きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

2/3めも

2018年02月03日 | 小山卓治


東京は久しぶりの白浜さんのソロから。
歌は新旧取り混ぜて。
「福山雅治は成功しても性格は変わらなかった」
をはじめとする業界話もたくさん。

小山さんのスカーレットは
だいぶ調教されてきた。
奥行きのある音。

二人のロックシンガーによるセッションは
「サウンドオブサイレンス」から。

小山さんセトリ。
ハートアタック
失われた週末
パラダイスアレイ
家族
ばあちゃんごめんね
ブラインドラブ
光がふる
世界は素晴らしい

セッション
サウンドオブサイレンス
イエローワスプ
ノーイージーロード

アンコールセッション
ハヤブサよ

世界は素晴らしいで手拍子。
ノーイージーロードは合唱。

ブラインドラブのギターの音、メロディが
とても美しかった。

白浜さんに「ギルド、いい音だね」
って、言ってもらった!
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「椿姫」ラウデール&レヴァツォフ/ハンブルク・バレエ団

2018年02月03日 | バレエ・ダンス


マルグリット役のラウデールが良い意味で貴族性が薄く、
アルマンとの身分差がばっちりだった。
上流ではない高級娼婦、
けれど、知性と自制も併せ持つ女性だった。
アルマン役のレヴァツォフはプ
ルシェンコの髪にヴィゴのような顔で
(宣材写真と全く違う印象)
情熱的な青二才だった。
恋にのめり込み、金を与える侮辱を思いつき実行する。
私が思うマルグリットとアルマンにドンピシャ。

パリオペ版ではモローしか見てなかったのか私、と思うくらい、
今日はストーリーが身体に入ってきた。
「マノン」の劇中劇はあそこまでシンクロしていたんだ。
マルグリットが身を引く理由も辛さも、
シンクロ率が高いからこそよくわかった。

この組み合わせはセカンドキャストだと思うけど、
二人ともノイマイヤー言語は身体に入っているし、
ゲスト無しの一体感は見応えがあった。
言い方が悪くて申し訳ないけど、
マルグリット役が大スターでないからこそストーリーに納得。

イヴァン・ウルバンの存在感もすばらしい。
花道で座っているだけなのに漂う気品。

アグエロとリアブコは劇中劇の登場人物。
物語を演じつつ、時には誰かの心、そのものになる。
確かな技術に裏打ちされたさりげなさが素晴らしい。

ショパンの音楽、流れるような動き、
どれもが繊細な感情を表していた。

舞台美術も美しかった。

カテコではノイマイヤー氏登場。

【配役】
マルグリット・ゴーティエ:アンナ・ラウデール
アルマン・デュヴァル:エドウィン・レヴァツォフ
ムッシュー・デュヴァル(アルマンの父):イヴァン・ウルバン

マノン・レスコー:カロリーナ・アグエロ
デ・グリュー:アレクサンドル・リアブコ

プリュダンス:パトリシア・フリッツァ
ガストン・リュー:マティアス・オベルリン
オランプ:リン・シュエ
公爵:グレーム・フルマン
伯爵N:マリア・フーゲット
ナニーヌ(マルグリットの侍女):ジョージナ・ヒルズ

演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
指揮:マルクス・レーティネン
ピアノ:ミハル・ビアルク、オンドレイ・ルドチェンコ

◆上演時間◆
第1幕 14:00 - 14:50
【休憩 20分】
第2幕 15:10 - 15:50
【休憩 20分】
第3幕 16:10 - 16:55
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「バグダッド・カフェ」(午前十時の映画祭8)

2018年02月03日 | 映画
訳ありストレンジャーが
鬱屈していた人・場所を変える話で、
筋的には良くあるのに、
なんだろう、すごく面白く、すごく素敵。

話のテンポ、画面構成も独特で、
観ているだけでワクワク。

ヒロインのヘアスタイルが
心の変化を表しているのが上手い。

いわゆる美男美女はいないけど、
みんな生活があって、恋もある。
ハイヒールで砂漠を歩いていたヒロインが、
夫の服を着て、妻であることを捨てて、自由になる。
開放感がたまらない。

子供はいない、という彼女の表情を
深読みしてもいいのかな。

旅なかばで妻の服しかない夫は
どうやって帰ったか。

帰ってきた彼女の髪は結われていなかった。

魔法のように、ではないのがいいね。
皺にならないように掛けた服から会話が始まり、
「仕事がスムーズに行くように」オフィスの掃除から
触れ合いが始まる。
着実に主婦として暮らしてきた彼女の年月があるからこそ
きっかけが生まれる。
彼女の、それまでの人生も、
彼女の糧になっているんだよね。
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