きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

第10回「YEBISU亭」

2003年08月18日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
第10回ということで裃での前口上。「クソ暑い中お出でいただいて」と言う予定を「クソ寒い中」と変更したとか。今回のテーマは「記念日」(←つい卓治を思い出す)「記念日」「anniversary」などなど。

「白日の約束」柳家喬太郎
3月14日は何の日?ホワイト・デー?いやいや、もっと大事な日です。そう、浅野内匠頭の命日。プンプン怒る女の子がカワイイ。喬ちゃんの新作を久しぶりに聴けて嬉しいわ。オチもうまいです。

「寿限無」柳家花緑
いまさらとも思う「寿限無」。しかし花緑くんの早口攻撃で会場中大笑い。「大工調」とか早口系得意だもんね。わかっちゃいるけどおもしろい。

「TKKの今夜も踊ろう」
「ますます祖父小さんに似てくる花緑、ますますタマちゃんに似てくるたい平、生まれたときからキム・ジョンイルに似ている喬太郎、そしてハリソン・フォードに似ていると誰からも言われない私」のナレーションと共に登場したのは特別大物ゲスト・筑紫哲也(本当は「ちくし」なんだってさ)。筑紫氏司会により大喜利が始まる。最初は「ちくし」「らくご」「えびす」を使ってなにか言葉を作れ。ほぼ皆すべる。次はやりくり川柳。たい平くんは「レストラン」「焼肉屋」と書き、「そんな名前の・・・」でつなぐ。前にも見たネタね。そして多事争論ごっこ?「キャバクラ」「イメクラ」「テレクラ」でそれぞれ45秒で喋る。いやに「テレクラ」業界に詳しい喬ちゃんであった。

「幾世餅」林家たい平
たい平くんも古典がうまくなったなあ。清蔵の真面目さが伝わってくるので、ホロリとなります。太夫にもう少し色気があるとイイかなあ。

内容はすごく面白く大笑いして帰ってきたのですが、残念だった、というか、腹が立ったのが隣に座ったねーちゃん's。「今夜も踊ろう」は、そりゃ噺じゃないけどさ、会場も明るいけどさ、メールの確認したり打ったり送信したりするなよ。上演中は電源を切るのがマナーだろうよ!!筑紫哲也が有名人だからって携帯で写真を撮るな!その上、たい平くんを聴かずに帰りやがった。迷惑かけなきゃ何をしてもいいと思ってんのか、チクショウめ!!
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