きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「王様と私」(2014年版)

2014年07月12日 | 紫吹淳(リカちゃん)
上様とリカちゃん版の「王様と私」も今年で3年目。
あれでもリカちゃんは初演より歌えるようになったんです。
最初の年はもっと手に汗でした。

芝居はだんだん深くなってきてますね。
子供達との並びが暖かく柔らかい。

王様とはお互いの心の底を削り合うような戦いで、
ガチンコ勝負なので迫力があるね。
わかっているけど言って欲しくない言葉、
言ってはいけない言葉、
傷つけ合うこともあるけれど
だからこそ理解し合えることもある。

映画2パターンと、
ミュージカルは染五郎(当時)版を見たけど
上様とリカちゃんが一番熱いバトル。
でも2人の気持ちにはすっと入っていける。
気持ちの流れがとてもわかりやすくてクリア。

子供向けミュージカルと銘打っているけど、
東洋と西洋の対立の部分は難しいかもね。
西洋化のどこが悪いの?と子供に聞かれたら
大人達は説明できるのかな。
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「ダイバージェント」

2014年07月12日 | 映画
適性検査で五つの派閥に分けられた近未来社会。
それぞれが役割を担い調和した社会が構成されているかに見えたが・・・。


前半の訓練場面が長過ぎ。
青春物だったかと勘違いするぐらい長い。
「愛と青春の旅立ち」SF版は別に見たくはないんだよ。

上手い伏線もあったけど、無駄な場面が多過ぎ。
最後はやっぱりでオチない。
世界は変わるの?変わらないの?
彼女たちの存在意義は?
全部放り投げて終了。

よくあるネタとはいえ、
調理方法によってはもう少し面白くなりそうなんだけどなあ。
五つの派閥のうち二つは話に関わらないのもなあ。

ケイト・ウィンスレットが
最近珍しいキリッと系なのは良かった。
彼女がいるだけで映画の質もちょびっと上がった。
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「俺たちに明日はない」(第二回 新・午前十時の映画祭)

2014年07月12日 | 映画
ボニー&クライド。
鬱屈した時代を突き抜けるかのように
犯罪を重ねる二人。
仲間や家族達と走り続け、終わりが来る。

映画としては面白いけど
登場人物の誰にも感情移入はできない。

いわゆる警察とFBIと保安官が共存するアメリカの制度はよくわからんわ。

フェイ・ダナウェイは米倉涼子に似ている?
輪郭がゴツいから?
ベレー帽が素敵だった。
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