きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「元禄バロックロック/The Fascination(ザ ファシネイション)!」宝塚花組(千秋楽配信)

2022年02月06日 | 宝塚(花組)
大画面の映画館の方が衣装や美術の美しさが
クリアに見えるとは思いましたが
拍手したり声を出したりしたかったので
自宅で配信を見ました。

開幕アナウンスでカレーが
「ありったけの愛を込めてお届けします」って言った。
ファンでなくてもときめく!

芝居はハッピーエンドなのが良いな〜。
内匠頭を除くだけど。
タカヤのやりたいこと全部盛りの話を
組子が生き生きと演じている。
演技の見せ場もしっかりあるのがいいね。
特に音くりちゃん!


ショーはOPだけで涙が出てる。
キラキラしたジェンヌさんの笑顔。
それだけで感動。

「ピアノファンタジ-」はできれば生で見たかった。
(中止になった25日のチケットを持ってたんだ!)
ビデオ出くり返し見た場面。
画面越しでも「踊りの花組」なのがビシビシ伝わってくる。
カレーがエネルギッシュでスタイリッシュ。
まどかちゃんの踊りもキリッとしてるけど無理がない。
娘役が脚を絡めるリフトとか
男役側がブレないのがすごすぎる。
両方とも女性なのに!


この後はTwitterから転載。

往年の名作から「エキサイター」というのがたまらんね!

花組トップはピンク色の衣装が似合う人を選んでいるのかなあ。

組長引き継ぎ場面あり。

カレーはこんなに現代的な顔なのに、
宝塚のクラシカルな曲が似合うんだなあ。

自宅配信組なので、
「心の翼」で思いっきり泣いていました。
カレーのソーン、見たいです!

「エーデルワイス」の訳詞が
なつめさんのお父様なんだよね。

ひとこちゃんの歌唱法って
とうこちゃんに似ているような。

マイティ、ハンサムだわ。

まどかちゃんが専科経由花組とか、
れいまど&まかはな誕生とか、
聞いたときは驚いたし、
本人たちがなにより大変だった思うけど、
こうしてきっちり仕事をしていて、
プロってすごい偉い、って思う。
客のささいな気持ちなんて跳ね飛ばして惹きこむ。
素晴らしい。
だからお金を払って見るんだわな。

マイティ、芝居の吉良がすごく胡散臭かったので(褒めてる)、
ショーの爽やか笑顔のキラキラ感が倍増してるよね。

カレーはガチャガチャ盛り込まない、
とてもシンプルなのに美しいな。
真ん中に、スッと、自然にいる。
それが似合う。

さおたさん、最後の組長挨拶。

花組ポーズってどっちの腕だっけか。

月組スカピン、キリヤンのお披露目から12年なのか!

95期からのお花はマイティね。

92期からのお花はタソ!人妻のタソ!

退団者4人が大階段を降りることができて、
本当に良かった!

ありがとう花組!
カレーの挨拶も立派だった。

センターって慣れないから
byさおたさん

たくさんの愛をありがとうございました、
の、みんなからの言葉に、
「なんのサプライズ」と泣きかけるさおたさん。
(次回の大劇場公演にも専科として出演されます)


自宅の一人暮らしだと大声を出せるからいいね。
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「大怪獣のあとしまつ」

2022年02月06日 | 映画


評判どおりの大駄作だった。
出演者とか誰かのファンでなければお金は出さない方がいいです。
無料ポイントがある?他の作品のために取っておいてください。
これを見るならシンゴジを見直してください。
役者ファンの方、ご愁傷様です。
それくらい酷い。


2時間という枠でどう見せるかのビジョンがまずない。
起承転結までいかなくても、
導入、クライマックス、オチ、のビジョンがない。
そもそも主題がない。
なにを見せたいのか。

たぶん監督さんの本来のフィールドの
「深夜ドラマで6回」なら、
そこそこ面白くできたんだろうな。
役者さんの小ネタや脱力系の会話やギャグが
全く映画では活きない。
TV用と映画用の演技が違うことに誰も気づかなかった。

監督は自分の脚本のギャグをさせるために役者を動かし
演技には期待していないかんじ。
概ねの役者は監督に従い
自分のカラーを封じるも
西田敏行だけ芝居心が滲み出ちゃった。

個人的には濱田岳のポジションが謎。
ああいう策謀家タイプはイメージじゃないし。
あんなに話の要にるのが不思議。

たぶん特撮部分は佛田さん担当で、
その辺はさすがの作り込み。

映画会社の偉い人がシンゴジを見て、
監督さんがそれを逆手に取って、
予算がついたから好きにやるぞー、
と振り切れることはできなかったんだらうな。
良識的な人が無鉄砲なオーダーに振り回されて、
どうにもならない部分を
仕方なく自分の得意分野で埋めて繋いだかんじ。

ものすごく個人的な思い込みの推測だけど、
古くからの特撮ファンの庵野さんは
役者の演技の基準が映画か映画から流れて来た時代のTV役者で、
こちらの監督さんは今どきのTV役者が基準で、
役者に求める演技のレベルが違うんじゃないかな。


ヅカで例えると、
予算をたっぷりつけるからベルばら的な輪っかのドレスの話を作ってね、
と正塚に依頼した結果、みたいな?
正塚は愛短とか、上からのオーダーにちゃんと応えられますけど。
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