きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

晩ご飯

2008年11月01日 | 美味しいもの
せっかく横浜に行ったんだから!!
晩ご飯はやっぱり中華街!!!

入ったのは「福満園」さん。
入った門からすぐのところだったし、
「東京Vシュランでうんぬん」のポスターが見たらから。
ライブ会場が寒かったので
「暖まりそう」をキーワードにメニューをセレクト。


「骨付き豚ロースの香り揚げ」と「五目焼きそば」。
豚ロースはとても柔らかかった。
焼きそば具だくさん。


「牛バラ肉と春雨の土鍋辛子煮」。
しらたきかと思うほど太かったツルツルは
やっぱり春雨だった。
牛肉の旨味が春雨に染みこんでいた。
辛いけど暖まった。


「季節野菜のクリーム煮」。
野菜は青梗菜だったと思います。


「カニ肉と豆腐のとろみスープ」。
熱々!


四川風チャーハン
写真だとわかりづらいのですが
赤いチャーハンでした。
辛かった!
でも美味しかった!!
これが東京Vシュランで第2位になったメニューです。

すべての料理が、メニュー価格であたりをつけたイメージより
ものすごくボリュームがありました
お腹一杯!
これだけ食べても、4人で酒無しだったので、@1,700円弱。
安かったわ~。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「Naked“eyes”」横浜 創造界隈 ZAIM

2008年11月01日 | 小山卓治

「Naked」シリーズでしたが、
「Beast meets Beauty」のような面もありました。
「Naked」は、いろんなものを削ぎ落としてシンプルにしたからこそ
曲の深みが鋭く突き刺さってくる。
「Beast meets Beauty」は、いろんなものが融合されて
新しい音楽ができる過程を目の当たりにする。
その両方を一度に味わえるお得なライブでした。


会場は「創造界隈 ZAIM」。
JR関内駅から神奈川県民ホールへ行く途中によく見る建物の中でした。
いろんなものがぶら下がり、
ちょっとお洒落な空間。

と、思ってましたが・・・
後ほど小山さんのMCで判明しましたが
もともと中庭だったところにトタンの屋根を乗せて
カフェスペースにしたとか。
つまり、限りなく屋外に近い状態です。
時間がたつにつれ、だんだん寒くなっていきました。
貸し出しブランケットがたくさんあったのは
そういうことだったのか!!
わかっていれば防寒対策をして来たのになあ。

小山さんは、柔らかい生地の焦げ茶のジャケットに
京都で見た灰色シャツ。

1曲目は「光のオルガン」。
今日はこういう路線で行く、という告知?
丁寧に丁寧に歌う小山さん。
小山さんの息づかいまで聞き逃さないように集中する客。
「Naked」は、いつもとは、また違った緊張感がある。
それも楽しい。
2曲めは「ILLUSION」。
もちろんギターバージョン。
MC。
客の集中力が伝わったのか
「息飲んでない?」と問う小山さん。
今日はシークレットゲストは無いと告知。
3曲目は「家族」。
前奏からズッシリ。

MC。
今日のライブはDVDにするからと「協力」要請。
協力とは拍手を多めにするとか。
それを聞いて大きい拍手をする客。
あまりにもあからさますぎて
「いまのは使えない」と却下される。
「ジャストのところで」拍手をすべし。
順調にいったら、来年早々に販売される予定。
順調ではない・・・は、
小山さんが歌詞を間違えるとか、
ジャストのタイミングで客がくしゃみをするとか。
この会場には、夏頃下見に来た。
ライブをするにしても、道を挟んで浜スタがあるから
野球シーズン中は歓声がすごいので無理。
でも、「横浜は十中八九日本シリーズに出ない」。
11月なら大丈夫、と続けたかったんだろうけど
会場からは

地元の人からは「横浜を敵に回したな」の声もあがる。
ここで言っちゃいけないよね。
言い訳をいろいろ続けたけど、さらに悪い方向へ。
正しいから失言って言うんですよね
by明智抄 を思い出した。
(横浜大洋ファンとしてはブーイングは嬉しかったわ)
さらに会場についての説明を続ける。
中庭だったところをトタンの屋根をかぶせた。
雨が降ったら、雨の音がモロに響くので、録音時に雑音が入る。
この一週間天気予報をずっと気にしていた。
雨マークがついたり消えたり。
幸い今日は晴れた。
晴れ男の本領発揮
胸を張るも、会場からは

