中国人研修生を雇ってますので、不安を言い出したら切がないのですが、、、
少し高いなと思っても、国内農業を育てるつもりでできるだけ国内産に拘ってますが、買い物をしてても悩ましい限りです。フウ
四川地震では軍事基地や核施設も被害を受けたとか受けなかったとか。放射能漏れでも起こしていたらと恐ろしいです。どうせ中国のことだから、正直に言わないだろうと思うと、ますますチャイナフリーですね。
コメントありがとうございます。先日、あるスーパーに行きましたら、冷凍食品コーナーの前には客はいませんでした。100円均一で売られている冷凍食品もあり、裏をみたら、支那で製造されているものでしたが、100円でも売れないでしょうね。それより、未だの支那産のものを扱っているとは驚きです。
プログにも書きましたが、生産地どころか、生産者の氏名が表示されて野菜を売っている農協の店が近くに出来ましたので、どうせ買うなら、そのようなところでないと安心出来ません。
私も少しばかりの畑をやっていますが、どのような農薬や肥料を使っているのか分かっているのは良いことで、上手に出来なくとも美味しいのが自家製の良いところです。
四川の大地震では核施設が破壊されているようで、そうなるをと汚染が心配ですが、それを支那が公表することはないでしょうし、こちらとしては、チャイナフリーで身の安全を守るしかありませんね。