きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「鳳凰伝」「ショー・ストッパー」@博多座(宝塚宙組)

2003年08月20日 | 宝塚(宙組)
 ハナちゃんのトゥーランドットと、タカ・ハナ・タニの並びが見たくて行っちゃいました。博多座まで。我ながらバカだ。
 ハナちゃんのトゥーランドットはさすがでした。「ローリン姫は殺され・・・」の歌のところでは、会場中が凍り付いていました。この歌をナマで聴けただけでも行った価値はあるというものです。ああ、ありがたや。彼女だと随所にある歌詞「美しいトゥーランドット姫」に違和感がないから良いですよね。最後の歌は変更しないほうが良かった。父王のためではなく、自分のために戦って欲しかったわ。
 タニは男らしくなっていてビックリさ!月組時代は末っ子で、まだまだ「男の子」だったのに、バラクはカラフに対等ぐらいでさ。まさか、ここまでできるとは思わなかったよ。贔屓目かもしれないけれど、芝居はうまいと思ったわ。歌も芝居の方はそれほど気になりませんでした。ショーのベネチアがちょっとヤバかったけど。ショーではガンガン踊っていたなあ。2番手(地方限定だけど)という位置にプレッシャーをそんなにカンジていないようで、成長振りが嬉しかったです。
 かなみん。あまり姫キャラじゃないなあ。しっかりしすぎていて、高貴な姫が恋に狂ったようには見えんのだ。後半の鞭打ちも愛しいカラフをトゥーランドットに渡したくないゆえに、というより、拷問係のようだった。ふーちゃんの方が良かったと思う。この辺の、ふーちゃんにあってかなみんに無いものがトップに必要な要素だとするならば、かなみんのトップは難しいかもしれん。夢の世界へ行くにはかなみんは堅実すぎるのかも。
 タカちゃんは相変わらず「我が道を行く」。淡々とした一直線さが好きさ。いづみちゃんのタマルは、まあまあ。声はいいと思う。首切り役人も、まあ良し。北京の役人がイマイチかな。ポッポさんに比べると迫力が全然無い。ポッポさんで見たかった!が、八犬伝で妖怪の親玉を演っているので仕方がないか。
 スッシーは、記憶よりスタイルが良かった。私の記憶違い?それとも誰かと間違えている?でも、ショーで一番踊りがうまいのがスッシーよね!う~ん、惚れたかも。いまさらなんだけど。萬さんもショーに出てくれて嬉しい。パリの紳士がとてもダンディ。あと、あひるだ!あひるって踊りうまいのね。いろんなところで目に付いたよ。もしかして、ロケットの芯もやってた?あと随所でソロを歌った天羽珠紀はうまかった。
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