最近は晴れることが多いんだ!
と言う小山さんだけど
「バースデーライブは雨だった」
と客に言い返される。
「あれはイベントだから、ライブとは違う!」←51歳の反論。
スタッフから「もし通り雨が降ったらトークで繋げ」と言われたけど
「できるものか!スマイリーはいないんだぞ!!」
無理矢理繋ぐ小山さんもちょいと見てみたかったねえ。

曲に戻り。
4曲目「PM11:11」。
これも「カード電話の赤い数字」という歌詞があり
「小道具」自体は古いんだけど、内容は古くない。
「調子はいかかが?」「あれからずっと一人」と歌っても
よりを戻したい、というカンジではない。
そういう女性像は共感できる。
「少し退屈」とか、いくつかのフレーズで
呟くように歌った。
強弱のメリハリがあって、切なさ倍増。
5曲目「ひまわり」。
むかし「ひまわり」論争ってあったなあ。
「11:11」のあとだからか、
出て行く女性のイメージは「毅然として」だな。

ここで最初のゲスト、中井いち朗さん登場。
中井さんには「YELLOW WASP」初演@九段会館で
バイオリンを弾いてもらった。
「九段会館来た人?」
かなりの手が上がるのを見て小山さんは「恐っ!」。
中井さんとは、研さんのライブの時などに会っているけど
共演は九段会館から18年ぶり。
「成長をしたところを見せないと」と
ゲストにプレッシャーをかける小山さん。
「九段会館で一緒にやった曲を」というから
「YELLOW WASP」が来ちゃうのかしら?
「Naked」なのに?
と思ったら、6曲め「Gallery」でした。
大感動!!
九段会館の頃って、私はまだあんまりライブに行ってなくて
ロックにバイオリンの組み合わせが
あまり珍しいことではないとは知らなかったので、
「小山さんとバイオリン奏者」の絵面に
とってもとってもビックリした。
その時の美しい音色はとても印象的だった。
その「Gallery」を再び聞けて、とても嬉しかったです。
続いては7曲め「前夜」。
家族を嫌って出て行くわけではないんだよねえ。

中井さんとのMC。
中井さんはiPhoneをお持ちだそうで。
小山さんは「電話とメールぐらいしかしないから」
iPhoneじゃなくてもいんだけど、でも
「なんか欲しい」。
いやいや、「羨ましいだけ」と突っぱねてみるけど
「本当は欲しいんでしょ」の中井さんの問いに
「はい」と素直に答える小山さんでした。
会場内でも持っている人は皆無のようで
「なんだぁ」の声の後に
「ワンツースリーフォー」とカウントを取り始める。
演奏されたのは8曲目「真夜中のボードビル」。
すごくいい!
けど、タイトルがなかなか思い出せない。
歌えるのに「真夜中のカウボーイ」になっちゃう。
「Hey hey ・・・」でようやくわかってスッキリ。

ここで中井さん退場。

小山さんはジャケットを脱ぐ。
ビッグプロジェクト関係のMC。
TGSに出た話をするも、
「俺のライブ会場では反応が薄いな」。
ゲーマーの人と、会場に問うけど、手を挙げる人はいない。
うーんと。
私はファミコン時代からゲームをしているけど、
固定ゲーム1機につき、ソフトは5本ぐらいしか持ってないので
自分的にはゲーマーじゃないんだよね。
ゲーマーって、ボタンを叩きすぎて
指にタコができるぐらいの人のことだよね?
「428」はTVCMの予定もあるそうです。
(CM用の撮り下ろしはないみたい)
「ご飯を食べているときに、自分が出ているCMが流れたら
米を吹くよなあ
吹くよねえ・・・
でも、録画も頑張るわ。
セガ枠かしら。放映が開始されたら調べないと。
さらに「428」ネタ、いろいろ。
小山さん自身は、もちろん!!ゲームなどしたことがないので
最後までクリアできるかわからない。
でも、「台本という名の完璧な攻略本を持っている」。
甘い!!
大沢さんの脚本だけでは、オチのいくつかはわかっても
攻略には役立たないと思うよ。
一ルート(たとえば大沢さん)だけの話を読み進めるのは不可能で
5人を1時間ずつ進めていくようになると思うので
他の人とのルートも完全攻略しないと最後まで行けないのだ。(たんぶね)
さらにさらに、内容に踏み込んだ話をして
「そんなに喋っちゃっていいの?」と客にたしなめられる。

