きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「美しき冒険旅行」

2014年07月13日 | 映画
オーストラリアの荒野の真ん中で、
父親による無理心中から逃れた姉弟。
人里を求める道中で二人はアボリジニの少年に出会う。

独特なテンポに時折挟まれる動物の死体の映像とで、
ときどき意味不明になる。

姉は美少女というより自然児。
無駄に脱いでた。

西洋文明とオーストラリアの自然の出会い、
というより、
人間も本来は動物で、
姉弟2人は、だんだんと自然に回帰し溶け込んで行くかんじだった。
大地と同化するような。

ラストは唐突だった。
少女は大人になり結婚し、
でもこの冒険旅行は忘れ得ぬ思い出、ってことかな。
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「王様と私」(2014年版)

2014年07月12日 | 紫吹淳(リカちゃん)
上様とリカちゃん版の「王様と私」も今年で3年目。
あれでもリカちゃんは初演より歌えるようになったんです。
最初の年はもっと手に汗でした。

芝居はだんだん深くなってきてますね。
子供達との並びが暖かく柔らかい。

王様とはお互いの心の底を削り合うような戦いで、
ガチンコ勝負なので迫力があるね。
わかっているけど言って欲しくない言葉、
言ってはいけない言葉、
傷つけ合うこともあるけれど
だからこそ理解し合えることもある。

映画2パターンと、
ミュージカルは染五郎(当時)版を見たけど
上様とリカちゃんが一番熱いバトル。
でも2人の気持ちにはすっと入っていける。
気持ちの流れがとてもわかりやすくてクリア。

子供向けミュージカルと銘打っているけど、
東洋と西洋の対立の部分は難しいかもね。
西洋化のどこが悪いの?と子供に聞かれたら
大人達は説明できるのかな。
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「ダイバージェント」

2014年07月12日 | 映画
適性検査で五つの派閥に分けられた近未来社会。
それぞれが役割を担い調和した社会が構成されているかに見えたが・・・。


前半の訓練場面が長過ぎ。
青春物だったかと勘違いするぐらい長い。
「愛と青春の旅立ち」SF版は別に見たくはないんだよ。

上手い伏線もあったけど、無駄な場面が多過ぎ。
最後はやっぱりでオチない。
世界は変わるの?変わらないの?
彼女たちの存在意義は?
全部放り投げて終了。

よくあるネタとはいえ、
調理方法によってはもう少し面白くなりそうなんだけどなあ。
五つの派閥のうち二つは話に関わらないのもなあ。

ケイト・ウィンスレットが
最近珍しいキリッと系なのは良かった。
彼女がいるだけで映画の質もちょびっと上がった。
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「俺たちに明日はない」(第二回 新・午前十時の映画祭)

2014年07月12日 | 映画
ボニー&クライド。
鬱屈した時代を突き抜けるかのように
犯罪を重ねる二人。
仲間や家族達と走り続け、終わりが来る。

映画としては面白いけど
登場人物の誰にも感情移入はできない。

いわゆる警察とFBIと保安官が共存するアメリカの制度はよくわからんわ。

フェイ・ダナウェイは米倉涼子に似ている?
輪郭がゴツいから?
ベレー帽が素敵だった。
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「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」@国立新美術館

2014年07月06日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)


オーストラリア・バレエ団所蔵の衣装の数々。
流れは、

ディアギレフのバレエ・リュス → 解散 →
 一部の衣装などをバジル大佐率いるバレエ・リュス・ド・モンテカルロが使用 →
 解散 → サザビーが出品 → オーストラリア・バレエ団が競り落とす

みたいです。
なので、衣装は主に1909年~1929年のもの。

ただの衣装展示だと思ったら大間違いでした。
モダニズム、シュールレアリスムなど
当時の最先端の様々な芸術要素が詰まっていました。

鮮やかな色使い、
民族色の濃いデザイン、
どれもが今なお輝き魅力的です。

一時解散の原因になった「眠り」の衣装がとてもゴージャスだった。
ロシアでの人気演目だからパリなどでも当たるだろう、
再演もたくさんあるだろう、と見込み、
湯水のように予算を使って準備したら
上演時間が長いこともあり、大コケだったとか。
展示はお付きの女官とか、
オーロラの衣装では無かったけど、
確かにこのレベルの役の衣装に
これだけお金をかけたら赤字だよな、
というのが実によくわかりました。

ディアギレフがいたから世界にバレエが広まった。
当時の煌びやかな才能を持った人たちを結び合わせた
それらが融合した芸術が誕生した。
彼の死後、セルジュ・リファールはパリ・オペラ座へ、
ニネット・ド・ヴァロアはイギリスで、
バランシンはアメリカでバレエ団を立ち上げる。
一人の天才興行師が世界の歴史を変えたんだなあ。
しみじみ。

思い込みだろうけど、昔の生地の方が質が良い気がします。
質感とか色合いとかゴージャス。
たぶん今は軽さ、踊りやすさも考慮しているだろうから
当時とは違うのは仕方が無いんでしょうね。

