きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

2018年「ジーザス・クライスト=スーパースター(エルサレム・バージョン)」@越ヶ谷

2018年02月04日 | 劇団四季




ユダデビューの佐久間さんは、
音域と声量が足りないとか、
メインキャストとしてのパンチ&存在感が弱いとか、
歩く時などに素の部分が出るとか、
段取りをこなすのに精一杯感とか、
新人公演を見守る気持ちに近いけど、
若い世代の神とユダのガチンコ勝負は今後期待したい。

最後の晩餐でリズムが崩れたのが惜しいかな。

技術面より真ん中経験が足りてない、
と、思うのは私がヅカファンだからなんだろうな。

佐久間ユダの立ち位置はまだ掴めない。
ジーザスの片腕というほど、
彼だけ飛び抜けて
ジーザスに近いところにいるかんじはない。
片腕だと信じている、
ただの13番目に振り切ってくれてもいいんだけどなー。
 たんなる私の好み)

初役なのに大きさの違う劇場に連続登板だから大変ね。
セットは同じでも袖の位置とかは微妙に違うだろうから。

天国を夢みすぎたのだあぁぁっあああああ〜



マホメットは山をほんとおぉに

は、
スンラさんが京都から始めたアレンジだけど、
キヨミチも取り入れ、
新ユダにも受け継がれたのが感慨深い。
こうしてスタンダードが生まれるのね。

佐久間さんは田中さんよりは役に入ってるかな。
出てきたとき「細い!」と驚いたり、
スーパースターの衣装の布が余り気味とか、
田中さんでも思ったなあ。
若い人は細いから。

田中さんは爽やか要素が滲み出過ぎていたんだな、いま思うと。
もうすこし出れば彼なりのユダになったのかな。
千秋楽近くに唐突に出たから非難轟々だったからこその、
今回の新役序盤投入なのかな。

これからに期待、ね。
年齢的にも芝ユダは最後だろうから
芝ユダをたくさん見たい気持ちは
ものすごくあるけど、
若い人に役を上手く繋いで欲しい、
という気持ちもあります。


神永さんは前より表情やアクションが増えたかな?
釘で打たれた時がとっても痛そうだった。
神輿では群衆に手を差し伸べていた。
虚無の表情だったときもあったよね。
今回は群衆にできるだけ応えようとするからこそ、
自分で治せからの落ち込みや、
マリアが憩いとか、
メリハリが強くなったような。

山本さんは憩いで、柔らかい母性も感じるけど
ジーザスに匹敵するほどの存在感が弱い。

私としては、ジーザスを挟んで三角関係というか
ジーザスが真ん中で、ユダとマリアが対になる、
そんな芝居を見たいんだけど
今回は、まだ?ジーザスだけが突出している。
それはそれでジーザスの心の流れが見やすいけど。

本城シモンは「ローマを!」と最後の「栄光を!」あげるアレンジ。

「やり直すことはできないのですか」で
ペテロの声が強く聴こえて新鮮。

群衆はまだこじんまりだけど
(動きが揃いすぎ)
これからより小さい劇場にも行くと思うと
仕方が無いのかな。

阿部さんのヘロデはもっとやらかして欲しいな。

司祭様方は安定。


【配役】
ジーザス・クライスト 神永東吾
イスカリオテのユダ 佐久間 仁
マグダラのマリア 山本紗衣
カヤパ(大司教) 金本和起
アンナス(カヤパの義父) 吉賀陶馬ワイス
司祭1 佐藤圭一
司祭2 賀山祐介
司祭3 真田 司
シモン(使徒) 本城裕二
ペテロ(使徒) 五十嵐 春
ピラト(ローマの総督) 村 俊英
ヘロデ王 阿部よしつぐ

【男性アンサンブル】
渡久山 慶
小野功司
南 圭一朗
ビョンヒサン
白倉一成
宇龍真吾
中村 伝
安斎恵太
杉本 崇
永瀬俊秀
大萬昇太
山下泰明

【女性アンサンブル】
光川 愛
原口明子
小島光葉
花田菜美子
小島由夏
林 香純
矢野侑子
森川温子
加藤久美子
生形理菜
若松小百合
小松真美
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「不能犯」

2018年02月04日 | 映画


単純なネタ以外が無い、薄っぺらい話。
讃美歌もどき?の音楽って古過ぎるセンス。
こんな話だし某演技の人もいるんで、
何人かの演技上手も無駄遣いなかんじ。
ヤスケンが締めてくれるかと思えば早々に退場だし。

沢尻さんの生え際が後ろめで、
時代劇のヅラが似合いそうな綺麗なおでこだった。

マッケンユーは父親より芝居が上手いね。

原作が終わってないそうだから
話も決着がつけられないんだろうけど、
中途半端すぎるラストでした。
つまりは、不思議な力を持つ必殺仕事人。

1000円クーポンで見たから特に不満は無いけどね。


他人の死を願う人はたくさんいるんだね。
しかもその願いは高確率で勘違い。
怖いね。


仕事の依頼方法はあれで大丈夫なのかな。
誰かが先に個人情報満載の依頼状を見るんじゃないか?
「市民の善意に支えられたシステム」の
始末人(by明智抄)の方が合理的かも。
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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第四章 天命篇」

2018年02月04日 | 映画


予告やポスターと違って
対デスラー篇ではなかった。

サーベラーとスキンヘッドと陸戦隊のヒゲ篇。
旧作のキャラを順調に消化しつつある。
どちらかというと、
さらヤマより2の方に動き出しているかなあ。
できるなら、ヤマトの特攻無しで
斉藤さんも生き残る方がいいな。

旧作のミルは市川治さんで、
子供心にも無駄遣いと思ったけど、
もしかしたらスケジュールの都合とかもあったりしたのかしら。

「キーマン、そこは包帯姿だろう!」と思ったんだが、、、

子供を抱くサーベラーを見て、
大帝との子供なんだろうけど、
サーベラーが大帝の母とか、
あの絵の彼女がオリジナル世代
(オリジナルというよりクローン前の世代)
などとも考えたりする。

新作のテレサは目が大きかった。

旧作の2が正史で、
リメイクは若い人の二次創作、
ぐらいの感覚で見ています。
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