9曲目「クリスタルレインドロップ」。コーラス無し。



すいません。続きは後日。
小山さんが言ったことと私の感想が入り混じって読みにくいと思いますが
適当にニュアンスを汲み取ってください。

「一部のマニアに受けた」小川さんのCDジャケットを置いてきます。
Tangoroid
小川さんのバンドネオンは装飾いろいろ。
端のところ(持ち手?)のあたりは
黒地に、白い花?の模様。
光っていたので、貝とかが埋め込んであるのかな。螺鈿みたいな?
蛇腹の処にも、なにか模様があったみたい。
1920年ぐらいに作られた物を
修理しながら使っているそうです。
小山さんのギターは1968年頃作成のもの。

*ここから続きです(11/13追加)
小山さんから、小川さんの登場コール。
「非常にセクシーな衣装で登場します」
鎖骨が見えるくらい首周りが開いたノースリーブのトップスに
大振りのチョーカー。細身のパンツに大きめのベルト。
これらをすべて黒で統一し、とてもセクシー。
小山さんの言葉は正しかった。
バンドネオンの音色に小山さんの曲、ってまったく想像がつかない。
どんな曲で来るんだろうとワクワクしたところに始まったのは
10曲目「談合坂パーキングエリア」。
これがまた!すごくしっくり来ました!
もとから、この音なんじゃないかと思うくらい
ものすごく自然に音が融合していました。
演奏終了後、「どうよ、バンドネオン」
自分の手柄のように自慢する小山さん。
もう、大きく拍手するほかないですね。
バンドネオンは、音を出すのがとても難しいそうで
「悪魔の楽器」と呼ばれているそうです。
確かに、ボタン(?)も、上から下に一列じゃないし
運指を見ていても、どこからどの音が出てるのか
さっぱりわかりません。
小山さんは挑戦したところ「ドレミファソ」までは出たそうです。
(それでもすごいことみたいです)

小山さんが退場し、小川さんのオリジナルソロ「祈り」の演奏。
バンドネオンはタンゴのイメージが強いけど
南米大陸に渡る前は賛美歌の演奏に使われていたそうです。
移動式簡易オルガンといったところでしょうか。
「祈り」は、パイプオルガンのイメージで作られたそうでゥ
ちょっと荘厳な雰囲気でした。

小山さんが戻り、軽くお話。
小山さん曰く「バンドネオンは人の声の成分に似ている」。
「人の吐息」のような音がいいみたい。
小川さんが、両端を真ん中に向けて押し、
小山さん希望の音を出してくれました。
「マニアとしてはたまらない!」と言ったとき
撮影していたコヤマさんも笑っていましたよ。

楽しいお喋りから、
(美人相手にドキドキ、珍しい楽器にウキウキのモードから)
一転して、次の曲の演奏のため、集中力を高める小山さん。
始まったのは12曲目「ユリエ」。
ユリエの切ない気持ちの流れが、バンドネオンの音にうまく乗っている。
苦しんだ先のひとつの出口なのかな。
小川さんは、楽器左側を叩き、打楽器のような音も出していました。

重い曲が終わり、ふたたびお話TIME。
上記ジャケットのお話など。
撮影のためにうしろに大きくスリットを入れているそうで
実際には、この体勢で演奏することはないそうです。
なんだか「一部のマニア」には受け、
ジャケ買いした人もいたらしいです。
そんな話を聞いていたので、小山さんは
小川さんがどういったファッションで来るのか
とってもワクワクしていたそうです。
小川さんはジーンズで来ようかと思ったけど
小山さんの声にならない声に「ちょっとだけ応えて」くれたそうです。
ありがとうございました。

