全体的に軽い。
重厚さが無い。
御崎先生の音楽からして軽い。
ロックのリズムを刻む、と、余韻なくサクサク進める、は全く別物なはず。
歌うように、であるべきところを、
軽快なリズムで、になっている。
ラブ一郎はムラ付きでも、東京なら伊澤先生と清川先生がいるじゃないか。
ドラムが強すぎる西村先生も。
蘭はなちゃんのエリザベートは、
なぜ魂が自由を求めるのか全く見えない。
憧れの先輩達のエリザが頭の中をグルグルしてて、
歌の音程を外しちゃいけないことに捕らわれているうちに
芝居終了なかんじ。
エリザベートがなぜ生きていたいのかが見えないので、
「生きたい」と「死=自由になりたい」の二律背反が存在しない。
そのため生の象徴のフランツ、自由の象徴トートも対立しようがないので、
極論かもしれないけど、話は成り立っていない。
カチャのエリザも大概だったけど、
あの学年で自分が思う人物像を芝居で表せ、ってのは無理だから仕方がない。
(それをその後に活かせなかったはアレにしても。)
蘭はなちゃんはキャリアは充分なんだからなあ。
音を外してでもガッツリ芝居をして欲しかったな。
サヨナラなんだし。
蘭はなちゃんがなんとか最後まで歌いきりました、以外が見えなかった。
東宝エリザの「夢とうつつの狭間に」の歌詞にもある
「一人になりたい 孤独はこわい
生きていたい でも突然消えてしまいたい」
の葛藤がなければエリザベートじゃないよな。
作品的にも、人物像的にも。
トートは、エリザベートの自殺願望の具現化でも、
滅びゆく帝国の象徴でも、実在する死神でも、なんでもいいから。
身体が薄いので豪華ドレスが映えないのも辛い。
そんなエリザべートなので、
トートが青い血を流しながら追いかける理由もわからない。
エリザベートの何処に惚れたか見えない。
けど、手に入らないものに魅了されて追いかける情熱は見えた。
ビジュアルはショーでもあんなかんじの時があったので新鮮さは無い。
ラストは羽に埋れていた。
あの若かったみりおがトップになった姿はなんやかんやで感無量。
彼女のさっぱりな芸風には、誰かネットリで応えないとな。
まさお節が入らないとダメなのかな。
みっちゃんフランツは、若い頃は庶民的過ぎだったけど
髭が生えてきたころから気品漂う大人な男で、眉間の皺が素敵だった。
鏡の間の歌に聞き惚れた。
最終答弁で勝ち誇った笑顔でトートに対峙するのも良い。
学年的には当然なんだろうけど、
他の生徒より頭ひとつ抜きん出ているかんじがした。
だいもんルキーニは可もなく不可もなく。
リカちゃんが私の基準だからさ。
もうちょいやって欲しい気もするけど
一人だけ暴走はできないよね。
二幕冒頭のアドリブは
チャッチャッチャッチャッ 台風が来るぞ
チャッチャッチャッチャッ 早く逃げろ
撮影したのは、油断していた2階センターのお姉さん。
ルドルフはカレー。歌はアレだけど、15分間話を引っ張る求心力はあった。
マデレーネはマイティで脚は逞しかったけど美人だった。
エルマーのあきらはイケメンで執念深い。
カフェでトートと握手した時の訝し気な表情が良かった。
花乃ちゃんのエトはいまみっつ。かなりアニメ声?
一花ゾフィーは身長と、低音の深みがあまりないため、迫力不足。
ショー部分は変わらぬ部分が多くて嬉しい。
一路さんの時はサヨナラ仕様で、今の原型はまりこさんの時からだったような。
一緒に身体が揺れてしまうね。
演出補は小柳ちゃんなんだね。
オサの時はイケコが忙しく演出補の中村B主体だったらしく、
だからドラマティックな要素が抜け落ち、
どうでもいい細かい芝居を入れて流れを止めていたけど、
今回も小柳ちゃんがいろいろ頑張ったのかしら。
だからビジュアルOKなのにどこか物足りないのかしら。
それは私の思い込みかしら。
全体的に、雪組2巡目ほどの「コレジャナイ」感はないけど
予想の範囲内で「あ~、はいはい」ってかんじだったな。
ミュージカルというよりはコンサート、ってかんじだけど
でも、10周年とかOGガラは熱い舞台だったしなあ。
次回見るときまでにいろいろ熱くなっているといいな。
公演デザート
「エリザベート」宝塚花組 2014-10-13
「私と踊ろ~るけ~き(410円)」
「エリザベート」の舞台であるオーストリアで愛されているチョコレートをふんだんに使用したデザートです。
チョコレートムースをベースにチョコレートロールケーキ、生チョコにホイップクリーム、オレンジピールを添えて・・・。
食べるなら、選んだ相手と、食べたいときに好きな音楽で・・・♪。
さっぱりめのチョコムースにくどい甘さのチョコソースがマッチ。ロールケーキとチョコムースの一体感も良いです。
重厚さが無い。
御崎先生の音楽からして軽い。
ロックのリズムを刻む、と、余韻なくサクサク進める、は全く別物なはず。
歌うように、であるべきところを、
軽快なリズムで、になっている。
ラブ一郎はムラ付きでも、東京なら伊澤先生と清川先生がいるじゃないか。
ドラムが強すぎる西村先生も。
蘭はなちゃんのエリザベートは、
なぜ魂が自由を求めるのか全く見えない。
憧れの先輩達のエリザが頭の中をグルグルしてて、
歌の音程を外しちゃいけないことに捕らわれているうちに
芝居終了なかんじ。
エリザベートがなぜ生きていたいのかが見えないので、
「生きたい」と「死=自由になりたい」の二律背反が存在しない。
そのため生の象徴のフランツ、自由の象徴トートも対立しようがないので、
極論かもしれないけど、話は成り立っていない。
カチャのエリザも大概だったけど、
あの学年で自分が思う人物像を芝居で表せ、ってのは無理だから仕方がない。
(それをその後に活かせなかったはアレにしても。)
蘭はなちゃんはキャリアは充分なんだからなあ。
音を外してでもガッツリ芝居をして欲しかったな。
サヨナラなんだし。
蘭はなちゃんがなんとか最後まで歌いきりました、以外が見えなかった。
東宝エリザの「夢とうつつの狭間に」の歌詞にもある
「一人になりたい 孤独はこわい
生きていたい でも突然消えてしまいたい」
の葛藤がなければエリザベートじゃないよな。
作品的にも、人物像的にも。
トートは、エリザベートの自殺願望の具現化でも、
滅びゆく帝国の象徴でも、実在する死神でも、なんでもいいから。
身体が薄いので豪華ドレスが映えないのも辛い。
そんなエリザべートなので、
トートが青い血を流しながら追いかける理由もわからない。
エリザベートの何処に惚れたか見えない。
けど、手に入らないものに魅了されて追いかける情熱は見えた。
ビジュアルはショーでもあんなかんじの時があったので新鮮さは無い。
ラストは羽に埋れていた。
あの若かったみりおがトップになった姿はなんやかんやで感無量。
彼女のさっぱりな芸風には、誰かネットリで応えないとな。
まさお節が入らないとダメなのかな。
みっちゃんフランツは、若い頃は庶民的過ぎだったけど
髭が生えてきたころから気品漂う大人な男で、眉間の皺が素敵だった。
鏡の間の歌に聞き惚れた。
最終答弁で勝ち誇った笑顔でトートに対峙するのも良い。
学年的には当然なんだろうけど、
他の生徒より頭ひとつ抜きん出ているかんじがした。
だいもんルキーニは可もなく不可もなく。
リカちゃんが私の基準だからさ。
もうちょいやって欲しい気もするけど
一人だけ暴走はできないよね。
二幕冒頭のアドリブは
チャッチャッチャッチャッ 台風が来るぞ
チャッチャッチャッチャッ 早く逃げろ
撮影したのは、油断していた2階センターのお姉さん。
ルドルフはカレー。歌はアレだけど、15分間話を引っ張る求心力はあった。
マデレーネはマイティで脚は逞しかったけど美人だった。
エルマーのあきらはイケメンで執念深い。
カフェでトートと握手した時の訝し気な表情が良かった。
花乃ちゃんのエトはいまみっつ。かなりアニメ声?
一花ゾフィーは身長と、低音の深みがあまりないため、迫力不足。
ショー部分は変わらぬ部分が多くて嬉しい。
一路さんの時はサヨナラ仕様で、今の原型はまりこさんの時からだったような。
一緒に身体が揺れてしまうね。
演出補は小柳ちゃんなんだね。
オサの時はイケコが忙しく演出補の中村B主体だったらしく、
だからドラマティックな要素が抜け落ち、
どうでもいい細かい芝居を入れて流れを止めていたけど、
今回も小柳ちゃんがいろいろ頑張ったのかしら。
だからビジュアルOKなのにどこか物足りないのかしら。
それは私の思い込みかしら。
全体的に、雪組2巡目ほどの「コレジャナイ」感はないけど
予想の範囲内で「あ~、はいはい」ってかんじだったな。
ミュージカルというよりはコンサート、ってかんじだけど
でも、10周年とかOGガラは熱い舞台だったしなあ。
次回見るときまでにいろいろ熱くなっているといいな。
公演デザート
「エリザベート」宝塚花組 2014-10-13
「私と踊ろ~るけ~き(410円)」
「エリザベート」の舞台であるオーストリアで愛されているチョコレートをふんだんに使用したデザートです。
チョコレートムースをベースにチョコレートロールケーキ、生チョコにホイップクリーム、オレンジピールを添えて・・・。
食べるなら、選んだ相手と、食べたいときに好きな音楽で・・・♪。
さっぱりめのチョコムースにくどい甘さのチョコソースがマッチ。ロールケーキとチョコムースの一体感も良いです。