バクストのデザイン画にはうっとりでした。

バレエに興味が無い人にもおすすめです。
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BD&DVD「劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-」発売記念ADビジョンジャック

2014年07月05日 | タイバニ
7月4日に「劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-」のBD&DVD発売に合わせ
JR東日本の7駅8カ所のADビジョンに宣伝が流れることになりました。

微妙に行けなさそうで行けそうな、
なんともいえないところですが、
ここはやっぱり頑張って行きましょうか。

ということで、景品無しの自主的スタンプラリーの開始です。


7月2日
池袋駅のライアン

タイバニ展の帰りに撮影。
いま見返すとちょいとボケ気味でプチショック。

ここにはポスター版の宣伝も出ました。


おまけ。
近くの壁にもポスター有り



7月3日
秋葉原駅のイワン


浦和駅のアントニオ



7月4日
東京駅のユーリ


品川駅のキース


上記3日間は会社帰りに攻めました。


7月5日
新宿駅南口のバニー


新宿駅東口の虎徹さん


「僕は『南口』って言いましたよね。なんで人の話をきちんと聞かないんですか!」
「あぁっ?新宿駅での待ち合わせは普通、東口だろう!」
って会話が聞こえてくるような気がした・・・。
あるいは。
3分過ぎただけで「虎徹さん、まさか事故にでも!」と心配するバニーちゃんに、
「バニーのやつ、寝坊でもしたかなあ」と気にせず待ち続ける虎徹さんの組み合わせもあり。

ここでシネマート新宿へ。
館内はBeginning仕様。
(私が見たのは韓国映画なんだけどね)




吉祥寺駅のネイサン


渋谷駅のカリーナ

どうやっても近くのライトが入っちゃうの。

横浜駅のパオリン

「中華街で美味しいものをたくさん食べてね!」
って言われている気がするけど、
関内(石川町)は遠いんだようっ。


ということで、自己満足ですが、堪能しました!
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「SIMONDOLL 四谷シモン」展 @横浜そごう美術館

2014年07月05日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)

横浜駅にドラゴンキッドを見に行きまして、
そのままUターンではもったいないので
駅近くでなにかなにかと探しましたら
ちょうどこれが開催中でした。
ありがとう、横浜そごう!

四谷さんの人形は、写真ではもちろん見たことがありますが
実物を見るのは初めて。
立体的な人形は写真より実物が断然イイ!
ケース無しの人形もあり、
後ろも回り込んでじっくり見ました。
ゼンマイと組み合わせた人形も素敵でした。

少女たちは全て違う顔立ち。
ツンとしたストレートの金髪が私は好み。

四谷さんの人形といえば女性のイメージだったので
ヒゲの男性、特にキリスト(?)の人形が印象に残りました。

一部スペースは写真撮影可。












すごく素敵な世界でした。


余談ですが・・・。
作品No.39「ナルシズム」が、
なんとなくエルヴィン・スミスに見えました。
七三分けだから?

(黒髪の少年の人形もあったから、
 ちょっと襟足を刈り上げて兵長にして・・・)
タイトルからすると四谷さん自身がモデルなんでしょうね。
出口の人気投票で、少女や天使に混じって
これが第4位でした。
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「観相師」

2014年07月05日 | 映画


15世紀半ばの朝鮮王朝。
父の罪で中央から追放されたキム・ネギョンは
身を立てるために観相を習得し、娼妓館の占いをするようになる。
そこで宮廷で起こった殺人事件の犯人捜しを依頼され、
観相で見事真犯人を突き止めたことから
左議成・キム・ジョンソにより人事官に抜擢され
王の信頼も得る。

彼の心配は2点。
息子には、官吏になると破滅する相が、
義弟(妻の弟)には、短期で破滅する相が、出ていること。

そして、キム・ジョンソには政敵がいた。
王の弟・首陽大君である。
彼に野心があるか、
王に観相を命じられたネギョンは
「凡人である」と見るが・・・。


前半はちょっとコミカルで、
後半はドロドロの宮廷の陰謀。
いろいろなキツイ場面は
キム・ヘス演じ娼妓館の女主人のしたたかな可愛らしいさと、
義兄弟のイチャイチャぶりで中和。

主役のソン・ガンホはもちろん良いんだけど、
悪役のイ・ジョンジェが実に魅力的だった。


観相師、つまりはカサンドラなのかな。
未来に起こることがわかっても、
運命は変えられないのか。
当たるだけに、辛いよね。
キム・ネギョンは観相は当たるとみんな知っているのに
悪いことから逃れるようには動けないんだ。

私は韓国史に暗いので結末が予想できず、
どこに落ちるかわからずドキドキだったよ!


韓国映画は流血が激しいのではなく、
私が流血映画しか見ないんだろうな。
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[TIGER&BUNNY]渋谷・タワーレコードBD&DVD発売記念展示

2014年07月01日 | タイバニ
祭りには乗ります、行って来ます!
























昨年から見ている画像を
なんでこんなに必死になって見に行くんでしょう。

でも、楽しいの!



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