さて。次の曲へ。
13曲目「天使の歌う朝」。
女性シンガーとの競演では定番になりつつある曲です。
メロディラインが優しいからなのか、
間奏等でいろいろ遊べるからなのかはわからないけれど
これもバンドネオンの音がしっくり来て
「希望的な朝」を感じました。

小川さんが大きな拍手に送られ退場。
次のコーナーは、ネイキッド恒例「カバー曲コーナー」です。
「傷天=ショーケン→」ってことで「前略おふくろさま」。
歌のタイトルを告げた時の会場の反応を見て
「なんだ、みんな同世代か」と言い切りました。
(タイトルは知っているけど、ドラマは見ていない世代もいますよん)
「マイクがないからどこでも歌えちゃうコーナー」なので
演奏場所を求めて移動。
いろいろ模索していましたが、照明の関係で、
舞台下手側で演奏準備開始。
お客さんに楽譜をもってもらうんだけど、
読みづらいみたいで顔を近づけ確認。
すかさず「老眼?」の合いの手が入る。
小山さんも慣れたもので「近眼」と即答。
なごやかにカバー曲(14曲目)コーナー終了。

小山さんが舞台中央に戻り、最後のゲスト、丹菊さん登場。
なんだか、丹菊さんって、小山さんとかなり共演をしているイメージがあるんだけど
実は、97年(10月7日「Re-Born」)のパワステと、
ソウルメイト(00年6月9日@大宮)の2回だけなんですって。
プラス先日の25周年くらい。
なんだか意外。
ただ、お二人は、飲み屋や打ち上げではたくさん会っているそうです。
そんな、息のあったところを見せてくれたのが
15曲目「手首」。
コンガみたいな縦置き太鼓やちっちゃいシンバルを駆使した上に
コーラスまで付けていただいて、
ネイキッドなのに、バンドライブみたいな仕上がりでした。
曲の鋭角的な部分も良く出ていました。
MC。
25周年ライブの楽屋は、それはそれは、すごかったみたいです。
田中一郎さんと中野督夫さんが、まあ喋る喋る。
他のゲストが喋る隙間は無かったそうな。
「二大マシンガントークマン」に体力を奪われ、
各自ライブの出番は短い(2曲とか)のに
終わったらみんなヘトヘトだったそうです。
丹菊さんは、お酒は飲めないのに
打ち上げの時は、ウーロン茶で朝まで付き合ってくれるそうです。
「自分なら×、帰る」と小山さんは言ってました。
そして16曲目「今夜のアリバイ」へ。
私の席からだと丹菊さんがなにを操作しているのかわからない。
(鈴?)
歌詞カードにものすごく顔を近づけながらコーラスを入れる丹菊さん。
そんな丹菊さんの苦労も知らず歌いきる小山さん。
「『便利な女』とわかっている女性」の気持ちが伝わってきました。
なんでしょ。
泣き笑いみたいな?
そんなイメージ。
続けて17曲目「DADA」。
歌、というより、語りに近かった。
「暗い」とか「ダーク」とか、そんな言葉では表現できない
もっとなにか「根深いもの」が響いているようだった。

丹菊さんとリハーサルをしたのは昨日だそうで。
(でも息はピッタリ)
丹菊さんが前の曲で歌詞カードに顔を近づけていたのは
歌詞がわからなかったのではなく、
やっぱり照明で見辛かったからみたい。
「老眼?」
「近眼です」
MCも息が合っていました。

そして、ゲストの皆さん、再登場。
4人で演奏するのは「祈り」。
出だしは小山さんと丹菊さんの太鼓、
それに小川さんのバンドネオン、
中井さんのバイオリンが徐々に加わる。
それに合わせて、のように、
会場からも歌声が出てくる。
申し合わせたわけじゃないけれど、
最後は皆で歌う形に。
いろんな「祈り」が一つの形を作ったのが
見えるようでした。

拍手喝采で、とりあえず終了。

もちろんアンコールがかかり
小山さん再登場。
ライブの告知。
リクエストBest30の大阪・名古屋版と
記録に挑戦37曲ライブ(@東京)。
リクエストについては、東京は予想外の曲も多かったようで
「君たちひねりすぎ」と言われました。
大阪・名古屋ではどんな曲がリクエストされるのかな。
新記録(曲数)ライブについては
「50曲ぐらいやるの?」と聞かれましたが
「泉谷しげるじゃないんだから」と却下しました。
「一歩ずつ行こう」ということで、
今まで最高記録の36曲に1曲加えた37曲になるそうです。

