私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

国歌斉唱の指導をする授業参観を拒否

2002年07月13日 19時52分40秒 | 社会問題
~茨木市の小学校は、本当に国歌斉唱の授業をやっているか~

 先月のことだが、大阪府茨木市内の公立小学校で、学習指導要領で音楽の時間に義務づけられている国歌の指導をする授業を、同市内の主婦らが参観したいと学校当局に願い出たところ、「市民活動をしている人たちの興味本位の参観は困る」との校長の判断で拒否されていることが産経新聞で報じられていた。

 国歌の斉唱を妨害するために授業参観をする訳ではないのに、「国歌を歌う子供達の姿を見たい」という主婦らの願いは、「授業はちゃんとやっており、興味本位の参観は子供たちにプラスにならない」とか「職員会議にはかりたい」とか言う学校長により拒否されたそうであり、まことに学校当局の対応は不可解と言わざるを得ない。

 私の娘が小学生の時、教科書には確かに国歌・君が代が載っているのをみたが、先生から「この歌は両親に教えてもらいなさい」と言われ、音楽の授業ではとうとう教えてもらえなかったそうである。であるから、大阪府茨木市内の公立小学校でも、本当は国歌の指導をする授業が行われていないのではなかろうか。同市内の主婦らが参観すると、行われていないことがバレてしまうので、拒否したのではと勘ぐってしまう。

 参観を申し入れたのは、50歳代の主婦2人で、在校児童の保護者ではないそうで、他の10人程度の仲間で、子育て中の保護者から教育の相談を受けたり、卒業式などに国旗の掲揚、国歌の斉唱の実施を学校に申し入れたりする活動を行っているという。

 国旗や国歌に反対する人が、実力を持って、掲揚されている国旗を引きずり降ろしたり、国歌斉唱の時に別な曲を演奏したり、大声で妨害する行為は言語同断であるが、この主婦らが求めた国歌の指導をする授業で、児童達が元気よく歌っているのを静かに参観することがなぜいけないのであろうか。

 国旗・国歌を貶めようとする行為ではあるまいし、国旗の掲揚、国歌の斉唱の実施を学校に申し入れたりする活動をしている団体と言うだけで、拒否の方針をとらざるを得ない理由は、国歌の指導をする授業を行っているようなふりをして、実は行っていないことがバレで日教組の先生方から「なぜ校長は、授業参観を許した」と突き上げがあると困るからなのか。

 今の子供達が国歌を知らず、「大相撲の歌」とは思っていたり、国旗掲揚の際には起立はおろか、注目もしない子供もいるそうである。また、長野オリンピックの時に、国歌を「選手団の歌」、国旗を「選手団の旗」と紹介しているが、その開会宣言をされた天皇陛下の服装は正装ではなく、「近くまできましたので、ちょっと寄りました」というようなラフなものであったと記憶している。そのことは、長野オリンピック委員会の、国歌を「選手団の歌」、国旗を「選手団の旗」と紹介することを事前に知った陛下の「無言の抗議」であったのではなかろうか。
(2002/07/13)

この記事は「私の主張」第128号
「国歌斉唱の指導をする授業参観を拒否」
~茨木市の小学校は、本当に国歌斉唱の授業をやっているか~
としてHPに掲載されていたものです。


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