賭に勝ったよ!
ユダはキヨミチだ!!!
開演前に入口正面にあるキャスボが見えて、
ユダのキャストの名字が一文字だったとき
思わず喜びの舞を踊りそうになっちゃいました。
キヨミチのユダはありがたくて涙が出そう。
昨年よりは重たくなく、暑苦しくもない。
基本スタンスは、ジーザスや仲間達から一歩引いたところにいて
そこから冷静に彼らを見ている。
のに、最終的にはジーザスに引き寄せられちゃうんだねえ。
やなぴー相手だと「愛」が少しばかり生々しいけど
金田さん相手だと、「彼は神の子ではない」の部分に
もうちょっと冷静な目が入っていて、
「裏切りという行為」(場面でなく、全体的にね)は、
僅差で理性を感情が負かしてしまったように思いました。
だんだん、理性が壊れていくのよね。
ジーザスに対しての気持ちは、
昨年は「明らかに愛」だったけど
数年前に、初めてJCS(&芝ユダ)を見たときは、
「あえて名前をつけるなら『愛』と表現するしかない」でした。
今回は、それ系。
なんだか懐かしく、こういうユダもありだな、と思いました。
「裏切り」の場面で、小突かれて前に行くところ、
カヤパやアンナスに縋っていました。
「最後の晩餐」の出だしは、
ジーザスに手をさしだしかけて、
でも、途中でこぶしを握りしめて、
地面に落とす。
言い訳したいけど、できない、あるいはしない辛さが伝わってきました。
声はよく出ているところと、ちょいと厳しいところとないまぜ。
ちょっと伸びが悪いかな。
「山を本当に」は、55Stepsと同じく、
ややスンラさんバージョン。
最後のジーーーザーーースも「ザー」が高くならず
平坦な音でした。
でも「ジーザス」を繰り返すところでは裏声があった。
出にくいところを工夫したのかな。
髪は、なんとなくモジャだけど、後ろは短めで、ややさっぱり。
身体が細い!
ジーザスのアンダーって大変だなあ。
黒い網網上着も肩が落ち気味でした。
カーテンコールは素に戻って笑顔でした。
金田ジーザスは、
訛りはかなり改善されました。
やなぴーを見ていない人ならOKかも。
やなぴーを見てるとねえ。。。
感情表現が音の強弱だけ。
メリハリじゃなくて、
声を大きく出すか小さく出すかだけ。
やっぱり「外国語で表現」なので、底が浅いねー。
「一人は私を見捨てるだろう」と「三度もペテロは」の間奏の部分は
棒立ち気味。
「三度も・・・」で再び表現にはいるようなかんじです。
台詞がないと表現が弱くなる。
それより
マイクが2本なのがビックリ!
デコに1本、右目斜め右下に1本。
四季で2本ってあり?????
マイク2本って、「ボーイフロムオズ」の坂本くんぐらいでしか
見たことがないんだけど。
追記
マイクトラブルに備えて2本付けているそうです。
坂本くんの例もあるし、
広い会場のせいか音響も悪かったので
2本いるのかな~、と思いました。
ごめんなさい。
歌声自体は悪くないんだけどね。
神栖ほど、音程のふらつきはなかったし。
あと、息が絶えたはずの場面で、ちょいと頭が動いているような。
ミカマリアは、完全に「女」だね。
このジーザスとマリアには肉体関係が普通にありそう。
(役者さん的にではなく、ね)
ジーザスもマリアを「女」として見てるね。
だからユダの説教も正当に聞こえるわ。あはは。
こういう二人だからこそ、
ユダが冷静に理性的に見えるのかな。
青井ピラトの歌声は厚みがあっていい。
鞭打ちカウントの訛りも良くなってきた。
「さんじゅう」がまだヤバイけどね。
星野ヘロデはあれが限界なのかなあ。。。
本城シモン、今年は「えいこう」なんだね。
ワイス君は、遠目でみたら、やっぱり若かった。
サンボが大人しめかなあ。
コーラスは録音?
熱が無い。
人間ってのはワガママなもんで
根性が座ったユダを見た後は
繊細なユダも見たくなりました。
でも、できれば明日も行きたいわ。
無理だけどねー。
ふと思ったんですがー。
金田ジーザスvsあっきーユダって
あったら恐いねー。
お互い歌を歌うだけー。
演技なしー。
韓国公演試演版じゃ、まずないけどね。
そんなことを思うと
金田さんも大変だねえ。
四季念願の「ジャポ韓国公演」の成功は
彼の双肩にかかっているんだろうなあ。
もし、体調が悪くなったとしても
降板はできないんだろうなあ。
だからマイク2本でも出しちゃうんだろうなあ。
頑張ってね。
(右目斜め右下の出っ張りがマイクじゃなかったらごめんなさいです。
でも、明らかに人工的なものを貼り付けてたと思うのよねー)