アンコール一曲目。トータルで19曲目は「Blind Love」。
そりゃあ、みんなで歌いますよ。
続けて「PARADISE ALLEY」。
前奏コーラスをどこまでいれるか、
小山さんと客とで、ちょっと探り合い状態。
大きく盛り上がったところで
アンコールその一、〆。

再びのアンコールで、小山さん登場。
「今日は面白かったね」。
うん。と大きく頷いたよ。
本当に楽しかった。
開場前に、外で小山さんの曲を歌っていた人たちがいて、
小山さんは見て(聴いて)いたそうです。
「歌とギターのキーが違う。
 合わせてやれよ!」とプロの助言が出ました。

最後の最後の曲は「もうすぐ」。
長すぎたパーティーは終わった。
もうすぐ、どこかへ辿り着ける。
なんだか、暖かかった。


とりあえず。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「オリンダのリストランテ」

2008年11月01日 | 映画
ブエノスアイレスでリストランテを開いているオリンダ。
年齢的なこともあり、店を閉めようかと思っている。
料理の腕も落ちているかもしれない。
この先の不安からか、なんとなく攻撃的になっている。
そこに、別れた恋人を捜しているドイツ人の青年が訪れる。
成り行きで彼を店に泊めることになったオリンダ。
見るからにヘタレな彼だけど、
とにかく行動。片言のスペイン語を駆使して。
彼を見ているうちに、
オリンダも「行動」しようと決意する。

ほのぼのというほど穏やかじゃないけれど
「自分の場所」から動くことなく文句を言っているだけじゃ
なんにも変わらない、ってことでしょうか。
人生、いつでも、思い立ったときが行動の時。

リストランテ、とタイトルにあるけど
ものすごく美味しそうなものは出てきませんでした。
でも、食べてみたくはなったわ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」

2008年11月01日 | 映画
ブロードウェイでの「コーラスライン」再演のための
オーディション風景を追ったドキュメンタリー。
「誰でも参加可能」のオーディションにたくさんの人が集まり
何ヶ月もかけて、キャストが決まっていく。
個別演技になったときから、
すでに「この役には彼しかいない!」という人がいたり
途中まではいい演技だったのが、
最終審査の時まで間があいたため
演技に変化が出てしまい、失格になる人がいたり。
(橋本あっくんも「毎日同じ演技をする」難しさを語っていたなあ)
いろいろあって、合格者が決まります。

「コーラスライン」の舞台を見た親が
娘に夢をかけるのが、すごいというか、なんというか。
娘の方は、それしかない、の状態になる。
そういう人生もあるんだなあ。
出演できて良かったね。
「父がダンサーだった」と言った人の、その父。
「アポロ」を踊っている写真が出てきた。
その人のことはよくわからないけれど
「アポロ」を踊れる格のダンサーってことだよね。
膝の故障で手術をして、もう踊れないかと思っていたのに
バランシンは「いつ復帰できるの?」と聞いてきて
舞台に戻って踊った。
踊り終わったらダンスシューズの中が血だらけだったって話してた。
バランシンらしいなあ。

劇団四季(@青山劇場)で見たときは、
まだあまり宝塚を見ていない頃で、
だからこそ「踊れるダンサー」の基準は
ギエムとかニーナだったので、
マギー役の踊りのレベルの低さにビックリしたなあ。
いま見れば違う感想を持つかもしれないけれどね。

最終オーディションで振りを変えて踊った男性がいた。
それまではイイ線いっていたのに、
そのために(それだけじゃないだろうけど)不合格。
アピールと悪目立ちは違うんだなあ。

オーディションの裏側としても面白かったけど
初演者へのインタビューも面白かった。
ベネットの踊りが見られたのもよかった。
WSSの「cool」(たぶん)は、ほんの少しだったけど
貴重な映像だわ。

んーー。
そんでもー。
下ネタは、あんまり面白いとは思わないんだなー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする